見出し画像

【社会人一年生必見】真面目な仕事のサボり方

【注意!】
決して、仕事をサボることを推奨しているわけではありません。
『いい意味での』手の抜き方、気の抜き方を書こうかと思います。
なお、筆者も社会人スタートの頃に陥ったジレンマもあり、経験談をもとに書いていきたいと思います。

こんにちは!Kenseiです。今回は趣向を変えて、社会人1年生が陥りやすい、真面目に仕事をするリスクや、いい意味でのサボり方をご紹介します。
仕事は楽しさを見つけてやるのが一番ですよね!というお話しです。

真面目は正義なのか。

画像1

皆さんは「真面目」に仕事をする。ということに、どんなイメージを持っていますでしょうか。
・一生懸命ベストを尽くす
・上司に言われた仕事をきっちりこなす
・サボるだなんて言語道断!
・在宅ワークであってもデスクに8時間きっちり座って仕事する
・残業!残業!残業!!
・・・
こんなイメージを持つ人って、いると思うんですよね。
私も、社会人1年生、2年生くらいまではそうでした。まぁ、入社した企業が一般的には「ブラック企業」の部類に入るような会社だったというのもありますが・・・(でもここで結構重要なのが、働いているときは全然ブラックと思ってなかった)
真面目に働くことこそが正義!頑張れば頑張るほど報われる!頑張る、頑張る、頑張る、、、
頑張り続けることって、窮屈じゃないですか?もちろん、努力をして結果を出すことはとても素敵なことですし、「当たり前」なことです。頑張って頑張って、いろいろなことを犠牲にしながらでも、自己研鑽をして、鍛えて、強くなって、金メダルを取ったアスリートの方々、とても素敵ですし感動もします。でも、私たちはアスリートではないのです。
努力、真面目に頑張ることは正義です。でも正義の味方であることはいいのですが、正義のために頑張りすぎてしまうと、自分がついてこないこともあるでしょう。ぶっ倒れてしまうでしょう。ぶっ潰れてしまうでしょう。
私も何人も、そんな先輩、同僚、後輩をみてきました。役職は関係ありません。社長だって、新入社員だって、無理をすれば潰れてしまうのです。人間ですから。

頑張るってなんだ?

画像2

では、頑張るってなんでしょうか。辞書で引いてみました。

がん‐ば・る〔グワン‐〕【頑張る】 の解説
[動ラ五(四)]《「が(我)には(張)る」の音変化、また「眼張る」の意からとも。「頑張る」は当て字》
1 困難にめげないで我慢してやり抜く。「一致団結して―・る」
2 自分の考え・意志をどこまでも通そうとする。我 (が) を張る。「―・って自説を譲らない」
3 ある場所を占めて動かないでいる。「入り口に警備員が―・っているので入れない」
[可能]がんばれる
類語 張り切る(はりきる)

主に、現在における意味合いとしては1がよく使われていますね。
「我慢してやりぬく」とこが頑張ること。そう。我慢することが前提です。
私の考えはこうです。「頑張る=自分の力量を少し超える。」ということだと思います。自分の力量の範囲内でできることは頑張ることではありません。「当たり前にできること」なんです。
なので、頑張り続けることで、自分の対応キャパシティは上がっていきますが、それをさらに越え頑張ってしまうことはやめたほうがいいでしょう。
そこで、出てくるのが「サボること」です。「サボる」って、どんなイメージですか?

「サボる」ということ。

画像3

サボ・る の解説
[動ラ五]《「サボタージュ」の略の「サボ」の動詞化》怠ける。怠けて休む。「仕事を―・る」
[可能]サボれる
類語
怠ける(なまける) 怠る(おこたる) ずるける

はい、いい意味じゃないですねw
怠ける。怠けて休む。これが本来の意味。でもここで私が言いたい「サボる」は「怠ける」のではないのです。
ここでお話ししたい「サボる」は「手を抜く」ことなのです。
大谷翔平でも、100%の力で直球を9イニング投げることはできないと思います。戦略的に緩急をつけることはもちろんですが、ある程度100% で投げるポイントと80%、70%で投げるポイントを分けているのだと思います。
そうすることで彼はメジャーでも超一流のピッチャーですし、怪我をし、手術をした後でもあのように活躍できているのだと思います。
手を抜くこと、自分を保つため、潰れないために必要なことなのだと私は思います。真面目に働くこと。しっかりきっちり仕事を行うこと。もちろん当たり前に大事なことですし、やらなければならないことです。でも、プロジェクトがひと段落したら、今作っている資料が完成したら、キリがいいところまで作れたら。少しの間の小休止は必要です。これは怠けてるのではないのです。

真面目な仕事のサボり方

画像4

仕事は真面目に。休むときは休む。これを実践していても、「休めないから!」という人もいると思います。休んでいたらライバル・同僚に置いていかれるのではないか。休んでいる暇なんかないんだ!。これこそが陥りやすいポイントなのです。新入社員は会社に対して希望を持って入ってきます。しっかり自分が貢献してやる!早く戦力になる!と気負って会社に入ってくるものです。当たり前なのです。人間、入りたてが一番気合が入り、頑張って頑張って、なんとか食らいついていこうという気持ちになると思います。
いいんです。それでも。でもね。
同僚も、ライバルも、みんな人間です。
みんな、どっかで休んでいるんです。
差をつけて、結果を残す人は、上手いやり方を知ってたり、身につけていたり、ラッキーが重なったり。いろいろあります。
努力の果てに結果を手に入れることは当たり前です。
でも、度を超えた努力をしすぎた後に手に入れる結果はしんどいですよ。

いいじゃないですか。手を抜いても。
仕事をするって、どういうことですか?お金を稼ぐこと?自分のスキルを上げること?会社を大きくすること?
人それぞれなんですよ。みんな、目的が違うんです。

仕事ができる先輩、よーく観察してみてください。私が尊敬している、仕事ができる先輩方は、どこか余裕があるんです。
切羽詰まることもあります。しんどい時もあります。でも、気持ちには余裕が残るんです。余力があるんです。100%+残しておいた20%の使い期を知っているんです。

皆さんの周りはどうですか? 「あの人、仕事ができる人だ!」と思える人。ガッチガチに真面目に取り組んで、ヒィコラしている人ですか?しんどくてもなんでも、仕事とか、業後を楽しんでいませんか?

手の抜き方は人それぞれです。私の場合は現在在宅ワークですので
・好きな音楽を流す。ラジオを流す
・コーヒーを入れるため、リビングに降りて家族と少しだけ会話する
・提案資料やセミナーの資料が作り終わったら、一旦休憩する。
・なんかうまくいかないときは、散歩に出かける
・合間に自己研鑽のためにWEB展示会や講演を聞く。
・早上がりをする
こんなことをやっています。我ながら、よくサボってますねw

他にはこんなこともあるんじゃないでしょうか?
・コンビニにおやつを買いに行く
・事務所で同僚と談笑する
・こっそりソリティアをする
・副業のライターをする
・本を読む
・オンライン英会話の教室に通う
・タバコを吸う
・昼寝をする
まだまだあると思います。
でも、よく考えてください。よくみてください。この項目で明らかに怠けてサボっているものって、1つ2つくらいではないですか?
所属する会社の規約や倫理的にNGなものはあると思いますが、自己研鑽といえば自己研鑽に使えませんか?英会話なんて最たるものですよね?
手の空いた時間に、少しだけ英会話をする。今後の仕事にも役立ちそうです。


うまくサボった結果

うまく手を抜く。どうやってもうまくいかない時だってあるんです。でもそんな時に無理をしても、効率も上がらないんです。できないんです。
それならいっそ手を抜くことをお勧めします。
最終的な結果は同じであれば、少しサボって、頭をスッキリ、リフレッシュして望んだほうが、心身の健康のためにはいいですよね?
締め切りを守り、結果を出せるのであれば、積極的に手を抜きましょう。サボっちゃいましょう。そうすることで、心に余裕もできます。その余裕は自己研鑽に使う。そして、いざという時に余力を使いましょう。そうすれば自分の対応キャパシティも上がり、新しい知識や技術も使える。そういう良い結果があなたにも訪れるでしょう。


と、ここまでお話ししていますが、冒頭にも書いてあります通り、サボりを助長するものではないです。仕事はしごと、きっちりしっかりやることは大前提です。私も仕事は仕事できっちりやっていますが、キリが良くなったり、頭を整理したいときに、このようなnoteを書いたりしています。

ITコンサルは、私の知識や経験の積み重ねでできています。しかしながら現場では私の知らないことも多く、とても勉強になりますし、実践経験、キャパシティをあげてくれます。本業は本業としてしっかり営業を行っています。両方が相乗効果となり、実績に繋がる。こんな良いサボりはないのではないでしょうか?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?