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SAが起こす小さな現場革命 Part3:SAのキャリアパスを定義してみた

私、えいる は2022年3月に転職して、あるベンチャー企業でソリューションアーキテクト(以後、SA)という仕事をしています。

SAはまだ知名度が低く、どんな仕事?と聞かれるマイナー職です。

しかし今後のコンサルやIT業界で必ず必要とされ、数年後は注目職の1つになると私は確信しており、SAの業務内容、必要性、活躍の事例を連載形式で紹介していくことにしました。

  • クライアント要望を理解しきれず、適切な見積もりや提案ができない

  • 受注後に想定外の作業・課題が多発して案件が炎上

  • PMとエンジニアの会話が噛み合わない(現場が険悪)

こんな悩みを抱えている皆さん、その解決策の1つがここにあります!!


SAは、どのような経験を持った人が最適か?


今回は、どんな経験をした人がSAに向いていて、そのキャリアパスには何があるのかを紹介します。

今後、SAやジェネラリストのような広い視野と経験を兼ね備えた人材育成・活躍を考えている方、SA職にチャレンジしようと思っている方、必見です!


SAを目指すのに最適なタイミング

まずSEのスタンダードなキャリアは以下のイメージかと思います。

  1. プログラマー:入社して数年は先輩社員の指導を受けながら技術習得

  2. SE:担当機能の設計を任されSEキャリアのスタート

  3. PL:担当モジュールのリーダーとして全体をサポート

  4. PM:プロジェクト全体の責任者として案件管理や要件定義

  5. 管理職:俗に言う課長、部長など部門全体を管理

この中でSAは、PLやPM付近のキャリアから発展していくのが最適だと私は思っています。

SA誕生のキャリアパスイメージ

これはSAのミッションが

  • 確実性の向上:要件定義を中心に最上流工程の技術領域を一手に担う

  • 安定性の提供:クライアント要望を技術的に組み立て完成イメージを共有

であり、上流工程の知見やサービス全体を俯瞰して見るスキルが求められ、
これを持つにはある程度の業務経験が必要とされるためです。

その中でSAを問わず、IT・コンサル業界で活躍していくために必ず一度は、経験してほしいポジションがあります。それは…

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