なめたらあかん

今年の目標、的なことをひたすら考えている。

昨年自分が取り組んできた事、友達のラッパーへの曲提供、2〜3年前にかじり始めた時よりはるかにいい出来になってきた。

いや、なりそうになってきた。

昨年のうちに完成させようと思った3曲を12月から途中で放ったらかしにしてしまっているので、これは思いの丈をぶつけて完成させたい。

自分の長所は、勢いがある時の推進力。

短所は、持続力と完結させる事。

ここ数年は「イメージの7〜8割でいいからとりあえずやる。終わらせる。」を目標に仕事・音楽を進めてきた。特に仕事では、完成形が見えないので始められない、終わりが見えなくて途中でやめる、これらが多すぎて中途半端な作業が溜まっていっていっぱいいっぱいになっていた。そもそも、約束が守れていなかったため、「約束を守る」「成果を正確に報告する」「できなかったことは次の目標にする」ことで信頼を勝ち得ていったように思う。プライベートでも同じことが言えるが、仕事よりも甘くなりがちで、これは反省点である。

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さて、音楽です。

昨年から力を入れているのが、ミックス。 MIXと書いた方が格好がつくかな?大まかに言うと、作曲して録音した各楽器や打ち込みの音の聞こえを良くする作業だけど、ライブのPAのようにそれぞれの音のバランスを取るだけではなくて、PC内で編集もできてしまう。作曲時とはまた違うインスピレーションの場で、楽しいが集中力を発揮しないといけないのでとっつき辛い。

ここでも苦手分野があって、空間を彩ることができる空間系のエフェクトが難しい。普段からセッションやバンドでベースを弾いているときに、アンサンブルにおいてベースには空間系エフェクターが必要になることがほとんど無いためか、どうもイメージが湧かない。実際弾いていても、イメージで鳴っていない音を補完しているのか、実際にその空間(いわゆるハコの鳴り?)を聞いているのか、音の伸びを感じている・・気がする。うまく弾けているときは、正直満足している。ベースだと響き以外に調節すべきパラメータや奏法があって、それでかなり雰囲気が出せるようになってきたから、下手に空間系を入れない方がスッキリすることがほとんどだ。というか、他の楽器がいるので自然と響きが複雑になる。

これがPC上だと、そう単純にはいかない。

一度録音された音は、非常にドライに聞こえるので何らかの処理が必要になることがほとんどだ。その楽器にいいところを引き出すように、ニュアンスをどのくらい残すか、あーだこーだやってるうちにあっという間に時間は過ぎていく。瞬時にイメージできることからインスピレーションのまま進めていくと、どうしても空間系を後回しにしてしまう。もしくは、適当な設定で何となく進めてしまう。

打開策として、作業を始める前に表現したい空間を図や文章にしてみようと思う。自分なりに十分にイメージを膨らませてから、取り掛かりたい。

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ミックスというものがよく分からなくなって、調べまくったのが昨年の11月ごろかな?この動画に出会いました。

『くるりの『東京』、スネオヘアー、古川本舗、アゴアニキなど今までに4,000組以上のミュージシャンのレコーディングと30,000曲以上のミックス・マスタリングを手がけたエンジニア原が解説する“ミックスとマスタリングの違い”とは。』

−動画説明文より引用−

Cafe au Label 原 朋信さんによる、すっと〜んと腑に落ちたありがたき解説です。

「ミックスは、気の赴くまま表現してもOK!」

「マスタリングは徹底的な客観視。」

なるほどねー。まだ俺の表現は終わってなかったのか笑 AIによる自動マスタリングツールの購入にも踏み切れた、良き出会いでした。ありがとうございます。



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