石動なつめ
撮った写真のまとめです。
物語は完結させてこそである。 ……と聞くと、私も少し耳が痛いのですが、物語を書き始めると途中で止めてしまうという経験はないでしょうか? 私はあります。USBメモリに保存してあるフォルダを見たら、何年も前から設定や、途中までは書いてある物語が大量に出てきます。 それを見るたびに「これ完結させないとな……」と思っては、なかなか進みません。読めば「あ、面白いじゃん」となるんですけどね。その続きがどうしても思い浮かばない。 どうして書けないのかという理由は幾つかありますが、私の
生きたいように生きれば良い。 それが難しい事に気が付いたのは、社会人になってずいぶん経ってからの事だった。 自分の好きな仕事をして、 自分の好きな事をして、 自分の好きなように時間を使って、 学生時代、そして新社会人だった頃、簡単に出来たそれは時間が経つほどにとても難しくなっていく。 金銭的な感覚の変化、仕事のストレス、人間関係の悩み。 いっそ何もわからないくらい、必死で『今』を生きていたあの頃の方が、ずっと生きやすかった。 わき目も振らずに前だけ見て
空が青いと思ったのは、祖母の葬式の日だった。 秋の初めの当日は、夏の暑さなんてどこかへ行ってしまうくらいの穏やかな気候で、親戚は口々に「おばあちゃんが過ごしやすい日にしてくれたのね」なんて言っていた。 亡くなった人がどう思っているかなんて想像するしかないけれど、そう思う事で悲しい気持ちを軽くしていたのだろう。 火葬場に向かうマイクロバスの中で僕は、祖母の写真を胸に抱きながら、ぼんやりと外を眺めていた。 幼いころから見慣れた、何の変哲もない風景。 祖母と一緒に歩
小学生の頃、図工の時間で「ハニワを作る」という授業がありました。 FFシリーズのサボテンダーに似ているアレです。 確か、近所で赤土が掘れるからという理由だったと思います。 そうしてそれぞれ作って、窯で焼いたハニワがこちら。 ……長い年月風雨にさらされた結果、ちょっと怖い感じになっております。 左が私、右が妹が作ったハニワ。 私のは確か海賊だか何だかをイメージして作った気がする。 妹の方は耳の形からして人魚系? 良く分かりませんが、その頃に読んでいた本の影響ではないかなと
五月五日のこどもの日。天気が良かったので何となく車を走らせて出かけたのですが、お子さんやお孫さんを連れて仲良く歩くご家族ばかりであったので、その時にようやく今日がこどもの日である事を思い出しました。 もっと言えば、お店の季節コーナーに柏餅がずらりと並んでいる所でなんですけどね。「ああ、今日、こどもの日か~」なんて思いながら、こしあんとみそあんの柏餅を購入。祖父母の仏壇にも供えてから、母と一緒に美味しく頂きました。 働くようになってから「休日は楽しむもの」というよりも「身体
noteの方では主に写真を投稿しているのですが、以前より憧れていたフォトモンタージュ、というものを目指して作ってみました。 風景写真や人物写真と写真にも色々なものがありますが、その中で、私はとりわけ、写真の中に光が表現されている作品が好きです。 綺麗だなーとか、素敵だなーとか。 プラネタリウムで星空や宇宙を見た時のような、ただただ凄い、という感情が浮かんできます。 そうしている内に、自分でも作ってみたいな、と思ってはじめてみました。 写真も含めてまだまだこれからです