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新アーキテクチャワーキンググループ

はじめまして。前回CTOの松田より紹介した「アイスタイル システムReborn」プロジェクトの新アーキテクチャワーキンググループのプロジェクトマネージャを担当している野尻です。

3つのワーキンググループ

「アイスタイル システムReborn」プロジェクトでは150以上のサブシステムのクラウド化と開発手法の見直しを行う大きなプロジェクトであるため、プロジェクト内部に大きく3つのワーキンググループ(以降WG)を設立し、プロジェクトを推進しています。

・クラウド化WG
 
AWSへのオールクラウド化の推進
・新アーキテクチャWG
 
クラウドネイティブな新アーキテクチャへの移行の推進
・技術選定WG
 
クラウド化、新アーキテクチャへの移行後に元の古い状態へ戻らないようにするための基準、フロー、ルールの制定やドキュメントの整備の推進

これら3つのWGが連携しながら「アイスタイル システムReborn」という1つの大きなプロジェクトを動かしています。

新アーキテクチャWG

これまでアイスタイルでは、仮想サーバや開発環境の共用や複雑なアプリケーション間の依存関係や環境構築手順等が原因で

・環境構築やデリバリーに時間がかかる
・環境によって動作が異なる
・障害発生時の影響範囲が大きい
・責任分界点が不明瞭

といった課題がありました。

新アーキテクチャWGではこれらの課題を解決する手段の1つとしてコンテナの技術を採用することにしました。

先に述べた通りアイスタイルでは150以上のサブシステムが存在していますが、人の入れ替わりや組織変更に伴うシステムの担当変更を繰り返していくうちにすべてのシステムを正確に把握できていない状態となっていました。

そのため新アーキテクチャWGではクラウド化、コンテナ化の事前準備としてシステムの棚卸しを実施しました。

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棚卸しを実施することでアイスタイルで開発・保守・運用しているシステムの全貌が明らかになり、改めてシステム観点での課題を浮き彫りにすることができました。

棚卸しした情報を元に今後クラウド化WG、新アーキテクチャWGでそれぞれクラウド化、コンテナ化の設計、移行を今後進めていく予定です。

最後に

今回は「アイスタイル システムReborn」プロジェクトの3つのワーキンググループのご紹介と新アーキテクチャWGについてお話させていただきました。次回以降、クラウド化WG、技術選定WGについてもそれぞれのプロジェクトマネージャから各WGの説明をしていきます。

アイスタイルではこのチャレンジングな試みに一緒に飛び込んでくれる仲間を募集中です!!!

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ぜひぜひ、お気軽にご連絡ください!


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