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シンプルだけどマストなこと。

今、大切なことって何だろう?そんな想いから、istutオリジナルの缶バッジを作りました。

すべて、フィンランド語のバッジにしたのにはふたつの理由があります。istutがフィンランドカフェ&雑貨店だからというのが理由のひとつですが、「笑顔になれて、クールでカッコいいモノ」を作りたくて、英語よりもフィンランド語の方がいいなあと思ったんですよね。フィンランド語だと、ほとんどの人は言葉の意味がすぐには分からない。なんかそういうジワジワと楽しめるバッジにしたかったんです。フィンランド語に詳しい方には「そうそう、こういうのが欲しかったのよ」と思っていただけたらとても嬉しいし。

新型コロナウイルス(COVID-19)の感染が世界中に広がり続け、私たちの暮らしは、以前とは大きく変化しました。この憎きコロナのお陰?で、生きていく上で本当に大切なことは何なのか、それを考える良い機会をもらったと思っています。大切なことってだろ何だろう?結局のところ、シンプルに「ああ美味しい」って思えることや「クスッ」とでもいいから笑えること。そして「楽しいなあ」というキモチを分け合えることなのでは、と私たちは思うんです。

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「シンプルだけれどマストなこと」。そんなメッセージを何かの形にしてお届けできないかなあと知恵を絞り、この度これらのオリジナルバッジを作ってみました。それでは、それぞれのバッジの意味と、そこに込めた想いを紐解いてみたいと思います。

【カンセンを防ごう】シリーズ
[Käytä kasvomaskia] マスクをしよう!
[Pese kädet] 手を洗おう!
[Pidä turvaväli] 距離を取ろう!

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フィンランド語で「マスクをしよう」「手を洗おう」「距離を取ろう」という意味の3つのバッジを作りました。この3つのフレーズこそ、今年の流行語大賞に選ばれるに間違いありません。聞き飽きたし見飽きた、という方のために、あえてカッコよくクールな雰囲気で作ってみました。聞き飽きた見飽きた3つのフレーズも、不思議なことに新鮮に感じませんか?今年にとどまらず、来年も大活躍してくれそうなこのバッジをバッグや帽子やコートにつけて歩きましょう。「それって、どういう意味?」と聞かれたら、「今年の流行語大賞だよん」と自慢げに答えましょう。うーん、カッコいいです!

【オイシイを歌おう】シリーズ
[Hyvää ruokahalua] どうぞ召し上がれ!
[Onpa herkullista] とっても美味しい!
[Kiitos ruoasta] ごちそうさまでした!

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フィンランド語で「どうぞ召し上がれ!」「とっても美味しい!」「ごちそうさまでした」という意味の3つのバッジを作りました。食べることは生きること。生きることは食べること。美味しいものをたくさん食べて、ああ美味しいって思えることは、シンプルながらも最高に幸せなことであり、人間にとって一番大切なことだと思います。バッジの真ん中には、カイフランクがデザインを行ったスカンディアシリーズのカトラリーをイメージしたイラストを入れました。カイフランクほど庶民の食事に寄り添ってくれたデザイナーはいないと思っている私たち。彼のカトラリーで今日も美味しく食事を楽しんでもらえたら嬉しいなあ、という思いも込めてクールでカッコいいバッジにしました。これからも皆さんの毎日の暮らしの中で、「さあ、できたわよ。召し上がれ!」「わあ。なんて美味しいの!」「美味しかったー。ごちそうさまでした!」という心豊かな時間が繰り返されますように。

【スマイルを運ぼう】シリーズ
[Niin söpö] なんて可愛いの!
[Niin hyvä] なんて素晴らしいの!
[Niin upea] なんて素敵なの!

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フィンランド語で「なんて可愛いの!」「なんて素晴らしいの!」「なんて素敵なの!」という意味の3つのバッジを作りました。ご覧の通り、フィンランド語の文字を顔に見立て、スマイルなデザインになっています。いろいろな状況に疲れてきてしまい、ついつい忘れがちになってしまうスマイル。私たちも、ともすれば眉間に皺を寄せて難しい顔をしがちな日々です。ですが、お客様がお店に現れた時、お客様が窓越しに手を振ってくれた時、お客様がお子さんのお写真を送ってくれた時、自然と大きなスマイルになっています。なるほど。スマイルっていうのは自分から無理に作り出すものではなくて、誰かから運ばれてくるものなのですね。誰かのお陰で、気づいたら自然とスマイルになっている。これはなんて素敵なことなのでしょう!このバッジを見た人たちが、自然とスマイルになったとしたならば、なんて素晴らしいことなのでしょう!

【ハッピーを渡そう】シリーズ
[Oon onnellinen] とっても嬉しい!
[Tosi hauskaa] とっても楽しい!

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フィンランド語で「とっても嬉しい!」「とっても楽しい!」という意味の2つのバッジを作りました。嬉しいことや楽しいことが、COVID-19がやってくる前より大幅に減ってしまった2020年。それでも、人々はそれぞれ工夫をして、少しでも嬉しいことや楽しいことを見つけていく努力をして、今を、そしてこれからを生きていきます。悲しいことやイライラすることは、時に感染してしまうことがあります。でも、嬉しいことや楽しいことも、その何倍もの速度で形を変えながら感染していきます。それはまるで、ふんころがしのように、「小さな嬉しい」が誰かの手に渡りさらに大きくなってまた誰かの手に渡り、「大きな大きな嬉しい」に変わったりします。「うつることは悪いこと」になってしまった今だからこそ、嬉しい気持ちや楽しい気持ちは、どんどん人にうつしましょう。このバッジでハッピーを運んで渡して、あなたもあなたの周りの人も、みんなが大きなスマイルになりますように。

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これらのバッジは、店頭およびオンラインショップでお買い求めいただけます。
大切なあの人への贈り物にもおススメです。


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