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不動明王様に守られている。

2020年12月人生で4度目かの鬱になった。

僕はとある場所で農業をしているところで働かせていただいていました。
はじめて5ヶ月ほどした頃全く動けなくなりました。

朝起きても冷や汗をかき体がこわばり、道ゆく人が狂気をこちらに向けているように見えて、行く場所行く場所すべてが怖い。

高三のときに一番ひどい鬱になった。
それは二浪生の春まで続いていた。
初期は授業中に発作が起こり机を蹴飛ばしたり(恐怖による)
授業中に先生の声の音圧に耐えられなくて抜け出して廊下の隅で座り込んだり、、
中期は家でテレビの前の布団の中で四六時中寝ている、寝ても寝ても疲れが取れないずっと眠い。
ただ全く体が起こせない。
経験のない運のいい人は「気の持ちようだよ」「だらけているだけでしょう」

そんなことを言ってきた。

鬱ってそんなもんじゃないんですよ
脳の炎症であることが最近の研究でようやく証明されたようけれども
自己の内面から発揮するエネルギーが枯渇し、脳みそが何も処理できなくなり
外部からの抗えない圧力を感じるそして怯えるしかできなくなる。
さらには認知バイアスが極端に自己否定に入っているので
どんな他の人の励ましの言葉も入ってこない、、、

まるで底なしの洞窟にいるような感覚である。

でも鬱の最下点から一旦回復した理由がこれだ。

「不動明王に守られている」

ナーマクサーマンダーバーサラナン
センダンマーカロシャーナー
ソワタヤウンタラター
カンマン

これは先日奈良にいらっしゃる山伏の方に教えていただいた不動明王召喚の呪文。

僕はいつも心の中に不動明王を召喚している。

不動明王はいわゆる不浄の神とされていて、
「トイレの神様」もともと下水が病気の温床とわかっていたので
それらを滅却するため不動明王の炎で滅するという意味でお札が貼られていたりする。

「不動明王はウイルスバスター」

みんな大好きコテンラジオの最澄空海編でその話がされていて今までの自分の考えに合点がいった。

何か始めるときは必ず犬山は八曽山にある八曽滝のそばにいつもいらっしゃる
不動明王様にお参り(ご挨拶)に行く。

自分の中の不動明王様に再度謁見して内面世界を清める。

自分の中にある自虐の念、悪い念を滅却する。

僕はデフォルトで自分の今までしてきたことを責めてしまい
自分自身の体もろとも消してしまおうとなてしまうのでまずはそこから。

もっと不動明王様を内面世界に強くイメージできれば
自分を殴ろうとする自分の存在、狂気を滅却していわゆる
インナーチャイルドを守れる気がしている。

僕は不動明王様に守られている。

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