「信じる力」を持つ人とは?
前回信じる力がなぜ重要なのか?そしてその身につけ方をレクチャーした。(こちらの記事をご覧ください)
では「信じる力」を持つ人とはどんな人なのか?
事例をシェアしたいと思う。
世の中には信じる力の強い著名人が多く存在する。
世界的経営者は特にそうである。
スティーブジョブスやビルゲイツ、マークザッカーバーグ、日本では松下幸之助、盛田昭夫、本田宗一郎、孫正義、柳井正などなど枚挙にいとまがない。
弊社はアメフトやラグビーなど日本TOPレベルでスポーツをしていた人が多いのでスポーツ業界で紹介したい。どうせなら、ラグビートップリーグで2019年シーズンまでキャプテンをしていた森田選手にインタビューをしてみた。
森田選手のインタビュー
Q、近年で最も「信じる力」が強いと感じている人ってどなた?
それは、ラグビー元日本代表監督エディー・ジョーンズですね。
関連著書は多く出版されているので、全巻読めばかなりの情報が手に入ると思います。私森田は、日本A代表に召集されてエディ・ジョーンズの指導を受けた経験があります。
エディ・ジョーンズの信じる力とは?
2011年ラグビーW杯イングランド大会、予選プール敗退から数ヶ月後エディ・ジョーンズ日本代表監督就任が発表されました。すでにサントリーのヘッドコーチとして日本で活躍されていたこともあり受け入れられるのは早かったです。”鬼軍曹”そんな異名をとるほど厳しいコーチとして有名で当時サントリーを連覇に導いた名将です。
エディ・ジョーンズは日本代表の改革に打って出ました。世界で最もボールを保持し続けるアタッキングラグビーを提唱。セオリーを全て無視したラグビーの手法であ理、前時代的と揶揄されてました。しかし、彼は、日本人の特性を最大限活かす手法だと信じて疑わなかったのです。
エディ・ジョーンズは怯まなかったんです。全ては世界に轟かせるジャイアントキリングを起こすため。彼はただ自分自身がやり切れることを信じ、日本代表選手が信じてくれることを信じ、世界中の人に日本代表が世界と渡り合えると信じられる日がくることを信じてました。
エディ・ジョーンズの指導を受けた私、森田にはこんなエピソードがあります。(決して、うんこマンのことではありません。)
オーストラリア遠征のとある試合、開始前に絶対に外に蹴り出すなと言われておりました。継続するアタッキングラグビーを体現するためです。にも関わらず、私は、状況的に苦しいと自分で判断して外に蹴り出した場面があ理ました。そして、私は、エディから試合後激怒されました。名指しで試合に負けたのはお前のせいだ!と言われたのです。その後召集がかかることはありませんでした。これが世界レベルです。
エディ・ジョーンズには、圧倒的に自分の戦略を信じる力があったんだね。
すると、森田はエディ・ジョーンズの指導を受けた別の選手のエピソードを語り始めた。
朝6時に叩き起こされてグラウンドに立たされた選手がいました。ただ指示に従えと言われ、急に厳しいトレーニングが始まりました。と思ったら、グラウンド脇にあるアイシング用のプールに入れといいます。ためらっていると、大声で怒鳴られる。全身ずぶ濡れになりながらのトレーニングが続けられました。
話だけ聞くとただの理不尽にしか聞こえないです。しかし、そんなエディ・ジョーンズを批判する選手は誰1人としていないのです。
エディ・ジョーンズが目標にまっしぐらであり、誰よりも選手や日本ラグビーの可能性を信じていたことが伝わっていたからだと思います。
エディ・ジョーンズは「信じる力」にただただこだわり続けてました。
そして選手には彼自身の全てを信じてくれと、そういう願いを込めていたように思います。理不尽な世界でも信じる選手なのかどうかを見極めるために追い込む、信じない選手は起用しない。信じる選手にはとことん信じきり信頼関係が生まれました。それが、南アフリカ大会の南ア戦の伝説のジャイアントキリングにつながったんです。
まとめ
たった1人の「信じる力」が日本代表だけではなく世界中のファンにまで派生した素晴らしい事例ではないだろうか?
これぞ、世界レベルで信じる力の強い、コーチだ。
会社でも同じことが言えるのではないか?社長からみたら、会社のこと、自分のことを信じれない社員はいらない。その代わり、社長や会社のことを信じてくれる社員は、とことん信じきる。それが強いチームなんだと思う。
さて、あなたはこれから何を信じて生きるのかい?
僕はまさに今信じる道を突き進んでいる。
経営者としてLIのビジョンをLIのメンバーと一緒に実現するために
もし仲間を信じる人生を送りたいと思うなら、我々のチームの活動に耳を傾けて欲しい。もし、興味があるようなら、是非一度、焼肉でも行こう。
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