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正月の駅伝を見終えて

我が家のお正月の風物詩は・・・「駅伝」である


1日のニューイヤー駅伝、2日・3日の箱根駅伝を毎年テレビで見ている。
中学生ぐらいからだと思うので、かれこれ15年くらい
年末の高校駅伝、箱根、ニューイヤーと選手の成長が見られるのも醍醐味だと思います。


スポーツ全般に好きだけども、駅伝を特に追っかけてるのも
・走ること、タイムで競うという明確さ
・チームの為に走る必死な姿
が見ていて好きなのだと思います。


好きな選手、印象に残っている選手も何人もいますが、一番印象に残っている選手は柏原竜二選手です。


柏原選手は福島県のいわき総合高校から登用大学に進学し、箱根駅伝の5区で4年連続区間賞を獲得し、「山の神」と呼ばれ、同大学の初優勝、在学4年間で3度の優勝に貢献した選手です。駅伝ファンならずとも知っている方も多いかと思います。
東洋大学卒業後は富士通に入社するも、怪我の影響もあり、2017年4月に27歳の若さで陸上競技を引退し、社業に専念することとなりました。


すばらしい功績を残した柏原選手ですが、個人的に印象に残っているのは競技ではないところです。

自分と同い年で1年生から活躍したことで単に選手としてすごいと思っていました。

そんな彼が2012年の1月、4年生で最後の箱根を走り終えた後のインタビューが非常に印象に残っています。

「僕が苦しいのはたった1時間ちょっとなんで、福島の人たちに比べたら全然きつくなかった。」

ソース


走り終わった後のインタビューというと、「チームの為に…」とか「区間賞を狙って…」とかいうのが多いですが、チームが往路優勝を果たした中で被災地のことも考えていたのは、本当に驚きました。
福島出身で実家が被災しているのもあるとは思いますが、同じ22歳で他の選手とは全く異なるコメントをできるのかと本当に強く印象に残っています。

人は言葉に強く影響されるものだと、改めて感じました。

実業団やマラソンで活躍する姿も見たかったですが、アメフトチームでのマネージャーという新たなチャレンジを応援しています。


そしてまだまだ駅伝シーズンは終わりではないです。
来週・再来週と都道府県対抗駅伝(皇后盃・天皇盃)があります。
ニューイヤーや箱根で活躍した選手の姿が見れるかもしれないので、要チェックですね!

最後に、駅伝を見ているとなんだか走りたくなってきます。
風邪が完治したら、今年は定期的に走るつもりです。

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