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【1ヶ月海外放浪】暑さと疲労のバンコク🇹🇭《Day1-2》

 さて、旅行記を早速書いていくのですが、今回の旅行の概要をザクッと説明すると、2023-09-05から09-29にかけて、25日間、海外にバックパッカーとして行こうという感じです。初めての1人海外です。目的地となる国は決まっているのですが、ここで明かしても面白くないので言わないでおきます。まぁそもそも航空券と最初の数泊分の宿しか取ってないのでどこに行くか細かいところは私もわかりません。

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2023-09-05 Day1

 そしてそんな旅行の最初の目的地は、、、
   BANGKOK
 そう、タイ🇹🇭の首都バンコク!!飛行機はANA849 東京/羽田→バンコク/スワンナプーム。これがまた厄介で00:05発のなんと04:35着(現地時間)。到着早すぎ。さらに東京とバンコクの時差は2時間なので、フライト時間はわずか6時間。到着2時間前くらいから機内食の提供があったりと、結局1時間半くらいしか寝れず、散々な旅のスタートを切ることになった。

ANAの最新鋭機材787-9。
窓際31Kの席で、隣には外国人家族が座っていた。
最近の機内食はエコノミークラスでも十分美味しい。

 到着直前には隣席の外国人の家族と話した。どうやらカリフォルニアから11時間かけて東京に来て、乗り継いできたようで、Very tiredだとのこと。私の予定とかも聞かれ、なんか少し仲良くなれたのかな?これが今回の旅行の記念すべき1発目の英語での会話。おお、意外といけるやん!英弱なのに。そんなことで自信をつけつつ、飛行機はまだ空港連絡鉄道(ARL:Airport Rail Link)すら動いていないスワンナプーム国際空港に定刻より約30分も早く到着。何してくれんねん。
 路線図のみかたがわからない観光客(?)にWe are here!というクソ簡単な英語で駅を教えたりして時間を潰し、5:30ごろのARTでようやく空港を脱出。終点の1駅手前のRatchaprarop駅で降車。

 最初の目的地はプラトゥーナム市場。屋台で売ってた25 Baht(≒100円)のThai Milk Teaを購入。うまいしでかい。東京なら600円くらいしそうだなぁと思いながらブラブラ歩いて、バンコクはこんな感じか〜と。左側通行とたくさんの電柱・電線。挙げ句の果てにはセブンイレブンもたくさん!ほぼ東京じゃないかと。ただ電線が所々切れて垂れ下がっているのはご愛嬌(?) そして次はバスに乗ることに。しかしこれに四苦八苦で、無駄に歩いたり、バス停で30分くらい待ったりと。まあバス停での待ち時間はバンコクのラッシュアワー見れて面白かったのでいいけど。原付3ケツとか。

やっすいThai Milk Tea

 そんなこんなでバスに乗車。バンコクのバスは日本とは違って車掌がいる(昔は日本にもいたのですが)。値段を聞くと、英語がわからないようで(観光客向けのバスとかでもないし当然)、わちゃわちゃ〜と言われよくわからないので適当に100バーツ札を出したら適当にお釣りが返ってきた。まあ合ってるやろ。コップン・クラッ。そして着いたのがワット・ポー。バンコクの三大寺院の一つらしい。しかしまだ朝の7:30。拝観は8:00からなので、近くのサラーンロム公園のベンチで休憩。ここはどうやらバンコク市民の憩いの場的な感じのようで、運動している人が沢山いた。すると突然笛が鳴り、音楽と共に国旗が掲揚。どのようにすればいいのがわからないので周囲の人と同じように姿勢を正し、下を向いて終了。これでどうやら8時のようだ。

公園。タイ人のおばさん方がたくさん走っていた。

 というわけでワット・ポーに。特に有名な涅槃仏は建物に入った瞬間、自分が息を呑むのが聞こえるくらい壮観。涅槃仏そのものももちろん凄いが、建物の天井の絵とかがとにかく壮観。そのあとはワット・ポーのほかの建物等を見学。木陰のベンチで休憩したりしつつ一周すると、涅槃仏は観光客でかなり混雑していた。最初に来といてよかったー。

涅槃仏
涅槃仏以外も興味深い


 次に向かうは、同じく三大寺院の一つのワット・アルン。ワットポーから徒歩ですぐTha Tian港に行き、そこで5バーツ(≒20円)払い、船に乗船。渡船が両岸を結ぶこの川はかの有名なチャオプラヤ川。日本の川とは比べ物にならないくらい広い!しかし船はあっという間に川の対岸に到着。降りるとすぐ、ワット・アルン。もう正直睡眠不足と暑さと荷物の重さで限界なので座って休憩をしたりしつつ、ワット・アルンを見学。

ワット・アルン。暁の寺ともいい、夕焼けの時間はとくに綺麗らしい。

 そのあとは再びのバスだが、今度は英語が通じた。8バーツ(≒32円)とのこと。安すぎ。バンコクにはエアコンバスと、エアコンのないバスがあって、これはnon-A/Cバスだから安いらしい。外は暑いけど、窓全開で風が気持ちいい上に、雰囲気もなかなかよき。無事目的地のChangchui Creative Spaceというマーケットみたいなところに到着。写真撮ったり、軽食を食べたり。そのあとはまたバスに乗り、バックパッカーの聖地だというカオサン通りでカフェに入って時間を潰たりし、早めにホステルにチェックイン。暑いのと重いので疲れた!!!

non-A/Cバス。バンコクの雰囲気が伝わるだろうか。
Changchui Creative Spaceは
トライスター(L-1011)のまわりに展開している。

 3時間くらいホステルで休憩し、飯に行くことに。せっかくなので世界三大スープとして有名なトムヤムクンを注文。これがとんでもなく辛い!本場のは辛いと聞いてはいたもののの、ここまでとは!Thai Milk Teaがないととても食べられなかった。

トムヤムクン

 ホステルに戻り、洗濯をしに近くのコインランドリーに行った。洗濯1回40バーツだ。バスが8バーツと考えると高いが160円と考えれば激安だ。アメリカから来た家族3人が困っているようで、何やら聞かれた。俺も日本から来た初日だからわかんないけど、たぶんこうで〜みたいにして無事解決。初めての一人海外だからめっちゃ緊張してんだよね〜とか洗濯の時間に結構話して仲良くなれたのかな?でもすぐGood Luck!!と言い合ってお別れ。なんか寂しいけどこれが旅行の良さなのかもしれないとか思いながら、気分は最高でこの日は終えた。

コインランドリーの自販機には「とびこマヨネーズ」
と「鮭照り焼き」のおにぎりがあった。レア。

 ホステルはかなり綺麗だった。booking.comで1番だか2番目に安いやつをとったのだが大正解。4人部屋だがこの日の宿泊は3人で、他の2人はバングラデシュとオランダからだとのこと。バンコクは始めてかい?みたいなことを話したりした。



2023-09-06 Day2

 この日は疲労回復のため、旅行2日目だというのに11時ごろまでホステルでダラダラ。まだ旅行は3週間以上あるからしょうがない。そして向かうはジム・トンプソンの家。ここはタイシルクを世界に広めたアメリカの実業家、ジム・トンプソンがタイに住んでいたときの家で、彼が集めたタイとその周辺諸国の古美術品を展示していた。
家の中に入るにはツアーへの参加が必須なようで、ちょうど日本語ツアーがあったのでそれに参加することに。日本語が上手なタイ人スタッフさんの説明が面白くわかりやすく、なかなか価値ある体験だった。

ジム・トンプソンの家は6軒の家を繋げてできているのだとか。
彼が集めた骨董品

 そのあとはSiam Squareという繁華街を歩いたり。ここには日本語がたくさんあった。ツルハドラッグ、大戸屋、かつや、吉野家、とんかつ和幸、らあめん花月嵐、、、日本食が人気だからなのか、日本人が多いからなのかはわからないが、まるで日本にいるよう。何が言いたいかというと旅行2日目にして日本食に甘えた。言い訳すると、最初行こうと思ってた地元で人気のタイレストランが行列で、そんななか視界に日本食がたくさん目に入ってしまったのだからしょうがない。入ったのは大戸屋。日本との違いは水が有料で緑茶が無料だったことくらい。特にレポするようなことはなかった。
 最後にBTS(バンコクの高架鉄道のこと。韓国のアイドルグループではない)でSaphan Taksin駅に向かい、Sothorn港からチャオプラヤ川のExpress Boat Orange Flagに乗ることに。これは観光客向けではなく、現地人の通勤などに用いられる船で、なかなか豪快な運転で水しぶきがあがることも。しかしチャオプラヤ川の水は濁っていて、なんとも言えない気持ちだった。30分強乗ると、右側にはタイの国会議事堂が見え、Bang Pho港に到着。ここで船を降りると、魚釣りをしていたおじさんがちょうど魚を釣り上げていた。

タイの国会議事堂

 日も暮れ始めてきたので、地下鉄と空港連絡鉄道を乗り継ぎ、スワンナプーム国際空港へ向かうことにした。乗り換えの合間には、バンコクのラッシュアワーを見れた。なかなかである。空港連絡鉄道も帰宅ラッシュで大混雑である。しかし私も東京のラッシュアワーで訓練されている日本人だ。他の外国人が一本逃そうとしているなか、ジャパニーズ・忍者スタイルで無事に乗車した。

全然動いていなかった。

 空港連絡鉄道は夜のバンコク郊外を走っていく。駅に着くたびに沢山の地元民を降ろし、空港に着く頃にはだいぶ空いていた。途中高架からENEOSの看板などが見えた。日本企業が見えるとやはり日本人として嬉しいものである。
 空港に着き、チェックインし、荷物を預け、長い長いPassport Cotrolの行列を通過すると、いよいよバンコクの旅も終わりが近づいてくる。空港価格で夕飯を食べたりして、24:50発のタイ国際航空TG924に搭乗した。目的地は...
 MUNICH/MÜNCHEN
ドイツ🇩🇪・ミュンヘン!!!バンコクは正直トランジットのついで。ここからがいよいよ旅の本番である。TG924便は無事、スワンナプーム国際空港を飛び立ち、初めてのタイの旅は完結した。

タイ国際航空の最新鋭機材A350-900

 1泊2日と聞くと短いが、9/5早朝到着の9/6深夜発と、丸々2日間あったバンコクの旅はその暑さも相まって、とても長かった。しかし、さまざまなものを見たり食べたり、楽しかったのは言うまでもない。



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