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【筋トレ】デッドリフトを考える

筋トレ種目のBIG3と言えば、ベンチプレス、デッドリフト、スクワットですが、今日はそのうち、背中を鍛える種目として代表的なデッドリフトに関して、自身の取り組みについて考えてみたいと思います。

デッドリフトって必要ある?

筋トレを開始した当初はあまりデッドリフトをやっていませんでした。特にこだわりがあったわけでもなく、最初にトレーナーから、「デッドリフトは怪我のリスクも高く、他のマシン種目で代替できるので、やらなくていい」と言われたのが頭にずっと残っていたからです。なので、背中の種目については、メインはチンニング(懸垂)、マシンではラットプルダウンやローイング、下から引く系についてはベントオーバーロイングかTバーローイングなどを中心に行なっていました。

背中はもともと目に見えないですし、なんかマシンをやっていても"ここに効いている"っていうのを感じにくい部位でもあります。なので、苦手意識とあいまって、物足りなさはずっとありました。

デッドリフトに挑戦してみる

そんな中、今のトレーナーのもと、ちょっと背中のトレーニングにも変化をつけてみようと思い、3ヶ月程度前からデッドリフトを取り入れています。怪我をしやすい種目でもありますし、まずはしっかりとフォームを固め、徐々に重量を上げています。今の所、背中の日の1種目目として、メインは100kgで10rep、その後にその日の感覚によって110kgにするか、120kgにするか、それであらためて10repを目指すという感じでやっています。

デッドリフトの効果

デッドリフトを取り入れるようになって少し変化を感じてきました。それをまとめると:

  • 背中の厚みが増してきた。見た目ではわかりづらいが、シャツを着た時に感じる背中の圧迫度が上がってきた(シャツの背中がキツくなってきた)。

  • ゴルフのアドレス時の安定感、またスイング中の安定感が増してきた。

  • 日常生活でも姿勢の維持が楽に感じるようになってきた。

これまで背中は、マシンを中心に、低重量で丁寧に効かせることを意識してきましたが、デッドリフトでは、もちろんフォームは大事ですが、何より高重量を挙げること、それによって背中の厚みが増す効果はあったのかなって思います。他のマシン種目と違い、可動域がそんなに大きいわけではないので、「単純に高重量を挙げる」のも大事なんだなって感じます。

また背中だけでなく、下半身と上半身の連動が必要な種目ですので、副次的にゴルフのスイングの安定感も良くなった気がします。YouTubeには大谷選手のデッドリフト(HEXバーを使ってますが)も上がってますが、スポーツ選手が割とデッドリフトをするのは、やはり運動能力向上、出力向上に向いている種目だからかな、と感じています。

では、最初のトレーナーの意見、「デッドリフトは怪我のリスクも高く、他のマシン種目で代替できるので、やらなくていい」という意見は間違いなのでしょうか?僕はそうではない、彼の意見も正しいと思っています。筋トレの目的が、背中の見た目の改善であれば、無理してやる種目ではありませんね。私のような50歳台であれば特にそうです。私自身も、特にゴルフのために筋トレをしているわけではないので(最近筋トレの目的も曖昧になってきてはいるんですが…)、どうしてもやらないといけない種目ではないんですが、"変化をつけること"も大事かなと思ったりもします。今後も怪我をしないよう、メニューに取り入れていく予定です。

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