【投資】"キーエンスを見抜いた投資家"(日経新聞)〜株式投資のあるべき姿
今朝(2023年6月14日)の日経新聞は、比較的株式投資にとってはポジティブな内容の記事が多かったですね。その中でも、自分へのメモとしてクリップした以下の記事("(中外時評)キーエンスを見抜いた投資家 上級論説委員 藤田和明")を紹介します。
気になるフレーズの抜粋ですが:
"「株価ではなく、会社を買うのが投資の本質だ。はっきりした理念を持つ経営者の会社を選び、長期の成長に参画するのが株主になるということ」"
"「現在の貸借対照表ではなく、将来の損益計算書を考える」。5年、10年先をみて有望な企業を見いだし、資金面から応援することで成長の果実を得る。それが資産運用業の神髄だといえる。"
"一方で日本の資産運用業はどうか。資産運用会社の多くは、証券会社や銀行など大手金融機関の子会社という位置づけで規模を大きくしてきたのが実情だ。株式を短期で売ったり買ったりする延長線でもうけを考える証券会社の文化のもと、長期の視線の欠如が繰り返し指摘されてきた。"
"資産運用会社の経営トップに運用経験の乏しい人物が就いている、はやりのテーマを追う投資信託が人気で時間がたつと資産は減っていく"
以前、自身が書いたnote("個人投資家 vs. 機関投資家")とも通じることですが、いろいろな制約等がない個人投資家のほうが、本来の株式投資のあるべき姿、まさに記事中フィデリティ・ジャパン副会長、蔵元氏がおっしゃっている「株価ではなく、会社を買うのが投資の本質だ。はっきりした理念を持つ経営者の会社を選び、長期の成長に参画するのが株主になるということ」を実践できる主体であろうと思う。
引き続き自分の投資の基礎としていきたい。
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