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【新NISA】2024年の新NISA"成長枠"での戦略を検討する

2014年、新NISA制度も直近に迫る中、前回のnoteではつみたて枠での戦略を検討しました。今回は成長枠での戦略について検討したいと思います。


成長枠で何を買うか?

つみたて枠が年間120万円、月毎に10万円が上限であるのに対し、成長枠は年間240万円、また投資対象が幅広く、また買い方の自由度も高い(一括買いでもいいし、積立設定もできるし)ので、いろいろと選択の余地はあります。それがむしろ頭の悩ませどころになってしまうのかもしれませんが、今後の資産形成には大事なところです。

当方成長枠では、前回のつみたて枠の検討でもお話ししましたが、米国のハイテク株中心に構成されているNASDAQ、もっと正確に言うとNASDAQ100という指数に連動するインデックスファンドに投資をしようと思っています。

マネックス証券を通して、成長枠で投資ができるNASDAQ100連動のインデックスファンドを検索すると、幾つか出てきますが、コストの安いところでいくと:

  • ニッセイNASDAQ100インデックスファンド(285億円、信託報酬0.2035%)

あるいは

  • eMAXIS NASDAQ100インデックス(842億円、信託報酬0.44%以内)

の2つでしょうか。特段どちらかに思い入れがあるわけでもないですので、信託報酬の安い、また残高的にもインデックスの追随に十分であろうニッセイNASDAQ100インデックスファンドで行こうと思います。

いつ、どう買うか?〜2014年の相場観

前述のとおり、成長枠はその買い方も自由度が高い枠です。年初、年末に一括で買ってもいいですし、また期中、相場を見ながら好きなタイミングで買ってもいいですし。また、つみたて枠同様、毎月金額を決めて積立を設定することもできます。選択肢が多いとなかなか決められませんね(笑)

当方は、これまでこのnoteで検討してきましたとおり、メインシナリオとしては引き続き:

  • 米国利上げサイクルは終焉、その効果が現れ、景気は減速から後退へ。米国株は軟調に推移。日本株のそれにつれて頭が重い展開。また為替(ドル円)は金利差縮小のため、これまでの円安ドル高トレンドは終了(かといって過度な円高は想定していない)。

という感じで考えています。そういった意味では、成長枠については、米国株が下落するのを待って、そのタイミングで拾っていく、という選択肢が考えられます。

しかしながら、当然ですが、相場というのは思った通りにいかないものです。特に来年は大統領選もあり、あまり「株価を下げたくない」という思惑も働く年。慎重な金融政策が功を奏し、いわゆる"ソフトランディング"、つまりはあまり株価も下落せず、ずるずると右肩上がりに上昇していく…というシナリオも考えられます。以前のnoteでも検討したプランBです。こうなると「株価の下落を待って購入するタイミングを探ってたら、そのタイミングがないまま1年過ぎてしまった…」ということにもなりかねませんね。

じゃあどうするの?〜具体的買い方

当方は、「積立→一括買い」のハイブリッドで行こうと思います。まずはプランBもありうるので、毎月20万円ずつ積立で購入をスタート。もしメインシナリオのように株価の下落が起こったら("どの程度の下落か?"というところは議論の余地はありますが)、そこで積立をやめて残りの枠で一括買い、という感じかと。思ったほど下落しなければ、2014年はそのままずっと積立していく、という流れです。

マネックス証券に念の為確認したところ、成長枠において、最初は積立を設定してスタート、途中で積立をやめて一括買いに移行することは可能とのことでしたので、それでいこうと思います。

マネックス証券での設定終了

先日のつみたて枠に続いて、成長枠も以下の通り、マネックス証券での設定が終了しました。

マネックス証券での積立設定

これで来年スタートの新NISAについては、とりあえず準備完了。今後も定期的にアップデートしていければと思います。

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