【ゴルフ】ゴルフ会員権、1年で9%高 - 日本経済新聞
日経平均株価は34年ぶり、バブル期の最高値を更新しましたが、まだまだバブル期に比べて価格が低迷しているのがゴルフ会員権相場。まあ、これこそバブル期がいかに"異常"であったか、そしてその異常値と比較しても意味がない…という典型だったりしますが、足元は実需にあわせ、健全な形で会員権相場も上昇してきているようです。
当方がゴルフ会員権を購入しメンバーとなったのは、2018年5月と2019年9月。コロナ禍前ということもあり、会員権も非常にお手頃に見えました。渋野日向子選手が全英を勝ったのが2019年8月。ちょうどこの頃からですね、ゴルフブームが再燃し始めたのは。そして2020年、コロナ禍で一気に火がつきました。
ゴルフ会員権は投資対象か?
"ゴルフ会員権相場"というくらいですから、ゴルフ会員権も投資対象として見られることも多々あります。当方は、会員権を買うという感覚よりは、ゴルフ場のメンバーになる、という意識で購入しました。そして、FIREするにあたって自己資産の評価をした際にも、(そして今もそうですが)ゴルフ会員権や預託金は、ゴルフ場が倒産するリスクシナリオを想定しゼロとして評価しています(だいぶ保守的です)。
それでも、ここ最近の堅調な会員権相場の話を聞くと悪い気はしません。また、自分が所属しているゴルフクラブの評価が上がっているのもありがたいことだな…って思います。
ゴルフ会員権相場の先行き
とはいえ、このゴルフ会員権。長期的には全く期待してません。最悪、預託金くらいは返ってくればいいかとは思いますが、会員権がさらに値上がりし、高値で売れるイメージがまったく湧きません。その背景としては:
少子高齢化、そしてメンバーの高齢化。メンバーが亡くなられても、相続されずに市場で売却されるケースが今後増えてくる見込み。長期的にはゴルフ人口、増える見込みはない。
気候条件悪化により、芝の管理負担・コストが増加、あるいはそれができなくてコースの質の悪化。営業期間の短期化。寒冷地域はもともと冬場は営業できてないが、関東圏でも今後夏場の営業が厳しくなってくる?かも…
コスパ、タイパ/タムパ(タイムパフォーマンス)が若者の価値観に合わなさそう。
などなど。各ゴルフ場もおそらくは今後、新規会員の獲得にいろいろと工夫をしないといけなくなってくるでしょうし、どういった層をターゲットとしていくか、戦略も重要になってきそうです。
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