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【投資】都知事選候補、安野貴博氏の小説2冊を読む

直接的に投資の話題というわけではないのですが…なかなかシンドイ相場状況なので気分転換に(笑)

都知事選で話題となった安野貴博氏の小説、「サーキット・スイッチャー」、「松岡まどか、起業します」をこの週末で読みました。当方は隣県住まいなので、横から見ているだけでしたが、安野氏の奥様の演説をYouTubeで観て興味を持ちました。テクノロジーを駆使し、決して相手を非難せず、"緩い"ボランティアをまとめあげて実行する、新しいタイプのリーダーを見た気がしました。

基本あまり小説は読まず、また読むスピードもそれほど速いほうではない私でも一気に読めてしまう、読みやすく、またスピード感のある内容。近々ドラマ化、映像化されることが容易に想像できますね。おそらくはもうそういう話が進んでいるのかも。「松岡まどか、起業します」の方は地上波連ドラ向き?また「サーキット・スイッチャー」は2時間もの、あるいは映画・Netflixあたりが合いそうな気がする。あとは勝手にキャスティングでも想像しておこうかな(笑)


サーキット・スイッチャー

AI/自動運転実用化に向けて直面するであろう大きな社会課題、緊急時(どうしても人にぶつからないといけなくなった時)どう判断するかという、いわゆるトロッコ問題。それと事故が起こった際の責任問題、つまりドライバーがいないので、メーカーの責任となるのか?という2つの課題。それを小説の題材として取り上げる、筆者のこの分野への造詣の深さが感じとれます(という自分の勝手な想像ですが…)。とはいえ、そんな難しいこと知らなくても、単純に楽しめるストーリーに仕上げられています。

松岡まどか、起業します

現在自身でもスタートアップに投資をし、経営面をサポートしています。そうした中でスタートアップ界隈の熱量、スピード感、ボキャブラリー、資金調達のプロセスが大まかに感じとれる内容でした。

こちらもAIのこととか、スタートアップのこととか、よくわからなくても全然OK。なんの抵抗もなく、ストーリーを楽しめます。「AIスタートアップ」、聞こえは今風でオシャレ、流行りに乗っている感じですが、結局は"人"。そしてそれに関わる"人"の泥臭い熱量。それは今も昔も変わらないかな、というのがオジサンの感想です。

AI自動運転実現への課題、そしてスタートアップ界隈の雰囲気がわかるという点で【投資】というテーマの括りで取り上げました。

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