伊藤紀幸氏（ショコラボグループ代表）に一新塾でご講義！
昨日は伊藤紀幸氏（一般社団法人ＡＯＨ会長・ショコラボグループ代表）に一新塾でご講義いただきました。テーマは「夢みるチョコレート工房～障がい者・健常者・高齢者が共生するコミュニティ」です。一新塾は5回目のご登壇！（東京本科講義／地域科・通信科はストリーミング映像）
横浜にあるオシャレなチョコレート菓子工房「ショコラボ」。
プロのショコラティエの指導の下、障がい者が美味しいスイーツを作っています。目指すのは、現実のマーケットを意識しつつ、健常者と障がい者が共生・共働してつくる商品です。
2019年には、カカオ豆から手作りしたチョコレート菓子と飲物を販売する店舗を併設した「ショコラ房」もオープン。
2021年には、横浜ランドマークプラザにも出店。
2022年、古民家レストラン『久右衛門邸』をオープン。
「あらゆる人々を平等に尊重し、障がい者・健常者・高齢者が共生するコミュニティを作り、関与する全ての人々が物心両面の豊かさを感じられる仕組み作りで社会に貢献すること。」
ショコラボ・グループの企業理念です。
伊藤さんの転機は、障がいを持つ息子さんの養護学校初の父親参観。「お子さんたちは就職できたとしても、月給は３千円くらい」との教員の言葉に伊藤さんは衝撃を受けたと語られます。
「頑張って働いても自分の１時間の残業代ほどしか手にすることができないのか。」
障がいのある息子を持つ親として、障がい者が生き生きと働く場をつくることこそが、しくみをつくことこそが、自分の務めではないか」
ビジネスの世界から社会変革の道へと転身し、志を貫き挑戦し続けられた伊藤さん。
常に体当たりで瞬間瞬間を完全燃焼しながらの人生の歩みから紡ぎ出されたお知恵に触れさせていただきました。
奥さまがずっと大きな支えとなり続けていらっしゃったこと、直球で誰より自らの人生に影響をもたらした息子さんのこと、本当にかけがえがないです。（奥さまも一新塾にお越しいただけました！）
参加された塾生のみなさんのご感想と胸に響いたお言葉の一部です。
●チャンスはピンチを装ってやってくる
●最初の一歩が肝心
●試練の時は逆張り
●しゃにむにやるしかない
●最初は自分の人脈から始めるしかない
●他人からどう思われるかの鎧を外して生きる
●頭で考えるより心で感じたビジネスは成功する
●ありのままでいい。Let it be
●理念を語れば人が現れる
●一点突破で深掘り
「努力継承」の色紙のメッセージも刺さりました！
すべての出会いと出来事に真剣に向き合い続けることで、道が拓かれてゆく人生。伊藤さんの人生の歩みは、まさに志を生きる道標であると感じました。
●誰もが志を生きる一新塾
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