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「どうしようもある、世の中へ」一新塾講師に宿野部武志さん(一般社団法人ピーペック代表理事・一新塾OB)!

昨日は、「どうしようもある、世の中へ」をテーマに、一新塾OBの宿野部武志さん(一般社団法人ピーペック代表理事)にご講義いただきました。宿野部さんには、OBOGコンサルコースのアドバイザーとしては毎年お知恵を借りていますが、一新塾講義としては、初デビューです!

宿野部さんは、3歳の頃に慢性腎炎を発症、高校3年の終わりから人工透析を続けられました。ソニーに入社し、火曜と木曜の18時からと土曜は朝からの週三回の透析をしながら、人事グループでのお仕事に奮闘されました。

そうした中、「自分の使命とは何か」の問いが頭を巡り、「医療において病気を持つ立場から貢献する」との思いが湧き上がります。ソーシャルワーカーになろうと、37歳でソニーを辞めて、社会福祉士を取得した後、在塾中の2010年に『株式会社ペイシェントフッド』を起業します。


2013年には腎臓病・透析に関わるすべての人に幸せのためにをスローガンにしたポータルサイト「じんラボ」を開設。
そうした中、製薬企業の方々が、エンドユーザーである病気を持つ人の声を聞く機会がないという実態を知り、強烈な違和感を持たれたとのこと。そこで、患者協働の医療を推進し、企業と協働するための環境整備に尽力されます。

2019年には事業を発展させ、「どうしようもある、世の中へ」をビジョンに一般社団法人ピーペック(PPeC)設立。病気をもつ人は、可哀そう、護られる存在という社会の価値観をぶち破り、病気をもっているからこそ「社会を変えるパワーがある!」と語られます。

参加された塾生の皆さんからの感想や刻まれた言葉です。

●出来ることは何でもやってみる
●10年単位で努力する
●人間力がすごい
●道なき道を進む力
●やらないと始まらない
●誰でも壁にぶつかる、あきらめない
●何が出来るか、小さいことから始める
●対象者とステークホルダーの声を聴く
●メディアの発信は片っ端からやってみる
●考えるより行動の継続は力なり
●なぜ自分がこれをやるのか
●生きることは何かを考える機会に

この12年、ゼロからの挑戦で、奥さまはじめ、メンバー、関係者の皆さまとの協働を深めて、道なきところに道を切り拓いてこられた歩みに感動いたしました!

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一新塾講義で演台の宿野部さん

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