見出し画像

一新塾講師に北川正恭氏(元三重県知事)「生活者起点!ローカル・マニフェストで地域から日本を変える」

昨日は「生活者起点!ローカル・マニフェストで地域から日本を変える」をテーマに、北川正恭氏(元三重県知事、早稲田大学名誉教授、早稲田大学マニフェスト研究所顧問)に一新塾にてご講義いただきました。

三重県知事時代、「生活者起点」の理念を掲げ、ゼロベースで事業を評価し、改革を進める「事業評価システム」」や情報公開を積極的に進め、地方分権の旗手として活動。県庁職員との徹底的なダイアログ(対話)を実践。達成目標、手段、財源を住民に約束する「マニフェスト」を提言。2期務め、2003年4月に退任。

2003年4月より早稲田大学政治経済学術院教授に。
選挙における政権公約としてのマニフェストを提唱し、
日本に広めるために尽力。マニフェストは2003年の
統一地方選挙と総選挙に取り入れられ、その後、
選挙を重ねる度に普及が進み、日本の政治においても
すっかり根付きました。
2004年には「早稲田大学マニフェスト研究所」を設立し、
ローカル・マニフェストによって地域から新しい民主主義を
創造するための調査・研究を推進されています。

さらに、「地方創生」に向けて、新たなステージに進むには、
議員単体の議会活動ではなく議員総体の議会活動が重要であり、
そのためには、議員、事務局職員、市民が一体となった総力戦、
「チーム議会」となることを提唱。


今年の講義でも、時代と響き合いながら、政治に改革をもたらし続けてこられた北川氏の志を貫く人生に大きく心揺さぶられました。北川氏が実際に体験された、時代の変遷、日本政治の変化をリアルに実感させていただき、その核心に深く思いを寄せることが出来ました。
また、衆院選に臨むにあたって「語る会」を467回開催されたこと、粘り強く、道なき道を切り拓いてこられた姿勢を胸に刻ませていただきました。

参加者一同、激動の時代に対峙し、新しい社会をどう創るべきか、歴史的文脈の中で、現場に生活者として立脚し、何のためか、誰のためか、しっかり理念を掲げて、対話で気づきの連鎖を起こしながら、地道に行動を積み上げることの意義を深く刻ませていただきました。

以下、参加された塾生の感想と心に響いたお言葉です。

●時流を読む
●歴史から学ぶ
●何のため、誰のため、基本理念を打ち立てる
●個々の意識改革のために対話を活用
●政治は説明責任
●意志を実現する行動の大切さ
●対話で気づきの連鎖を起こす
●変革は内省的なものでなければならない
●小さいことの継続が実を結ぶ
●北京の蝶々。ムーブメントの起こし方
●過去と断絶して新しい価値を生み出す
●生活者起点!

ミクロの“ゆらぎ”がマクロを制するが如く「一点突破全面展開」で
ムーブメントを巻き起こし続けている北川氏の突出した社会変革者としての
知恵を学ばせていただきました。


■大前研一創設 NPO法人一新塾(東京・大阪・名古屋・仙台)
「一新塾体験セミナー&説明会」開催中!(リアル・オンライン)
https://www.isshinjuku.com/

■『第二の人生は志を生きる~サラリーマンから市民への転身』(一藝社)
NPO法人一新塾/森嶋伸夫 著
https://www.amazon.co.jp/dp/4863592485

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?