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一新塾講師に、三鷹市教育長の貝ノ瀬滋氏!『三鷹発 スクール・コミュニティ~学校三部制』

一昨日は、三鷹市教育長・元三鷹市立第四小学校長の貝ノ瀬滋氏に一新塾にお越しいただきました。テーマは『三鷹発 スクール・コミュニティ~学校三部制』。

貝ノ瀬氏には20年前から講師として節目節目でご指導いただくとともに、
塾生が「ペイント自転車」や「歌舞伎」の授業など三鷹市の小学校で何度か
開催させていただくチャンスもいただきました。

コミュニティ・スクールとは、地域と学校が一体となって、
「子ども、教師、保護者、地域の方々が共に学び、共に育ち、共に生きる学校」です。

1998年、貝ノ瀬氏が三鷹市立第四小学校の校長として赴任した直後に、
このコミュニティ・スクールを先駆けて実現させました。
NHKでも特集が組まれ、全国の話題となりました。

提案されたとき、毎日が参観日となることに、当初は、多くの教師が反対したそうです。それを、夏休みの40日間、毎日1人ずつ、個人面談して、全員の同意を取り付けました。

2004年からは三鷹市教育長となり、第四小学校のモデルを発展させ、
三鷹市内の全ての小中学校をコミュニティ・スクールにしました。

その後、
教育再生実行会議有識者委員(2013年)、
文部科学省参与(2016年)、
文部科学省初等中等教育局視学委員(2017年)など、
国の教育政策に携わられ、
2019年7月より再び三鷹市教育長としてご活躍です。

2020年、全国コミュニティ・スクール連絡協議会会長。
現在、コミュニティ・スクールは、全国に1万5000校を超え、
公立学校の4割を超え、いずれ100%になる勢いです。

全国の教育改革の大きな波を起こされた、その原点には、
貝ノ瀬氏の北海道の炭鉱の町の支え合いのコミュニティの原体験がありました。

そして、現在、学校三部制で、新しいチャレンジに挑まれています。

学校教育の場(一部)
部活動を含む放課後の場(二部)、
社会教育・生涯学習・地域活動の場(三部)

三部制は、「コミュニティ・スクール」から「スクール・コミュニティ」への挑戦です。「スクール・コミュニティ」で学校がまちづくりの拠点に。
教育改革から地域改革へ。

かけがえのない時代のフロントの取り組みにわくわくいたしました!

参加された塾生の皆さんの胸に響いたお言葉です。

●信じて語る
●一対一で対話する重要性
●ぶれない土台作りが大切
●鳥の目と虫の目と両方が大切
●信念を持って話せば伝わる
●人のつながりを軸とする
●現実を受け入れる心構え
●正解はないが解答はある
●人を心底受けとめる
●雨の日は晴れた日の計画を立てる
●地域と学校がつながる本質
●学校は市民の財産
●変化の先頭に立つ

貝ノ瀬氏の今2023年の色紙のお言葉は、
「汝、なぜに、ここに在りや」。
自分の存在を問いながら、社会と向き合う、
かけがのない時間となりました。

■大前研一創設 NPO法人一新塾(東京・大阪・名古屋・仙台)
「一新塾体験セミナー&説明会」開催中!(リアル・オンライン)
https://www.isshinjuku.com/

■『第二の人生は志を生きる~サラリーマンから市民への転身』(一藝社)
NPO法人一新塾/森嶋伸夫 著
https://www.amazon.co.jp/dp/4863592485


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