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【毎日note 99日】選択制DCについて「事業主の責務」との関係

選択制DCで・・私が問題としていること

「社会保険料の負担軽減」をメリットとして挙げていること


何度、この言葉を発した事でしょうか?

金融機関のお偉い方が来られた時に「選択制DCを勧められる理由は何ですか?」

研修会のパネルディスカッションのパネラーの時も・・

社会保険料は誰が負担するのでしょうか?

労災保険(労働者災害補償保険)は事業主(企業)負担のみですが・・
健康保険・厚生年金保険・雇用保険等は事業主と共に従業員も負担します

私が問題にしている点は二つです

ひとつは、問題提起の途中ですが・・「保険料負担」と「給付」の関係

もうひとつは「事業主の役割=責務」です

選択制DC制度・・「事業主(会社)」サイドから・・
ネットで検索しますと、以下のようなページを見る事ができます

同じような事ですが・・

事業主の責務

給与(賞与)の一定額を切り出して、その原資をDC掛金として拠出する制度

この事で社会保険料の算定基礎となる報酬・賃金が小さくなる

その事は人件費の一部である「法定福利費」の削減に繋がるという触れ込みです

社会保険制度への思いは以下の記事にも書いています

事業主負担をするという事は「社会保険制度に加入するという事です

自社の従業員を「守る」事は当然です・・

一方でその保険料・事業主が負担する保険料は、

社会保険制度に加入する全国の従業員=被保険者・被扶養者を

支えているものではないでしょうか?


意識する?意識しない?といったレベルの問題ではなく、

社会保障制度を維持する責務が『企業(事業主)』にはある!


その事をもっと重く考えるべきでしょう!!

(怒りは続きます)


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