見出し画像

【毎日note 144日】スポーツする子供等に伝えたい🤗

昨日はスポーツ選手には「道具を大切にして欲しい」事を書きました。

こんな事は当たり前の事だと思っているので・・

どれだけ素晴らしいプレーが出来ても

どれだけ大きな大会で優勝出来ても

道具を大切にしない選手をリスペクトする文化などあり得ません

コーチ時代は、何度も壁にぶち当たりました

「強かったチーム」よりも「勝てなかったチーム」を思い出す事が多いのです

それは「勝たせてあげたかったチーム」だったのだと思います

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

悩んだ時は、この手記を読み返しました

小さな中学校で顧問をされ、日本一に導かれた先生の手記でした

一度だけ、講習会でお会いし感激した事も覚えています

先生が顧問になられた初日に生徒に渡されたお手紙だと記憶しています

先生も長い間テニスをやってきました。
その中で「テニスをやって本当に良かった!」
と心から感じることが何度かありました。
今も、その素晴らしい日の事を鮮やかに思い出すことができます。

しかし、その素晴らしい忘れる事のできない日は、
残念ながらいつ来るのかわかりません。

そのため、私たちは一日だって練習をおろそかにできません。
テニスをやる以上、上手になりたいと願うのは皆同じです。
そして、いつ上手になれる感じをつかめるのかも、
やはりいつくるのか分からないのです。

しかし、ここで分かっていることが、ひとつだけあります。
素晴らしい日、上手になれるそのときは、
一生懸命取組んでいるときにのみ生じるということです。

全員が少しでも長い時間緊張し、前向きに進んでいってほしいものです。
皆は、これから試合をすることが多くなってきます。

そのときに先生は、次のことを望みます。
試合が終わったときに、本当の涙を流せる選手になってください。
うれしくて・・悔しくて・・どちらでも良いのです。
そしてまた、そこから出発が始まります。
今度こそは・・と思えることがたいへん素晴らしいことなのです。
ですから、閉会式を大切にしてください。
閉会式で自分をしっかり見つめられる人間になってください。

そこにスポーツをしながらの『人間づくり』の意義があるのです。
 
勝負とは実に厳しいものです。
そのため、まず自分に厳しくなければ良い試合はできません。
テニスに対する考え方はもちろんのこと、
日常の学校生活 においても、
テニスをする選手にふさわしい行ないでやってほしいと思います。

もちろん、この仲間から、
スポーツ選手にふさわしくない行動をとる者が出てきたときは、
厳しい態度でのぞみたいと思います。

なぜなら、このテニス部の最大の目標は『人間づくり』だからです。
みんなで人間関係を認めることのできる、
 一生懸命立ち向かうことのできる部を作りましょう。

そしてこんなお話もありました(要約となります)

ある選手がスマッシュ練習中にラケットが手からすり抜けて

コートに打ちつけてしまった事があったそうです(ヒビ?折れた)

すると・・その選手は次の日に・・

ラケットに白い包帯を巻いて練習に参加したそうです

先生はご自身のラケットをお貸しになられたとの事でした

「テニスの神様」も「お天道様」もきっと見ていると思うのです

スポーツを通して学ぶ事は尊いと思うのです

だから、そんな子供達の夢を壊さないで欲しいのです

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?