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管理職の悩みの向き合い方が分かる本

『部下さん』

本書では、部下のことを「部下さん」
と言っているのが、一つの特徴であり、
著者のいくみさんらしさだと感じました。

そこには、管理職として長年苦労されて、
辿りついた想いが込められていると
受け止めました。

『女性管理職が悩んだ時に読む本』
著者:いくみさん
出版社:日本能率協会マネジメントセンター

本書は、僕にとってまさに
タイムリーな本!直属の女性部下を
管理職にあげたいと思っていた矢先、
本書との出会いでした。

昇格人事が出た際には、プレゼント
したいと思います。

まさしく女性管理職の時代が
やってきたと常々、感じていました。
仕事柄、銀行との折衝が多いのですが、
ちょっと前までは法人営業管理職は
もちろん、一般職でさえも男性しか
いませんでした。

今はその3分の1が女性管理職の
法人営業担当になっています。
時代は変わったなとつくづく思います。

当社でも女性管理職を増やして、
新しい風を吹かし、社内の活性化を
図っていきたいと考えております。

様々な壁にぶつかると思いますが、
悩みの向き合い方を本書で学んで
もらい、乗り越えて欲しいと思います。

僕も長年、管理職をやってきたので、
目次を見ただけで、共感する文言が
ズッシリ!

管理職は「心がもたない」
「プレイングマネージャーは辛いよ」
に多いに共感しました笑

何かにつけて、周囲からは、
「管理職なんだから‥‥」
「何でもできて当たり前でしょ」
「それなりの給与をもらっているんだろ」
などと心ないことを言われがち。

しかし、本書では何に悩んで、
どう向き合ったの
かという、
あるある事例に基づいた向き合い方
が60もあり、スッーと入っていきます。

悩み多き管理職にとって、
表面的なノウハウよりも、
悩みの向き合い方の方が
勇気をもらえますね。

僕も毎日、イキイキと働くことを目指し、
そうした人を増やしたいと思っています。
本書内にある文言を借りれば、
『細胞がワクワクしている』って実感
できることを続けていきたいですね。

本書を読んで、自分の失敗や経験を
誰かの役に立つ形にして、発信力を
強めたいと決意を新たにしました。

ありがとうございました!



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