夜 光 貝 (上)
沖の島は世のおち人のいねる土夜はさめざ
めと冷遇に泣く 草川 義英
ほたるぐさぽつちりしぼみ夜となればこの
川邊にをみなごも見ゆ 仝 人
(函館毎日新聞 大正六年九月十三日
第一万一千五百三十六號 三面より)
(函館毎日新聞 大正六年九月二十一日
第一万一千五百四十四號 一面より)
※草川義英は與志夫の函館商業学校時代のペンネーム、同学校の生徒
を中心に結成された夜光詩社という短歌クラブに所属していた。
※[解説]夜光詩社について
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