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土とともに生きてみようぜ
田植えから十日あまり・・・雑草が生えてきてしまいました。
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写真では、あまりよくわからないかもしれません。実際、現地にいても、「雑草生えているじゃないですか?」と言っても、初めて見る人には、よくわからない程度のものです。
苗と苗の間に、こういうのが生えているんです。
![](https://assets.st-note.com/img/1655267644328-a9IMXx5pLm.jpg?width=1200)
見えます???見えないかな???
もう少し寄りますね・・・。
![](https://assets.st-note.com/img/1655267510413-dqMOpbMgwZ.jpg?width=1200)
コレです。
先日、チェーン除草というものをやったものの、まだまだ除草しきれません。どうやら、チェーン除草ではとれないくらい、雑草が大きくなってしまったようです。
ということで、この「けずっ太郎」という器具で、雑草を取り除いていきました。
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まぁ、よくとれます。よくとれますが、2反くらいが限界な気がします。それ以上やろうとすると、「の・う・や・く」の4文字が、頭の中をちらつき始めると思います。
近所の田んぼ、だいたい使っているそうです。
そういえば先日、新潟の方に代表的な除草剤・ラウンドアップの話をしたところ、「アレ、よく効くんですよぉ~~~」とおっしゃっていました。
アメリカの穀物農家は、発がん性に加え、腸内細菌を殺してしまうことで、さまざまな疾患を誘発する懸念が指摘されているグリホサートを、雑草ではなく麦に直接散布している。収穫時に雨に降られると小麦が発芽してしまうので、先に除草剤で枯らせて収穫するのだ。枯らして収穫し、輸送するときには、日本では使用されていない防カビ剤を噴霧する。
「「リスクのある小麦」の輸入を続ける日本の末路」
2021年8月27日より引用
まぁ、めちゃくちゃなこと書かれていますが、この記事で言われているグリホサートというのが、ラウンドアップの有効成分です。
ラウンドアップの危険性は、いろいろなところで指摘されています。しかし、生産性を高めて、農業を推し進めていかないといけない農家の方々からすると、とても助かるツールということなのでしょう。
こういう話もあります。
「アメリカ、カナダ、南アメリカの農業を変えたのは、まさにこの点だ。グリホサート除草剤を散布しても生き残れる作物を導入したのだ。基本的に、この除草剤を使えば、畑のすべての雑草を殺しても、作物は無傷でいられるのだ」と彼は言う。
カナダの農家の多くは、遺伝子組み換えトウモロコシ、遺伝子組み換えおよび非遺伝子組み換え大豆、小麦を栽培しているオンタリオ州ハミルトン南東部の農家、ジェフ・バーロウ氏を含め、この除草剤によって雑草への取り組み方が完全に変わったと考えている。1843年から続く家族経営のBarlow農場では、過去20年間、グリホサートを使って雑草を駆除してきた。グリホサートは、その効果の高さから、主に使用する除草剤だそうだ。
「なぜ農家たちはグリホサートを選ぶのか? 正しい理解を得よう!」より引用
グリホサートは安全で、効果的に雑草を駆除できるということが書かれています。
ふーん、遺伝子組み換え作物とセットでねぇ・・・いずれにしても、農家の方々には、ありがたい存在なのだということは理解できます。
でもやはり、一消費者としては気持ち悪いです。私は、ちょっと慎重に考えておきたいところです。
ひとまず、これからの雑草の季節、私は除草に労力を傾けていきたいと思います。
ところで、農業の敵は雑草だけではありません。虫も、結構大変です。
自宅で育てていたキャベツの苗、虫に食われて、定植をする場所も確保できなくなってしまったため、しばらく放っておきました。そしたら先日、無残な姿になっていたとです。
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一方、虫に食われていたものであっても、その後、防虫ネットをかけたプランターに入れておいた苗は、こんな感じです。
![](https://assets.st-note.com/img/1655270916802-WgadRl5JTz.jpg?width=1200)
うん、立派!!!
虫対策は、ド素人の家庭菜園レベルであれば、防虫ネットだけでも、だいぶいろいろと防げる?!
しかし、種採り用に育てていたコマツナ・・・油断していて、防虫ネットをかけていませんでした。
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ダメかな・・・?もうダメなのかな???
富士河口湖農園の方に、「うちのコマツナ、虫に食われて大変です」って話をしたら、「えぇ?コマツナなんて、そんなに虫に食われないと思うけど、そっちは虫が食べるものが少ないから、そうなっちゃうのかなぁ?」などと言われました。
うん、油断したのです。
けど、一応、花が咲きそうになっています。
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頑張れっ!!頑張るんだっ!!頑張って花を咲かせて、次の世代のための種を残しておくれっ!
もう祈るしかありません。
そんなわけで薬剤に頼らない農業って、きっとかなり大変です。それを生業として、生活をかけて大規模に展開しないといけない農家さんからすると、そういう薬剤に頼るのも仕方ないことなのだと思います。私だって、2反以上の田んぼを人力で除草しろって言われたら、多分、断ります。
だから、根本的な問題としては、みんなが農家さんに頼りきってしまうことに無理があるのだと思うのです。
みんながみんな、せめて自分と自分の家族くらいの分、手作業で除草して、防虫ネット張って、安心して食べられる作物を育てるようにしてみたらどうなんでしょうかね。
手間はかかるし、面倒くさいと思うかもしれません。けれども、きっとその方が、地球に住む生物としてまともだし、豊かだし、独立した自由意思を行使できる生き方ができるのではないかと思うでありますよ。
ということで、みんな、少しずつでいいから、土とともに生きてみようぜ。
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