無敵な「腕相撲青年」の秘訣に学ぶ
ものすごい屈強な男たちとの腕相撲で、連戦連勝する青年がいます。
体つき、腕っぷしだけみたら、とてもじゃないですが勝てそうな感じではありません。けど、勝っちゃうんです。
不思議ですが、もちろんヤラセではないでしょう。
私、これ経験があるので、少しわかります。
私は割と腕相撲は強い方でした(今は多分、腕相撲やったら肘やら肩を壊します)。しかし、ある相手と腕相撲をすると、全然、負けはしないのですが、絶対に勝つこともできないのです。
自分がどんなに力を入れても、その力が伝わらない感じ?自分がかけた力が、不思議とどこかに逃げていくような感覚になり、まったく相手が倒れてくれないという経験をしました。
この青年の対戦相手である屈強な男たち、彼らがかけた力は、そんな感じでこの青年に伝わっていないようにみえてなりません。力が伝わっていないうちに、ずるずると負けてしまっているようにみえるのです。
けっして「力 vs 力」、お互いが全力を出し合って、そのぶつかり合いで決した勝負にみえないところがポイントです。
おそらく、その腕相撲の戦い方について、合気道の考え方から解説した動画が、こちらになるのではないかと思います。
相手が横に倒そうとしてくるのに対して、通常、それとは真反対の方向に力を入れて、いわゆる「力 vs 力」の勝負をするのが腕相撲です。
しかし、合気道的には、相手が横に倒そうとする力に対して、(真反対ではなく)それとは違う直角の方向に力を入れるということです。そうすると、見事なまでに相手は力を入れることができなくなり、こちらがそんなに大きな力を使わずとも、簡単に相手を倒すことができるというのです。
この解説動画を見てから、冒頭で紹介した青年の腕相撲をみてみると、対戦相手が力を入れられないまま、負けていく様が確認できるように思うのですが、いかがでしょうか。
それともうひとつ、ここが重要です(同じ動画ですが、再生開始時点を変えています)。
こうした合気道や「武」に対する考え方については、既に記事として何度か取り上げてきました。なので、繰り返しになってしまいますが、要はまともに力と力でぶつかり合っていてはダメだということです。
いろいろ腹立たしいことが多い世の中だと思います。今まで信じていたものに対して、裏切られたような思いをしている人もたくさんいることでしょう。
そして、私たちの生活はますます追い詰められていくような気がします。そんななか、「コンチキショー!」と思いたくもなりますし、ムキになりたくなる気持ちも分かります。
まぁ、酷いです。社会全体が、非科学的なカルト集団にでも支配されているかのような状態になってしまっています。いや正確に言うと「支配されているかのような状態」ではなく、もはや「支配されている状態」とするべきでしょうか。
こうしたワクチン接種者の死についても、ワクチンとの因果関係は相変わらず不明のままです。腹も立ちますから、批判や批評をしたくもなります。しかし、それだけではおそらく何も変わりません。
私としては、こんな状況の中で「あ、そうですか」ってな感じで、さっさと別の方向に切り替えちゃう方が、結果として、このとち狂った世界を正していくことに繋がるのではないかと思うのです。
正直、付き合ってらんないっすよ。文字通り、次元が低すぎて相手にするのもバカバカしいです。
こんなの相手にします?
やめましょ、やめましょ。
最近、私がバカみたいに農業ネタをアップして、ほぼ「農業ブログ」のようになっているのは、けっしてふざけてるわけではありません。これを大真面目にやることこそが、結果的にこのとち狂った世界を動かしている人々を、コロリと倒すことに繋がるのではないかと思っているからです。
腕相撲の青年の戦いぶり、今一度、見てみてください。彼、おそらくガチンコ勝負してないです。ちょっとずらしているんです。見る限り完全に真横ではなく、若干、自分側の方向に勝負軸をずらして戦っているようです。
それはずるっこではなく、そうやって彼なりに「自分主導の戦い」に引き込んでいるということなのでしょう。
私たちも、そういやって自分が生きる世界を「自分主導の戦い」に引きずり込めばいいのです。こんな腕相撲の動画からでも、私たちが学ぶことは大いにあると思います。
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