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家の庭だとなかなか育たぬ
最近、河口湖の方にいることが多く、家の庭に置いておいたプランターを久しぶりに覗いてみました。
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正直、サツマイモはそんなに悪くなさそうです。旺盛に葉っぱを伸ばしてくれています。
ただ、サツマイモには、つるぼけというのがあるというので、それだけは用心しておいた方がよさそうです。
つるぼけとは、簡単に述べれば、作物の先端伸長部(茎葉)が伸び過ぎることを言います。
肥料成分の中では、生長のメカニズムに窒素が強く影響を与えます。
作物の生長に対して植え付け初期の窒素過多は、いわゆる「つるぼけ」現象を引き起こし、茎葉の発育は促進されますが、塊根等の地下部組織の形成は抑制されます。
つるぼけというのは、茎や葉っぱがよく伸びていても、芋の生育がうまくいかないといった現象を指すそうです。うちのサツマイモ、とてもいい感じにみえていますけど、つるぼけの可能性が十分にあります。
肥料を抑えるといった対策もあるようですが、私の場合、元々、肥料をあげているわけではないので、つる返しというのが肝のようです。
サツマイモは、つるの途中が地面についていると、そこから根を下ろしていきます。そこにも小さな芋ができたりすることになると、収穫したい芋が小さくなったりするようです。
ところで、このつるぼけのメカニズムは興味深いです。
土に養分がありすぎたり、水が十分に与えられたりすると、つるぼけを起こして、茎葉は旺盛に育つけれども、芋がうまくできないといいます。逆に、それらが厳しい環境に置かれると、きちんと芋がつくわけです。
そう考えると、サツマイモの芋というのは、彼らにとって「もしもの時の非常養分」として蓄えているものであり、人間というところの「ぜい肉」や「脂肪」のようなものに思えるのでした。自然の摂理を感じます。
ともあれ、そんなわけでわが家のサツマイモも、つる返しをしてみました。相変わらず、プランターでサツマイモなんて、本当にできるのか?という疑問はありますが、とにかくやってみます。
ところで、サツマイモ以外の野菜は、結構、壊滅的です。
例えば、こちらのトマト・・・。
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なんだか枯れてしまっています。
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原因・・・よく分かりません。
うちの庭には、マイクロトマト、ミニトマト(ボルゲーゼトマト)、大玉トマト(ポンデローザトマト)がありますが、ミニトマト以外は、ほぼ壊滅状態です。
マイクロトマトなんかは、赤い実があるにはありますが、本当にまばらにある程度です。
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本来、「あれ?ここにもついてたはずだよね?」という部分の実が、全部、どこかになくなっています。下に落ちてしまったのか、風に飛ばされたのか、何かに食べられてしまったのか・・・まったく不明です。
トマトだけではありません。ナスも、みるからに様子がおかしいです。
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全体的に病気っぽい感じがします。
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あきらかにおかしいでしょ!?
ピーマンも同じような感じです。
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まったく同じ品種で、ポッドで育てているところまで同じ環境にいたピーマンやナス、河口湖では元気にしています。
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ただこのお盆休み、終日、家にいてみて、ちょっと思うことがありました。家の庭・・・日照時間が、結構短い気がするのです。
庭といっても、うちと隣の家の間にある狭い庭なので、スペースがあるとはいえ、割と建物に囲まれた空間なのです。したがって、朝の陽ざしが入ったら、その後、お昼になるまでの間は、ちょっと日影が多くなってしまいます。そして太陽が南中した頃に、また太陽の光が入るものの、真昼間の時間帯を過ぎると、また徐々に日影が多くなり、夕方にかけてほとんど直射日光がなくなるといった具合になってしまうのです。
アレだと、なかなか元気な野菜が育つのは、難しいのかもしれません。そう考えると、冒頭のサツマイモも俄然、不安になります。
さぁ・・・どうなるでしょうね???
先日、ジャガイモで大失敗しました。
正直、ショックではあります。けど、まだ練習期間ですから・・・。
本番は来年、あるいは再来年くらいだと思っています。そこまでは、いろいろできる失敗を経験しておいて、本番が始まったら、致命的な失態を犯さないようにしたいと思っています。
家の庭、苗作りは大成功しているので、もしかしたら苗作り専用スペースとして考えるかですねぇ・・・。ともあれ、失敗を重ねつつ、前進あるのみです。
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