掘ったジャガイモ全滅!
ジャガイモをね?ちゃんとやろうと思ったわけですよ?
こんな記事まで書いちゃって、そりゃもうやる気満々だったわけです。
先日、植わっているジャガイモの7割くらいを掘って、乾かして、借りている家の納屋(のようなところ?)の日陰に保存しました。
それから一週間。この日は、助っ人ファミリーもいたので、ちょっと様子を見に行ってみました。そしたら・・・。
ぎょえぇぇぇーーーー!!!袋に思いっきり水が染み出していました。臭いも大変なことになっており、コバエがぶんぶんと飛び回っている始末です。
とりあえず、急いで外に出してみます。
・・・ん?どういうこと?
しばし呆然とする私と助っ人一家の皆様。
何が起こっているのか、理解できません。でも、目の前の現実に対処するほかないのです。
※下写真は、大変お見苦しいので拡大禁止です。
一旦、近くのホームセンターに行って、ビニール袋を買ってきて、そのなかに入れていきます。
それにしても、どこからこんな水分が湧いて出たのだ???
富士河口湖農園の方々に、この惨状をお伝えしたところ、「えーー?なんで???そんなこと今まで一度もないよ?」とのことでした(涙)。
実際、このとき収穫したジャガイモ、富士河口湖農園のハウスでも保管しているのですが、そちらはまったく問題がないのです。どうして、こっちのものだけ全滅しているのか、意味が分かりません。
収穫したジャガイモは、こうして全部、廃棄用ビニール袋に納まりました。
ここまでの作業を終えて、農業リーダー・軍曹殿に相談をしたところ、畑に埋めようということになり、これらを車で畑に運びます。車の中・・・発酵肥料みたいな臭いが充満してました(涙)。
畑で軍曹殿に合流したら、さっそく穴を掘ってくださいました。
軍曹殿・・・カッコよすぎます。私、人生でこんな深い穴掘ったことないです。
で、件のジャガイモを投入です。
南無~~~。
いやー、あれだけ大騒ぎしたジャガイモでしたが、その7割が、ものの見事に畑に逆戻りして、自然に帰っていきました(オイッ!)。
こうなると残りのジャガイモは、こちらの「北海こがね」のみとなりました。
あ、いや・・・まだ山中湖にも「きたあかり」があるので、次、それらが獲れたときには、同じ失敗をしないように気をつけます。
まぁ、とにかく、まだまだ食糧危機がどうだのいう状況でもありませんし、今は朗らかに失敗を受け入れて、次の成功のための学びに変えていきたいと思います。
ここからはあくまでも推測ではありますが、今回の保存場所は、おそらくかなりの高温になったのではないかと思われます。一通り、乾かしはしたものの、保存場所があまりに高温になってしまったため、ジャガイモ内の水分が外に出てきた可能性がありそうです。割と以前から、悩んでいるのですが、やはり本格的に貯蔵ができる「蔵」のようなものがほしいところです。
でも、今はそういうものがないんだから仕方ありません。次の「北海こがね」、「きたあかり」が獲れたときのことは、また少し考えてみます。
ところで、今回のジャガイモ全滅で、保存しなくちゃいけないモノがなくなって、実はちょっとホッとしたりしています。
商売にしていないだけマシですが、それでも保存をしなければいけないとなると、それはそれで結構なプレッシャーなのです。
この日、助っ人一家はタープまで用意して、お手伝いをしてくれました。
朝、こんな感じになっていた畑でした。
そこから防虫ネットを外して、周りの草刈りをして、種採りゾーン外のニンジンとダイコンの収穫をして、マルチを剥がして・・・
スッキリー!!!!
写真では分かりづらいですが、畑の向こう側は、マルチを剥がしてくれたので、次の野菜の準備も可能になりました。これで、秋植え野菜も始められます。
お礼に、たくさん持って帰ってもらいました。
(よしっ!これでまた保存しなくても済むぞ!)
もちろん、喜んでいただけました。子供たちも大はしゃぎだったし、双方にとって嬉しいことなわけです。
今後とも、こうやってお世話になった皆さんには、野菜をふんだんにお分けしていきたいと思っています。
今回のジャガイモ全滅は、さすがにちょっと大丈夫か?という話ではありますが、ド素人農業なんて、まぁこんなものでしょう。こんな展開ですら、楽しんでいきたいと思います(てか、本当になくなってホッとしてるだってばさ)。
最後にひとつだけ。
農業倶楽部で収穫することになっているトウモロコシ、皆さんとの収穫に先駆けて、一本いただきました。
「生で食べてくださいよ」
え?生で??とうもろこし、生で食べたことなんてないんですけど・・・。
で、騙されたと思って、みたいな感じで食べてみました。そしたらこれがもう・・・うまいのなんのって!
農業倶楽部にご参加の皆様、今回のとうもろこしは、本当に美味だと思います。是非是非、楽しみにいらしてください。
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