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やってみれば分かる

田んぼ、いよいよ土用干しの期間に入りました。ここから、一週間近く、田んぼには水が入らなくなります

私が、田んぼをやっている地域では、湖の水をポンプで汲み上げて、そこから各田んぼに水を流し込んでいるため、土用干しをする際には、そのポンプを止めて、エリア全体で、一斉に水が止まることになります。

この土用干しの後は、田んぼの除草作業ができません。田んぼの土が固まってしまうため、除草のために田んぼのなかに入ると、根っこ部分を踏み固めてしまうなど、稲の成長に悪影響が及ぶのだそうです。

ということで、これ以降は、田んぼでの除草作業はありません。あとは稲刈りまで、田んぼは、ほぼ見守るだけになるとのことです。

やったーーーー!おつかれっしたっ!

いやぁ~~~、これでしばらくの間、田んぼの作業からは解放です。何だかんだいって、田んぼの様子が気になっていたので、畑がだいぶ後回しになってしまっていました。とくに、田んぼの除草は、土用干しの前までに終わらせないといけないということだったので、この時期までは、とにかく集中的に田んぼの作業を進めてきました

だからもう、畑に種を蒔いたシュンギクなんかは、全然摘み取られることもなく、立派に大量の花を咲かせましたです。

こうなってくると、シュンギクを収穫するために栽培していたのではなく、花を咲かせるために育てていたみたいな感じになってきます。実際、どうしうよう?って感じです。大量に種採りでもしようかなぁ、といったところです。

久しぶりにみたトマトも、かなり自由な状態でした。

上に向かって伸びることを放棄して、完全にお隣さんに進出しています(笑)。こんなのが、一本や二本ではなく、結構な数あるのですから、たまったもんじゃありません

それらは今回、正しく支柱に誘導し直しました

それにしても、ちょっと見ない間に、茎もだいぶ太くなっていて、緑色の実もつけているので、もう少ししたら、立派なトマトが獲れるのかもしれません。

そして、こうして大きくなってみると、脇芽取りの重要性などもあらためて理解できるようになりますね。

こういうサイトをみて、一応、自分なりに「知識」を得たつもりになって、適当に脇芽をとっていました。しかし、ちょっと放っておくと、横から出た枝が、ものすごく太くなってしまって、とてもではないですが、一本の支柱ではどうにもならないような伸び方をしてしまうのが分かりました。

これは、実際にやってみないと分からないことでした。

次回から、うまくできるかは、まだまだ分かりませんが、少なくとも来年は、「これを放っておくと、あんなふうに大きくなるだろうな」みたいなことをイメージしながら、脇芽取りをできるようになりたいと思います。

とにかく、やってみることの大事さを思い知るのでした。

さらにこの日、私が作業をしたのが、こちらのネギです。

一度、土寄せをしたのですが、その後、放っておいたところ、写真のように雑草に囲まれるような状態になってしまっていました。

ということで、除草です。一方で、ネギは、何度か土寄せをするとも聞いています。なので、それらを一緒にした除草をやってみました。

刈った雑草ネギの根元に敷き詰めて、土寄せをしたような効果を出してみました(効果あるんかな?)。

これが正解なのかは分かりません。ただし、数週間前に刈った雑草は、下写真のように、見事に土と同化しかけています。

刈った雑草は、立派に土に帰っていくわけです。ということで、それを土寄せの代わりにネギの根元に敷き詰めるのは、そこそこに意味があるのではないかと思われます。

これも、やってみないと分からないことなので、しばらく観察を続けてみたいと思います。

この日の最後の作業は、刈払機による草刈りです。

私の電動式刈払機は、現在、絶賛故障中のため、この日は、農業リーダー・軍曹殿にエンジン式刈払機をお借りして、ダイズ畑の草刈りを行いました。エンジンは結構な音がするし、あっという間に草が刈られていくので、初心者にはかなり気が張る作業になります。

でも私、これは既に去年、初体験を済ませています

なので、割とスイスイと刈払機を使えました

こんな状態だった草地が・・・

ものの30分程度で、スッキリした畑に早変わり♪

去年、一度やってたからねぇ~~~♪

そうそう。結局、やってみるというのは、とても大きな意味があるのだなぁということをつくづく感じます。

知識も大事、座学も必要、調べることも大切ですが、ある程度までやったら、とにかくいろいろやってみること、試してみることが何よりも重要です。

ということで、少しでも農業に興味がある人は、まずやってみましょう・・・ね?


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