農業は機械いじりだった

山梨の農園、しばらくぶりに行ってまいりました。ここのところ、すっかりご無沙汰してしまっていた師匠にもお会いできました。

さて、畑の様子ですが、前回あたりから、ナスの様子が怪しかったけど、いよいよダメみたいでした。

師匠の指示を仰いだところ、もうダメだから引っこ抜いてしまえとのこと・・・。

残念無念。ここの農場は、ナスおしまいです。今シーズンは、夏の長雨が痛かったように思います（ちょっと知ったかぶり）。

一方、ちょっとびっくりしたのがこちら。

とても立派なオクラができていました。写真では伝わりにくいですが、かなりの大きさです。

そして、ピーマンやしし唐が絶好調♪

割とずっしりと重みを感じるくらい、ピーマンとしし唐は獲れました。

今シーズンは、こんな感じであと一回獲れるかな・・・？くらいです。ここでは大変楽しく勉強させていただきました。「土いじり」というやつをさせていただいた感じです。

そして、もうひとつの畑群。

こちらは、私が借りている農園から少し離れたところにあるのですが、来年から本格的に始めるつもりで、お手伝いにきています。

この日は、「元・軍隊のようなところ」にいらした軍曹殿（と、私が勝手に呼ばさせていただいています）にお供して、ビニールハウスでの水やりからです。

で、こんなの見たことあります？？？

私は初めて見ました。水道のないところには、こうして大きな水のタンク（200リットルらしい）を持っていって、ポンプに繋いで水を供給するらしいです。

そして水やり。

ビニールハウスのなかでは、これから植える葉物や玉ねぎの苗がたくさんありました。

こちらは玉ねぎの苗だそうです。玉ねぎの苗1,000個と聞いたので、そんなのビニールハウスに入るのかと思ったものの、こうしてみると、割とコンパクト。

ここで苗を育ててから、定植するのだそうです。

植物の芽の見分けがつかず、雑草だと思って引っこ抜いてしまいそうな私にしたら、そういう意味でも、この方法は有効だと思いました。

そして、こちらはイチゴ。これらは目下、増殖させているところです。

イチゴって、ランナーと呼ばれるツルのようなものを切って植えることで、どんどん増やすことができるらしいのです。軍曹殿、今、それを着々と進められているところです。

そして、こちらは・・・名前忘れましたが、固有種のトマトです。

めっちゃおいしい♪

軍曹殿たちは、基本的には固有種を育てていて、育った作物から種を採って、次のシーズンにそれを蒔いていくというサイクルでやられています。

次回以降、トマトの種採りをやろうという話があったので、これはかなり期待です。

ビニールハウスでの水やり後は、ちょっと軍曹殿の作業場を拝見。

前回もそうだったのですが、とにかく機械ものがすごいです。あちこちに、半製品的な部品のようなものが転がっています。

軍曹殿は、それらの部品たちを使って、大抵の機械ものは直してしまいます。

さて問題、コレは何でしょう？

正解は、ディーゼルエンジンのプラグのテスターです。

自分でも何言っているのかよく分かりません（汗）。

軍曹殿曰く、「これがないと仕事にならないんだよ」だそうです・・・もうぶっ飛びすぎて、意味が分からないです。農業するには、こういう機械ものがいじれないといけない・・・のね？

そして竹内、作業場見学後、遂に草刈り機デビューをいたしました。

コレです。いよいよ、その日が来てしまいました。

ハッキリ言って、めっちゃ怖い。音凄いし、間違えたら指飛んでいきそうだし・・・。

まずは、軍曹殿が見本をみせてくださいました。

なるほどぉ・・・できそうではあるけど、やっぱり怖い。

そして私の番。

私が「農地欲しいです！」と懇願したので、与えられた仕事でもあります。ここが畑になるのなら、そりゃ根性出してやるしかありません。

ここから先は、私、目一杯作業しました。

カメラ？そんなのいじっている暇はありません。もう緊張と、闘志と、集中とが入り混じっていて、写真のことなんて考えている余裕はありませんでした。

そして、ジャジャーン♪♪♪

こちらが草刈り後の姿です。どうですか！？なんか、畑になりそうな雰囲気出てますよね？

来シーズンは、ここで大豆でも育てるか？なんて話も出ていました。

そして、さらに場所を移動して、この日はマルチャーのテスト運転です。

マルチャーというのは、畑でよくみかける黒いビニール（マルチ）を畑に張っていく機械のことです。

で、これを動かすとなると・・・

やはり工具を取り出してきて、カンコンカンコン始まりました。

私、こういうのがめっちゃ苦手・・・機械いじりは得意じゃないのです。けど、農業をしていくためには、こういう技能が必要なのだなぁと、つくづく感じました。

で、マルチャーの試運転。

かっこいい・・・。

こんなの使えるようになるのは、まだまだ先かもしれないです。けどまずは、とにかく何でもやるの精神で、いろいろと頑張ってみるです。