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順調な苗作りと雑感諸々

およそ二週間前、コメの種まきをしました。今、その種籾からは順調に芽が出て、ちょっと立派な芝生くらいになってきました。

ただ、よくみると、ちょっとまばらな生え方をしています。

例えばこちら・・・

あきらかに手前側の苗は、うっすーい感じです。

うすいだけではなく、そもそも生えてる?くらい、小さいままの苗があったりもします。

いろいろと心配になります。しかし、農業リーダー・軍曹殿に伺うと、これらは全然問題ないそうです。

すべての苗箱に均等に水を行き渡らせるというのは難しく、それにバラつきがあると、このように苗の生育に影響が出るそうですが、きちんと水の管理をしていくことで、最終的には揃った苗になっていくとのことです。

均等に水を行き渡らせるためにも、次のプロセスとして、育苗プールが必要になってきます。この日は、その準備を行いました

今の段階では、まだブルーシートの上に苗箱を置いているだけの状態です。したがって、ここにプールを作るために、一旦、すべての苗箱をどかします

苗箱をどかしたら、そこにビニールハウス用のビニールを敷きます。

使ったビニールは幅4.6m、長さ12mのものです。この木枠全体が幅3m、長さ11mくらいなので、ちょうとスッポリと覆うような状態になります。

ビニールを敷き終わったら、あらためて苗箱を元の場所に戻してみます

これで苗箱60個は、いつでもプール化できるようになりました。

ただ実は、これとは別に、さらに第二陣の苗作りも進めていました。第二陣の方は、発芽器に入れて、芽出しを行っていたのです。
※第一陣は、発芽器に入れる手間を省いて、ビニールハウス内でカバーをかけるだけという方法をとっていました。

発芽器に入れると、より着実に、より均一に芽出しをさせることが期待できます。

ということで・・・

第二陣の方も、しっかりと苗の赤ちゃんができあがっていました。

これを軽トラに積んで、ビニールハウスに移動させます。

芽が白くなっているものは、発芽器のなかで、日光を浴びていなかったものだそうです。これからビニールハウスに移動して、日光を浴びるようになると、白かった芽もすぐに緑に色づくらしいです。

そして、第二陣の苗箱も並べてみました。

奥側・第一陣の方の苗は、さすがに年長さんという感じです。

年少さんとの間には、仕切り棒があるので、あと数日したら、第一陣の方は水を張って、一足先にプール育苗に入ることになりそうです。

コメ作り・・・順調です。


ところで最近、こんな話をリアルの場でしていると、「食糧危機なんかになったら、竹内さんにおコメを売ってもらえばいいんだね?」などという話をされたりします。冗談なのかもしれませんが、そういう話に冗談で返せない性分なので、ついつい真面目に答えてしまいます。

「いやー、皆さん、ひとりひとりがコメを作った方がいいですよー」

正直、コメを売る気はこれっぽっちもありません。何も意地悪で言っているわけではないです。私だって、売る余裕があるのなら売ります。でも、仮に食糧危機なんてものが起こった場合は、それこそ危機なのですから、そんな簡単に売ることができないのは自明です。

逆に言うと、そういう危機を見越して、私や私の家族を含めた大切な人々のために必死にやっているわけですから、そんな期待をしてもらいたくはないのです。だからこそ、ひとりひとりがコメを作った方がいいということになります。

でも、そう言ったときの反応は決まっています。

「いやー、それはできないよー

ですよね・・・なので、食糧危機なんて起こらなかったらいいですね、としか言えません。

一方で、私たちの命綱でもある「食」の問題に、陰謀論を持ち込むな!とお怒りになる方もいらっしゃるでしょう。

でも今、目の前で起こっていることは奇妙奇天烈なことだらけです。

 今年、農林水産省は動物の命で生産調整をするという非人道的な補助金を採卵鶏だけではなく、牛にも拡大した。
 乳牛を殺すと15万円、この補助金の理由は、牛乳が余ってしまって価格が下がり続けるのを止めたいからだ。これに50億の予算がついた。
 牛たちの命で生産調整をするという、非人道的な補助金だ。

dmenuニュース
「卵や牛乳の安定供給 裏で起きているのは「生産調整」という名の税金を使った殺処分」
2023年4月11日より引用

ガンガンと殺処分を進める一方で、たんぱく質が足りなくなるから昆虫食えだなんて、わけが分かりません

陰謀論がお嫌いな諸氏は、そうした奇妙奇天烈な社会現象について、陰謀論なしでどのように説明できるのか、大変、興味深いところです。


うん?ま、どっちでもいっか?


いずれにしても、みなさん、力強く生き抜けたらいいですね

最近みたこちらの動画・・・自分を押さえつけてくる6人をなぎ倒す達人が紹介されています。

面白い?いや、面白がっているだけではいけません。それは、これからの時代、私たちがこれを地でやっていく必要があるかもしれないからです。

動画中、多人数の限界は4人だと思っていたけど6人?などという話が、出てきたりもします。たしかに、合気道で相手にする人数は、どこかに限りがあることでしょう。

しかし、合気道的な要素を取り入れながら生きていくうえで、私たちが、そうした限界を考える必要はありません

私が言っているのは、こうした物理的な戦い方としての合気の話ではありません。心の持ちようや精神のあり方生き方の姿勢として、合気の要素を取り入れたらどうかと思うのです。
つまり、そこに物理的な制約はないわけです。
心の持ちようや精神のあり方生き方の姿勢として合気の要素を取り入れて生きていく場合、相手は何人いても関係ありませんいくらでも相手できるのです。「彼ら」がいくら強大でも、束になってかかってこようとも、自分のペースが乱されることはないはずです。
合気的に「彼ら」とガチンコで勝負しないためには、「彼ら」から見た時、「コイツ、何やってるんだ?」くらいに思われるくらいがちょうどいいはずです。

「束になってかかってこいや」より引用

合気道は、最終的にすべて物理動作に変換していく必要がある一方、生き方や精神のありようというのは、物理動作に変換していく必要はないのです。したがって、そこには無限の可能性が秘められているとも言えます。

負けてられません

てなわけで、それぞれ頑張っていきましょ


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