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No,152.才能と努力(情熱+粘り強さ)についてグリット(grit)を紹介

※この記事は1分で読めます('◇')ゞ

色んなことをやってきたけどつくづく思う。

俺って才能が無いな〜と・・・

そういった背景から「才能なんて関係ないはずだ!」

「一生懸命頑張ることで才能に打ち勝てるはずだ!」と思っています。

その思いについてつらつらと書いてみます。


才能

スポーツの世界や学問の世界、仕事、音楽、はたまたコミュニケーションでも、「あいつは、もっているとか、才能(センス)があるとか、素質がある」と聞くときがある。

では才能とはなんぞや?と考えてみると、「スキルが上達する速さ」(Duckworth, 2016)とも言える。

ここで一つの疑問が残る。

見たり聞いたりしたことがある思います。天才少年・少女と呼ばれ、凄い人大人になるだろうと言われていた人たちのことです。

テレビでもやっていますよね「世間を騒がせた天才少年・天才少女は今何してる?」って番組。

今何してる?ということは、騒がせた道を歩んで成功していないということです。

周りが認める才能があるのに、なぜ成功しないのか?

Cox(1926)は 301 人の天才の生育歴を調べ,卓越した業績を上げた人の若い頃は高い知能だけでなく動機づけと粘り強さにより特徴づけられること,知能が高く粘り強さがきわめて高い人は知能がきわめて高くやや粘り強さに欠ける人よりも卓越した業績を上げることを示唆している。

Cox(1926)が示したように、才能だけではなく粘り強さが合わさってこそ結果が出せるようです。

まあ、当たり前って言えば当たり前ですね。

才能と努力(情熱+粘り強さ)

Duckworth, Peterson, Matthews, &Kelly(2007)は長期的な目標を成しとげられるか否かという現象に焦点を当て,長期目標に対する情熱粘り強さ(情熱+粘り強さ)からなるグリット(grit)という非認知的特性を提案した。

長期目標の達成について予測する際にグリットと才能の高さの指標のそれぞれの影響を同時に検討すると,グリットは達成を予測するのに対して,才能の高さは達成を予測しないという知見が報告されている(Duckworth et al., 2007)。

この結果から、目標の達成(成功)は才能より情熱粘り強さ(情熱+粘り強さ)の方が重要だということが示唆された。

つまり、情熱や粘り強さが、才能のある人を凌駕する可能性があるってことですね。

最後に

恣意的に書いてみたものの、調べれば調べるほど私自身、頑張る才能も無いことに気づいた秋の空です('◇')ゞ'◇')ゞ

Duckworth先生が示したように、続ける粘り強さ(頑張る才能)を身につけなけらばなりません(-。-)y-゜゜゜

最後まで読んでいただきありがとうございます( *´艸`)

引用文献

Cox, C. M. (1926). Genetic studies of genius: Vol. 2. Theearly mental traits of three hundred geniuses. Stanford,CA: Stanford University Press.

Duckworth, A. L. (2016). Grit: The power of passion and perseverance. New York: Scribner

Duckworth, A. L., Peterson, C., Matthews, M. D., & Kelly,D. R. (2007). Grit: Perseverance and passion for longterm goals. Journal of Personality and SocialPsychology, 92, 1087–1101.


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