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「悟り」と「差取り」

「悟り」は何か大切なことに「気づく」という意味でよく使われます。

これが仏の「教え」となると、「迷いの世界を超え、真理を体得すること。」(Wikipedia)という意味となり、大切な教えとなります。

さらにこれが神の「道」となると、実は本来の文字が変わり、
「差取り」というものになります。

神道はその文字どおり、「教え」ではなく「道」。
「差取り」とは、厳密には内的な気づきではなく、起きる事象を指します。

どういうときに起きるかというと・・・

人の場合は
「魂が持っている生き方と違う生き方になって、その差が大きく開いてしまったとき。」

あなたの道は、
そっちではないんだよと、
その「差を取る」事象が起きます。
突然、ケガにあったり、病気が出てきたり、何か周りにネガティブなことが起きたり・・・そんな形かもしれません。
要は、あなたを立ち止まらせる何かが起きます。

それは一見、好ましくない事象ですが、
実は大事なサイン。

それが「差取り」であると気づけば、
正に、大事なことに気づく「悟り」となります。

「差取り」に気付いてください。
そして、
軌道修正のタイミングだということを教えてくれたと、
感謝したいものです。

そうすれば、
実は生きとし生けるもの全て、
摂理の運行の中で、
大切に見守られていることを悟るのではないでしょうか。


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