時間選好で、今の自分を眺めてみる

アル開発室 夏のアウトプットキャンペーンに9月末まで参加させていただいています。読んだ文章の感想を上げる強化月間です。今日は「時間選好」という概念について触れられた記事について書こうと思います。

読んだ記事

タイトルにもある「時間選好」という概念が面白かったです。
記事で以下の説明がされています。

時間選好が高い、というのは「将来よりも、現在のほうが大事だよね」と思っている状態です。今持っている1万円は全部飲み屋でぱーっと使っちゃおう!あとのことなんて考えない!みたいな感じです。

https://kensuu.com/n/n1bc989eb3752

この時間選好という概念で”生物を眺めてみると、人間は珍しく、時間選好を低くすることができ、それをして文明や文化の発展を成し遂げてきた”し、”時間選好を低くすることが大事な領域が個人レベルでもある”という趣旨の文章も「なるほどなあ」と思いました。

自分は今、時間選好はどうなっているのか?

この概念を少し自分に手繰り寄せたいので、「この辺はこの概念で考えられると面白そう」を自分の生活関心圏内でいくつか振り返ってみました。

1.体重管理
体重を60㎏台にしたい。という目標を設定しているのですが、71.5㎏辺りをずっとキープしています。
キープができているのは、食事管理に関しては時間選好は低くできていて、体重が落ちないのは、運動に関しては時間選好が高止まりしているからなのではないかな?と思いました。

食事管理ものに対しては、比較的時間選好を低くできていて、飲み会や満腹を越えて食べることを抑えることができていると思うのですが、筋トレやランニングは最近やる気が起きずに、違うことをしてしまうので。

2.”YouTube””SNS”
上記の「違うこと」の代表格が”YouTube””SNS”です。これは僕だけではないと思うけど。これらって時間選好を高める達人的なサービスなのだな、と。「次!次!」って感じで、今のタイミングしか考えられなくなって時間がなくなっていく、というのを止めるのは難しいです。
だから、やっぱりこういうのは(脱)習慣化のための最初のルール設計が大事なんだな、と思いました。

3.キャリア
これは時間選好が高かったり、低かったりしているな、と思っています。
4月からフリーランスで働きだしているのですが、個人の特性としても逆算型のキャリアを描けるような感じでもないし、世の中も「不確実!変化が激しい!」と言われる中だから、そもそも僕以外の個人も時間選好を低くしづらい気もします。
 
でも、「ビジョンと言うか見てみたい世界に繋がらない自分の生かし方はしたくないな」というシゴトの選び方は結構している気がします。

なので、「自分がどうなっていくか」という視点では時間選好はそんなに低くできていないけど、「自分をどう生かしていくか」という視点では、時間選好は高い状態というわけではなさそうだな、と感じました。

「時間選好」に関して問いとして持っておきたいもの

1.時間選好の概念で他に考えたい項目
パートナーシップや、本の選び方とかも追加で考えたいなと思いました。

2.時間選好は低ければいいわけじゃないんだろうな、ということ
個人的には「時間選好が低ければいい」というわけでもなくて、「いま、ここ」とか「感覚」みたいなのが大事になっているトレンドもあると思っています。時間選好を低くしすぎちゃったり、この概念の誤解して使うと、今の自分を犠牲にして、未来の自分に差し出しちゃったりすることを招きそうなので、ここら辺は探求したいときに、深めていきたいなと思いました。

今日は以上です。面白い概念があるんだな、と思いました。

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