帰国後、半年経過

以前より、人と話すようになった。
自分からも話して相手の反応を確かめるようにもなった。

これが自覚している1年の間の自分の成長である。

帰国後の取り組みについて

帰国したのは12月、そのあとは実家に帰ったが
2月から3月中旬までは島で暮らした。

場所は、島根県隠岐郡知夫島
牛がいて、海があって、古民家に一人暮らし、週に2回のバドミントンと仕事が終わったらお酒飲んだり、、写真を撮って島の働く人を取材したり職場見学したり、そんなこんなであっという間に終わってしまった生活だった。

必要以上に拘ってしまうと言う変なプライドのせいで
自分は、仕事が遅いなとつくづく思う。

最近の私

4月からは3年生として復学し、学生生活を送っている。
休学中は自分の意思で好きなことしかしていなかったから心身ともに疲弊していてまんまと体調を崩したりもした。

相変わらず冒険は好きで、せっかくの東京ライフだし
コロナの影響を考慮した規制も無くなってきてイベントや人との交流も盛んになってきているところで、たまーに街に出てみたりもする。
とはいえ、休日は家に篭って映画鑑賞など

この頃の関心は、台湾や香港あたりの文化や各国の食について、そして、学生運動とかデモとかそんなところ。人間が人間らしく生きること、できるだけ自分の意思で自由に生きることみたいなところの実現をするために情報収集をしているのである。

特にここ1-2週間では、資本主義だとか地方創生ビジネスだとか、その辺りをテーマにして本を読んだりしてみている。

来週末は、ホームレスの炊き出しボランティアに行くことにした。
そして、今月末に開催される移住相談のような会にも参加することにした。

私は結局、せかせか働くよりも、のんびりとはいかないかもしれないけれどやりたいことのために自分の時間を使いたいのである。

言い切れないと言う葛藤

「ゼミ合宿は米沢にしよう!」と先生が言った。

米沢は私の地元のことである。

案内まかせたと言う感じで丸投げにされた。本来は喜んで受けるべきなんだろうけどもそうはいかない。交通費は高いし、これと言った紹介したいと思えることがパッと思いつかず、自信を持って推して行きたいとはならないからだ。

私のプレゼン不足もあるが、急な出費は学生には痛い。
片道8000円越えは普通に無理だろ。わかる。

17名中10名が行きたいと言っていたものの費用計算してもう一度参加者を募った結果、3分の1にまで減った。優先度や価値基準、金銭的な事情を考えさせられる。

ここでは、なんだかモヤッとする感覚を覚えた。

それは、交通費は高いし、これと言った紹介したいと思えることがパッと思いつかず、自信を持って推して行きたいとはならないからだ。言う部分である。

地元のことは、好きだし、はっきりといいところだよと言える。自信がある。でもわざわざ写真を撮りたくなったり、面白い体験ができる観光地が正直あるわけでは無い。魅力的に感じているのは、18年間の積み重ねた思い出たちであって、それらが自分の中に積み重なっているからだと気づいた。

なんだか言い切れない、自慢しきれない

一泊二日だとして2万弱の出費と引き換えに提示できる面白さってどこにあるんだろう。どう作れるんだろう。

この辺りが最近の課題で、もしかしたら卒業後に仕事として解決したい問題なのかもしれない。

意見の交流

やっと自分の意見に自信を持てるようになってきた。

考えに至った過程を裏付ける思考や経験を蓄積することができたし、様々な人に出会い話を聞くことで思考のパターン化みたいなものもいくらかはできるようになった。

議論を諦めて、へぇ〜そうなんだ。で会話を終わらせる時の方が多いけれど、少なくとも、え?なんで?ってきけるようになってきている。成長。

あとは無理に会話しようとしなくてもいいし、笑顔を作りすぎなくてもいいってことがわかった。こちらが仮面をかぶると向こうも仮面を被り返して来たり、私利私欲に利用されることの怖さもなんとなくわかった。

これは続けていきたい。

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