【格安海外旅行Tips Vol.04 】 格安旅行のお供に持っていきたいもの
円安と航空券の高騰が続いています。こんな厳しい状況でも、いやこういう状況だからこそ、ちょっとした工夫で旅を少しでも快適にしたいものです。私が最近実践している、格安海外旅行のための持ち物などをまとめてみました。
レトルトご飯を温める電気ポット
とにかく海外は食費が高いです。旅行先や期間にもよりますが、毎日3食をホテルやレストランで食べていると、お金が飛ぶように消えていきます。もちろんせっかくの海外ですから、地元の食べ物を楽しみたいし、ちょっと贅沢は当然としても、時にはお金と時間の節約のために、食事に手を付けるのは効果的です。
海外に行くとわかりますが、日本で言う安い定食屋さんとか牛丼屋さんのような、1000円以下で満足できる飲食店は、アジアの一部を除いて本当に少ないです。
そこで自炊です。
自炊と言っても、部屋にキッチンがある場合であれば地元のスーパーで買い出しして本格的にやるのも楽しいですが、超簡易自炊の話です。お湯を沸かしてレトルトのご飯を温めるのです。あくまでもお腹を満たすのが目的ですから、お茶漬けやふりかけ、インスタントのみそ汁を持っていくのもいいですし、副菜だけ現地で買ってもいいです。
そのためにはお湯を沸かす道具が必要です。海外ではホテルランクにはあまり関係なく、電気湯沸かしポットはたいていないです。あったとしてもレトルトご飯が温められないサイズや形状だったりします。
この今はなきサンヨーの湯沸かし器は、形状が丸くなくて幅広になっているので、レトルトご飯が半分くらいはお湯に浸かります。途中で上下をひっくり返せば完璧です。この機種はすでに廃番なので、オークションで購入するか似たものを探してください。
丸い湯沸かしポットでも、レトルトパックを潰せば入らなくはないです。いずれにせよ、新たに湯沸かしポットを用意する場合には、ご飯を温められるサイスかどうかが重要なポイントです。
また電化製品は電源電圧に注意です。大きく分けて日本と北米などの100Vエリアと欧州や中国などの240Vエリアに大別されます。渡航先によって異なりますので、新たに購入する場合は両方の電源電圧に対応しているものがおすすめです。なお100Vと110V、または220Vと240Vが誤算の範囲なので気にしなくていいですが、100Vと240Vは電圧が倍違いますから互換性は全くありません。
たとえば日本の100V専用機を欧州などの240Vで使うと、電源を入れた瞬間に火花を吹いて壊れます。100/240V共用機でも自動ではなく手動で切り替えが必要であるものも多いので注意が必要です。
なお便利だからといって普通の電気ポットでラーメンなどを茹でるのはおすすめはしません。私はふりかけ以外ではレトルトカレーとか、牛丼なんかをよく持ち込みます。ただしアメリカなどでは肉類の持ち込みが禁止されている所も多いので注意してください。アメリカの植物検疫は州(空港)によって対応がずいぶん違うのでご注意ください。ホノルルとシアトルが厳しい気がします。
あとご飯茶碗の代わりにカップ麺の容器を使うといいですよ。私は最初に現地でカップ麺を食べたら洗ってお皿、丼として使っています。
そうだ、箸とナイフフォークを忘れないように。もしも忘れたら往路の機内食のカトラリーを調達しましょう。あと伊藤園の粉末緑茶もいいですよ。海外の緑茶は結構砂糖が入っているので。
なお熱湯が入らない水だけで食べられるマジ非常食もありますが、美味しいとは言いがたく、値段も高いので海外旅行食として選択する理由はないと思われます。
携帯ウォシュレット
これはもう必需品ですね。海外のホテルには韓国や台湾などのごくごく一部を除いて、ホテルランクに関係なくウォシュレットはないです。普段からお尻を洗い慣れている私達には結構苦痛です。これについては別記事にしています。また飛行機の中でも使いたいので、欧米線ではいつも機内持ち込みしています。
これもいろいろな種類がありますが、手で押すタイプが水の勢いを調整できるので絶対オススメです。ペットボトルに装着するものはうまく水を押し出せませんし、電池ポンプ式は高くて重くて調整もしにくくて意味ないです。
衣類圧縮袋
衣類は下着も含めてとてもかさばります。それを綺麗に圧縮して収納できる袋、バッグが便利です。たくさん色々なものがでているので、探してみてください。
私が使っているのでA4サイズのブリーフケースみたいなもので、マチの部分にファスナーがあって、膨張したバッグをファスナーで綺麗に圧縮(薄くなる)できます。また綺麗にたたむことなくある程度適当に突っ込んでも平気なのでとても重宝しています。
言うまでもなく、できるだけ衣類は最小限にするか、不足したら現地で調達することをおすすめします。私は古くなった下着類は、日本で捨てないできるだけ海外で最後に使って現地で捨てるようにしています。洗濯回数も減らせるし、帰路の荷物重量もセーブできるので一石二鳥です。
室内履き
これも海外のホテルにはほとんど置いていません。室内で靴を脱ぐ習慣が少ないからなのでしょうね。私は国内のホテルに泊まった時に、持ち帰れる使い捨てタイプのスリッパをいただいてきて海外で使っています。履き潰しでいいと思います。南の島ではもちろんB3一択です。
洗濯洗剤
これはいらないと思います。というのも、部屋で洗濯をする場合には洗濯洗剤を持ち込んでもいいのですが、液体物の制限や小分けになっている洗剤はすごく高くついたりといろいろ面倒なので、洗濯にはホテルの部屋にあるシャンプーを使うのがおすすめです。シャンプーというのは非常に洗浄力が高いのです。余計な液体を持っていく必要もなくなるのでおすすめします。
怪我のケア
旅先で軽い軽傷を負うことって案外多いです。こんな時のために、消毒液とバンドエイドは持っていきます。そういえばバンドエイドは商品名で、地域によって呼び名が違うというか、別の製品が一般名詞化しているみたいです。
カゼ薬と胃薬
これは持っていると安心です。特に胃薬は食べすぎた特に威力を発揮します。カゼへの対応はこんなことを実践しています。
保湿クリーム類
乾燥対策です。特にジョンソン&ジョンソンのアロマミルクシリーズはおじさんにもぴったりです。特に日焼け跡にはめちゃくちゃ効果があります。これ塗っておけば皮膚が白くなって剥がれ落ちてきません。剥がす時はお風呂で軽くゴシゴシすればきれいに垢として落ちてくれます。
電源プラグ変換器
これも必需品です。国によって電源プラグの形状はさまざまです。行き先ごとに毎回調べたり買ったりするのは面倒なので、万能変換器を買っておくことを強く勧めます。これひとつで全世界の電源コンセントに対応しています。パズルみたいですけどね。
テーブルタップ
上記の変換器が一つあれば、そこから先は普段使っている電源ケーブル、いわゆるテーブルタップを持っていきます。最近は充電するものがとても多いので、私は6個口のものを使います。
体温計
コロナやインフルにかかるかもしれません。まずは発熱の有無を知ることはとても重要です。
耳かきまたは綿棒
ないと耳が痒くなった時にかなり不快なので。
ネックピロー 首まくら
これはバカにしていたんですが最近使うようになりました。機内ではやっぱり首を固定できると楽です。時々ベッドで寝る時に使うこともあります。無印良品のものがいいです。
海外旅行保険
コロナ前はクレジットカードに付帯している保険で補償はまあ十分だったと思いますが、いまは状況が一変しています。まずコロナなどの感染リスクが依然として高いです。そして最近、カード会社は付帯保険の条件をどんどん改悪しています。航空券などをカード決済していないと適用されないとか、保険金額が減っているとかいろいろです。これはゴールドカードだろうがプラチナカードだろうがあまり関係なく改悪になっていると思います。詳細はお持ちのカードの保険内容を確認してください。
私はコロナ以降はカード保険とは別に毎回契約をしています。その際もおすすめプランではなくカスタマイズして不要なものと必要なものを把握して保険料を抑えるのがいいです。カードの付帯保険も使えないわけではないので、それを補填するメニューを自由にカスタマイズします。これができない固定プランの保険会社は使いません。
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