星のや富士でグランピング （山梨 河口湖町）

星のや富士に滞在したのは2016年4月はじめのことです。開業して半年後くらいですね。まだ肌寒い日もある時期で、滞在中は曇り空か冷たい雨が降っていました。

滞在目的は星野リゾートへの初投宿であることと、当時話題になり始めていたグランピングの体験です。星野リゾートが考えるグランピングとはどういうものなのかを体験することが目的です。

部屋は間口の狭い細長いタイプでした。このタイプは最近よく見かけますね。河口湖ですから決して高原のような涼しさはなく、開口部が一つですから部屋を風が通り抜けるということもありません。

天気が良くなかったの、残念ですが全く富士山を望むことはできませんでした。富士山まで直線距離で20キロほどですが、天候によっては見ることができません。こればっかりは運次第ですね。部屋からは河口湖はしっかり見られます。

ベランダには炎を楽しめる名称不明のストーブみたいなものがあります。炎を見ているだけでなぜか落ち着きます。ホ脳は綺麗ですが小さいので暖を取るには小さいです。

ただこの開口部のベランダみたいなスペースが、両サイドコンクリートの壁になっていてかなり圧迫感があります。ワンルームマンションのベランダみたいで好きにはなれません。

敷地内にはタープのあるソファやベンチのようなものが何箇所もあります。雨が降っていても大丈夫。ですがタープがかなり低いところまで貼られているために、寝転んでも座ってもかなり圧迫感があります。

冷たい雨だったのでストーブが恋しくなりました。

食事です。グランピングとなっていますが自分で作るわけではなく提供してもらえます。

朝食です。

グランピングに定義があるわけではないと思います。星のや富士でのグランピング体験は、案外普通のリゾートホテルでした。悪い点は一つもありません。ただ、普通のいいリゾートホテルだなあということです。個人的には再訪はないです。私がそんなにアウトドア派ではないというのもありますが、ここでの滞在はキャンプのような過ごし方でもないなあと。雨の4月というのもタイミングが悪かったのかもしれません。トップ画面に使ったコーヒーの写真は気に入っています。