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繊細な色の変化も楽しめる硫黄泉 高湯温泉 静心山荘 (福島市)

この色はひたすら感動的です。写真の色は加工していません。

5月の連休中にふと思い立って出かけた、福島の高湯温泉 静心山荘です。予備知識はほとんどなしで、裏磐梯や五色沼の近くの立ち寄り湯をGoogleマップで探して見つけました。

写真によって湯の色が微妙に違うのがわかると思います。光の強さと見る角度によって、微妙に異なるのです。繰り返しますが加工していません。見た目もこの通りです。

この写真だけ女湯です
ここからは男湯
天井が高いです。男湯と女湯は完全に左右対称です

昔こんな色のガラス細工を持っていたような気がします。

ネットで他の写真を検索して分かったのですが、これほどの色を感じられることはそんなに多くはないみたいです。この日は薄曇りで直射日光は入らず、いい感じに光が柔らかく拡散されていたからなのかもしれません。

お湯は硫黄泉で、湯の花が底に積もっています。かき混ぜると舞い上がってこれまたとっても綺麗です。湯から上がっても半日くらいは身体から硫黄の匂いがします。私が入った温泉の中では、箱根仙石原の萬岳楼のお湯に近いです。40度くらいなのでちょうどいい塩梅です。

きれいですねえ。ずっと見ていられます
洗い場はひとつです
奥にあるのが湯口です

湯船に入って動画を撮ってみました。いわゆるPOV映像です。この角度からだと色はあまり出ていない、普通のにごり湯に近いです。源泉かけ流しの音が湯屋に響きます。

湯口は角の四角く覆われているところにあります。ここがなぜ覆われているかと言うと、源泉の硫黄分が非常に高いようで、煙突代わりになっていて常に換気扇が回っているんです。動画には換気扇の音も混じっています。硫黄ガスの中毒を防ぐ目的です。

左右対称
脱衣所には湯治場の雰囲気があります
これを見ても私には酸性アルカリ性くらいしか読み取れません・・・
向こう側のパイプから源泉が引き込まれています
この中にある湯口から源泉が注ぎ込まれています
かけ流しの排水溝
湯の花が積もっているのがわかります





ぎゃああああああああ!!!

男女の湯船は繋がっていまして、格子状の開放部から向こう側に手を突っ込むことができます。

福島駅からバスで2、30分ほどとアクセスもいいみたいです。近いうちに泊まりに行こうと思います。部屋は4室しかないようで、ほんと何もしない贅沢な時間を過ごせそうです。福島までは新幹線以外に高速バスで3,000円くらいで行けます。

静心山荘のリンクはうまく貼れないので、キャプチャーしておきます。
高湯温泉 静心山荘

2024年7月14日追記
隙間を縫って出かけようと思い電話したところ9月18日まではほぼ満室とのこと。まあ4室しかないですからね。また一人宿泊は受けていないそうです。3ヶ月くらい前から行動しないと無理っぽいです。正直そこまで気合い入れるほどでもない気はしますが。。。


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