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次回「定例イソラジ」(20201119)のためにビゼーの曲を選曲(9)

 予定通り、歌劇「カルメン」をハイライト盤で聴き直しました。
カルメンは、グラシェラ・アルペリン(ms)、ホセが、ジョルジオ・ランベルティ(tn)。

アレクサンダー・ラハバリが指揮するスロヴァキア放送交響楽団による全曲盤からの抜粋。
スロヴァキア・フィルハーモニー合唱団がコーラスで参加しています。

録音は、1990年7月にスロヴァキアにて行われました。時間は66分弱です。

・組曲との違いについて

 組曲の場合、通常歌手は登場しないでオーケストラのみで演奏されます。
アリアなど歌手が歌うメロディは各種楽器が担当する方式になっています。

ハイライト盤の場合は、始めに全曲録音があって、そこからの抜粋となります。
当然アリアなどは、それぞれの役の歌手が歌っています。この点が新鮮ですね。

それとハイライト盤は、基本的に第1幕から順番に有名曲が並んでいます。
なので、各曲の関係性を知ったり、台本の筋に沿って聴けるのも魅力ですよ。

・収録曲について

 第1幕より

1.第1幕前奏曲
2.鐘が鳴った
3.ハバネラ「恋は野の鳥」
4.セギディーリャ「セビリャの城壁の近くに」

 第2幕より

5.第2幕間奏曲
6.闘牛士の歌「諸君の乾杯を喜んで受けよう」
7.花の歌「おまえが投げたこの花は」

 第3幕より

8.第3幕間奏曲
9.聞け、みんな聞け
10.税関吏ならまかせといて
11.何を恐れることがありましょう

 第4幕より

12.第4幕間奏曲
13.来たぞ、来たぞ

・各曲の繋がりが明確になって話の筋が理解しやすいのが◎

 第1幕で「カルメン登場」、第2幕で「闘牛士とホセ」、第3幕でちょっと「休憩」、第4幕で「カルメンの死」。

ラストに劇的なシーンとなって大満足で終わります。
このハイライト盤なら、1時間と少しですので、イソラジ配信に加える事にします。

ラハバリの指揮が、ハキハキとしていて劇的魅力が表現されています。お勧め(^^♪

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