音楽プレイヤーソフトの使い方に関するメモ
以前に御紹介した「AIMP3」というフリーの音楽プレイヤーソフトに関する内容です。実際にイソラジ配信で使用してみての個人的な感想となります。
WINAMPを使ったことのある方は、簡単に使いこなせるでしょう。
どうしてかというと、AIMP3はWINAMPの後継としてロシアで作られたソフトなのです。
操作方法などは、WINAMPと大きく変わっていません。
何が違うかと言うと、本家よりも動作が軽く、より細かく設定出来る点です。
どのくらい軽いかは、CPU占有率の数字で分かります。なんと、、、。
毎回のイソラジ配信中でも、0%か1%のどちらかしか表示されません。
この優れもののフリーソフト、ロシア製なのに最初から日本語が使えます。
メニューも設定画面も、それに大事な曲情報まで日本語に対応しています。
なので、英語(ロシア語)だらけで意味不明ということも、おこりませんよ。
さて配信時の実際の使い方について、2つほど触れておくことにしましょう。それは「デバイスの選択」と「曲情報の表示方法」についてです。
1.デバイスの選択
AIMP3を起動させて設定画面を表示(Ctrl+P)させると、左枠にズラッと項目が並んでいます。
その一番上に「再生」がありまして、これが一番大事な「再生オプション」です。
これを表示させると右側の一番上に使用するデバイスを選択する欄が見えます。
そこの右端にある「下向きの矢印」をクリックすると、そのパソコンで使えると思われるデバイスが縦方向に並んで表示されます。
問題は、ここで何を選ぶか、ということなのです。
この並びは、下へいくほど高音質での再生に対応しています。
なので上の方にあるいくつかは無視して「WASAPI」の中から選択すると良いでしょう。
注意したいのは、Exclusiv(Event)とExclusiv(Push)は排他的動作になることです。
音楽だけを出来るだけ高音質で聴きながら、他の作業をする場合は、これがベストです。
なぜなら音処理関係をWindowsを通さずにAIMP3が独占できるためです。
しかしイソラジ配信の場合、AudioMixerも音を扱えないと困った事態となってしまいます。せっかく用意したジングルとナレーションを使えませんので。
そこで同じWASAPIの中でも排他的ではない「WASAPI:スピーカー」を選択します。
ひとつ上に「WASAPI:Windows Default」がありますので間違わないように。
次に、すぐ下にある「キャッシュサイズ」のバーについて。
パソコンに搭載されているRAMに余裕があればですが、一番右までバーを移動させます。私の場合は、それで250MBをAIMP3が扱えるようになります。
そして、その下に3つ並んでいる項目のうちの、真ん中です。
「ラウドネス補正音量制御」をクリックしてチェックを入れます。
これは、人間の耳の特性に合わせて低音部と高音部を補正して再生する機能となります。イコライザーで調整しても良いのですが、、、。
私には、この「ラウドネス補正音量制御」の方が簡単に高音質化してくれるように思えます。
一度お試し下さいな。聴こえ方がクリアになって、スッキリします。
2.曲情報の表示方法
イソラジ配信前までは、曲の再生時に5秒間だけ「曲名と演奏者」を画面上部中央に表示させていました。聴きたい曲に間違いが無いかだけを確認する表示でしたので、この方法で十分といえます。
しかしながら、この方法だとイソラジ配信時に曲情報を調べるにはAIMP3の画面を見る必要があります。
そのために、その都度音楽の仮想デスクトップに戻らなくてはなりません。
これって配信している最中だと結構面倒な、そして余計な操作に思えてくるようになりました。そこで、表示方法を変えることを考えました。
先程の設定画面の左側の項目の下の方に「情報バー」がありますので、クリックします。すると右側に、色々と設定出来る欄が、見えます。
まずは、一番上の「再生中のファイルに関する情報を表示」にチェックを入れます。すると、その下にある各項目を変更出来るようになります。
以下、私の選択しているのを書いておきます。この4カ所です。
バー型で表示、デスクトップ下部に表示、画面のメインウインドウの位置で決定、常に表示
これで、曲の再生中は、どの仮想デスクトップでも画面左下に曲情報が常に表示されます。
その表示する内容としては「曲名、演奏者、時間」の3つがあれば便利です。その指定の仕方はビューの欄で、「.: %Title : %Artist : %Duration :.」となります。
これだけの設定で、イソラジ配信中の操作が楽になり、曲情報も常に確認出来ます。私には、高音質で軽くて落ちなくて、好きなように設定を変更できる重宝なソフトです。
しかもフリーソフトですので、もちろん無料で使えます。作者様に感謝!
あ、ロシアのサイトはロシア語ですが、英語にチェンジ可能なのでDLには困らないでしょう。
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