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半年で英語初級者からイギリス大学院留学レベルまで上げた英語学習法


いそかずです。

お読みいただきありがとうございます。

前項までは私がイギリス大学院留学を決心するまで、さらには渡英までの手続きをお話しさせて頂きました。併せてお読みいただけますと嬉しく思います。


本項では、私が実行していた「英語学習について」お話しさせて頂こうと思います。留学を決めてから渡英までの英語学習についてです。

留学を志す方々にとって(語学留学等は違うかと思いますが)、非常に苦労するのがこの英語(外国語)というのは、私だけではないはず。

理学療法士の方々のみならず、留学を志す学生・社会人のすべての方々に向けて届けばいいなと思っております。

飽くまでも、私個人の英語学習・体験記のため、この学習方法が絶対というわけでなく、1つの参考として見て頂ければと思います。

ーぜひぜひ読んで欲しい方

・英語勉強したいけど何から始めていいの?
・進学、就職のために早くスコアをあげなきゃ!
・英語の勉強なんてつまんない

と思ってる方!読んで頂ければ、

「簡単そう!」
「明日からやってみようかな!」
「そいえば見たい映画あったわ」

なると思います!させてみせましょう。

ご一読ください。



私がイギリス留学を決心したのが2016年4月、渡英したのが2017年6月。その間、IELTSという英語テストを受けたのが4回(7月、10月、12月、2月)。前項でお話しさせて頂きましたが、出願に必要なスコアをまず獲得しなければなりませんでした。

かなり詰め詰めのスケジュールで、理学療法士として臨床業務を行いながらの英語学習でした。

そんな中で私が行っていた英語学習方法に関して、まとめていきます。


IELTSテストの項目でもある、

・Reading

・Listening

・Writing

・Speaking

の各項目でお話しさせて頂こうと思います。

私が使わせて頂いたのは主に

①参考書

②スマートフォンアプリ

③オンライン英会話

④スクール(IELTS対策)

の4つです。

そりゃそうだろうと。

今は、色々な方法で英語を学習できます。色々な方法で英語に触れることができます。そんな中で、自分に合った勉強方法・英語に触れる方法を取捨選択することが重要となってきます。

上記に挙げた4つ以外にも、英会話スクールや英会話カフェ、クラブでの外国人との交流やそういうお店に通う事、tinder等のマッチングアプリで外国人の友達を作ること等、やろうと思えば多くの学びの機会があります。

そんな中から、私は働きながらという事もありましたので「限られた時間」を使って、オーソドックス(?)な方法で英語学習を進めていきました。


ーIELTSについて

前項「出願から渡英までの手続き」でもお話しさせて頂きましたが、本項から読んでいただきました方々のために、もう一度おさらいさせて頂きます。

IELTS=International English Language Testing Systemの事です。

このテストはイギリス大学院進学のみならず、イギリスでの学生ビザの発行にも必要な英語テストです。

IELTSとは?

International English Language Testing System(IELTS:アイエルツ)は、海外留学や研修のために英語力を証明する必要のある方、およびイギリス、オーストラリア、カナダなどへの海外移住申請に最適なテストです。
イギリス、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドのほぼ全ての高等教育機関で認められており、アメリカでも TOEFLに代わる試験として入学審査の際に採用する教育機関が3,000を超え、英語力証明のグローバルスタンダードテストとして世界中で受験者が増え続けています。IELTSはブリティッシュ・カウンシル、IDP:IELTS オーストラリア、ケンブリッジ大学英語検定機構が共同運営で保有する試験で、世界140ヵ国の1,200以上の会場で受験することができます。(引用元;日本英語検定協会HPより)

同じように英語のテストとしてTOEFL/TOEICがあります。

それらは各大学院の募集要項内のEnglish Requirement内には含まれますが、イギリスのビザの取得には使用できません。以前までは使えていたのですが、2014年以降、それらは使用できなくなり、IELTSが必須となりました。

IELTS,TOEFLは同じように以下のセクションが含まれています。

・Reading

・Listening

・Speaking

・Writing

の4つです。

その2つの違いとして、、、

・リスニングに関して、TOEFLはアメリカ英語、IELTSはイギリス英語となります。
・スピーキングに関して、TOEFLはコンピュータに向かって話す、IELTSは一対一の面接形式のテストとなります。
・ライティングに関して、TOEFLはタイピング、IELTSは筆記形式となります。

大きな違いとしては上記の通りですが、細かい違いも多々あるかと思います(私はTOEFLを受けたことがないため、ちょっと分かりかねます)。

また、このIELTSにも日本国内では大きく分けて2種類に分けられます。

・日本英語検定協会の実施している「IELTS」

・ブリティッシュ・カウンシルの実施している「IELTS for UKVI」

の2種類です。

このUKVIというのは「UK Visa and Immigration」の略で、文字通り、ビザ申請時に提出するテストスコアのためにはこのUKVIのテストを受ける必要があります。

テスト内容や採点方法は全く一緒であり、大きな違いとしては受験料のみとなります。

IELTS;25,380円

IELTS for UKVI;29,400円

※英検協会実施のIELTSは全国で行われますが、UKVIの方は東京・大阪でのみの開催となります。

何回も乱雑に受けれない値段です。私自身は渡英までの間で4回受けました。確か、英検2回、UKVI2回です。

ビザの申請時に必要とお話させて頂きましたが、大学・大学院に進学する場合にはこの限りではありません。

イギリスの移民局から許可を受けた大学へ進学する場合には、出願時に提出したスコアをビザ申請時にも使用できるという特別規定があります。

大学の一覧です。英国政府HPから飛べます。

IELTSのスコアは各項目0~10までのスコアで表されます。4項目すべてのスコアの平均がOverallとして出ます。

私が一番最初に受けたIELTSスコアが以下の通り。(2016年7月)

Listening 4.5

Reading 5.5

Writing 4.0 

Speaking 4.0 

Overall 4.5

と散々な結果でした。


そんな私が、どのように勉強して、どの程度スコアが伸びたのか・・・?


ー時間の使い方

英語の学習に限らず、皆様勉強の仕方に関してはそれぞれの方法があると思います。

朝型なのか夜型なのか、ちょこちょこやるのか集中して短時間でやるのか。その勉強方法に関してお話しすることはありません。

理学療法士として働きながら、どのように時間を使用して英語の勉強時間を確保したのか。

についてお話しさせて頂きます。

あらかじめ・・・働きながらだからといって言い訳するわけでもありません。ただ、理学療法士として働きながら、ひいては社会人の方が留学を志している方々にとって有意義な情報になればなと思っております(時間の作り方に関しても、人それぞれだとは思いますが・・・)。

平日、大体の一日のスケジュールが、

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この時間の中で、英語学習の時間を丸々入れ替えると、、、

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という感じになります。

私は、夜の自由時間・通勤時間を主に英語学習の時間に充てました。

職場が遠かったのもあり、その通勤時間(電車)を勉強時間に充てられた事は大きかったです。職場が近ければ、自由時間等が増えたとも思いますが。。。

もちろん、理学療法士としての勉学やプライベートを切り売りしてまで費やしていたわけではないので、毎日このような生活ではありませんでしたが、まずIELTSのスコアを取らなければ話にならないので、かなり切羽詰まってました。

平日はこのようなスケジュールで勉強を進め、週末にIELTSの参考書を使用してテストを解く、といったスケジュールを繰り返しながら勉強を進めてまいりました。

また、7月から10月までの3か月間、毎週日曜日午前中に英国の公的な国際文化交流機関であるブリティッシュ・カウンシルの主催するIELTS対策コースへ通い、11月~12月には、留学エージェントのbeoが主催するIELTS対策コース(毎週月・水曜日の19時から21時)へ通っておりました。

計20万円程度かかりましたが、貴重な英語に触れる機会にもなりましたし、同じように留学を志している方たちとも知り合う良い機会になりました。

半年間で準備するのは、私見ですが無謀です。

そんな中で、大学受験レベルから最低限留学へ行けるだけの英語を獲得するためには詰め詰めの学習・対策が必要となります。

通勤時間を含めた空き時間の有効利用や、休みの日にも問題を解く・英語に触れる時間を多くしなければ間に合いません。

私が英語学習の中で一番重視したのが、「英語に触れる事」です。日本はいい意味でも悪い意味でも、英語がなくても生活できます。日本語にしか触れない日常がほとんどです。

いかに、日々の日常の中で「英語に触れる」事ができるか。それに尽きます。

私の、というか、英語学習についてお話ししている方はそうゆう方がほとんどなんじゃないでしょうか?

私の話はそれだけでほぼ8割、9割方終わりです笑

ただ、その当時の私からすれば

「どうやって、どこで英語に触れるの?」

という状態でした。なので、その話をします。

触れるのはいいけど意味わからないと触れたくもなくなります。なので英語初級者に近い私としては「一に単語、二に単語」状態でした。

ー英単語

私の場合、英単語は主に通勤中に覚えてました。高校受験や大学受験の際には、英単語帳を鞄にしのばせて、時間があれば開いて、赤シートで隠して、、、ってやってましたね。

便利な時代になりました。スマートフォン一つでそれも済んでしまいます。

英単語のアプリは検索すればかなり多く出てきます。いいアプリもたくさんあります。片っ端から使ってみて、自分のやりやすいアプリを使うのもいいかと思います。

ただ、多くても2つにしましょう。あれもやって、これもやって、あれ?この単語どこかで聞いたな、だと混乱します。混乱しました。

私が使っていたアプリはこちら。

当時Androidを使っていたため、Android用のアプリになります。iPhoneですと、mikanとかがよいかと思います。

私が使っていたSwipeCardで使い勝手がいいのが、「自作での単語帳もダウンロードできる」というところです。

mikanではそれが出来ない(?)と思うので、iPhone用のシンプルな自作単語帳アプリでもよいかと思います。

購入した英単語帳をまとめて、このアプリにダウンロードすることで、スマートフォン一つあればどこでも英単語を学習できます。ちなみに、私が使用していた単語帳がこちら。

別売りでCDも売っており、Apple Musicに入れることで耳からも学習することができます。おススメです。

・辞書の使い方

わからない単語がある際には辞書で調べますよね?その使い方にも英語学習のチャンスがございます。それは、、、

英英辞典を使う事

です。

「これ英語でなんて言うんだろ?」というときには和英辞典を使ってもいいかもしれませんが、わからない英単語が出てきたときには英英辞典を使いましょう。

わからない英単語の説明を英語でしてくれます。文を読む事もできますし、またそこでわからない単語が出てくれば、新たな英単語を覚えるチャンスになります。単語によってはキリがなくなることもありますが、そのようにどんどんボキャブラリーを増やしていきましょう。

ちなみに、一部このようにエクセルでまとめた単語集も作りました。効率は悪いですが、、、

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ーReading

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ボキャブラリーが増えてきたらどんどん英語を読みましょう。

・英語を「○○」?

 Readingに関しては、皆様高校・大学受験でもやっていたかと思います。

勉強方法?一つです。

ひたすら英文を読む

そりゃそうですね(Part2)。

もちろん、英語の論文を読むことでも勉強になるかと思います。

ただ、専門用語が多いこともあり、いくら学びたい事だとしても、専門分野だとしても、1日に何個も読めませんよね?私は無理でした。

「日常の中で英語に触れる」ことが大事なので、普段目を通すもの・読むものを英語ですればいいのです。

Newsです。

少し話は逸れますが、理学療法士として、治療中の患者との会話はある種のヒントです。どんな患者の、どんな話にもついていけるように様々な情報収集をしてました。日頃からテレビのニュースも新聞もネット記事にも目を通してました。

その英語ニュースに関しても、アプリです。これは日によって、内容によって使い分けていたのですが、主に4つ。

どれか1つ、StudyNowだけでもいいかも知れません。ただ、他3つのアプリに関しては、動画も見れますので、おススメです。

もちろん知らない単語も、見たことない言い回しもたくさん出てきます。まずはそのまま一回読んでみましょう。読もうとしてください。意外と何となく読めちゃうと思います。

そこから、わからない単語を調べてみましょう。もっと意味が通じます。知らない単語が出る度に調べて、読んで・・・を繰り返してしまうと、あまり頭に留まりません。

「ちょっとわからないけど、何となくこういう意味かな」ぐらいで読み進めて、後から知らない単語を調べてみた時の「そういうことかー!」感が頭にインプットされます。言い回しに関しても同様です。

同じようなジャンルであれば、同じような単語も出てきます。読み進めている段階で、同じような言い回しも出てきます。そのような形で「英語に慣れ」ていきます。

このReading、読むということ、英語を実際に視覚的に入れることによって、私の英語アレルギーは徐々に改善していきました。

文字を見る、単語を見る、文を見る、まずは英語を「見る」ことから始めてみましょう。


最終的にReadingのスコアは

5.5 → 6.5


ーListening

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同じです。

ひたすら英語を聴く

これに限ります。

目で慣れるの次は「耳で慣れる」です。ただ、視覚的に捉えるよりも難しいです。そのため、ただ英語だけのニュースや会話、音楽を聴いていても、全く頭に入ってきません。

「聴く」こと、「英語に慣れる」という事を考えると、ただ聞き流すことも一理あります。ただ、私のような低レベルな英語学習者が聞いても、ただの雑音です。

もう一度言います。雑音でした。

なので、初めは日本語入りの音声を聞きましょう。先程紹介させて頂いたDUOという英単語参考書のCDは単語を耳から覚えるときには有効です。

また、ポッドキャストもおススメです。今は色々な英語学習のためのポッドキャストが出てますので、何個か試しに聞いてみて1つか2つに絞って、できれば毎日聞くようにしましょう。

さらには、「動画」です。これはReadingでの、英語を「見る」ことも含まれており、いい勉強になります。正直、動画であればYoutubeでも映画でも何でもいいと思います。ニュース等と同じように、自分の興味のあるもの・見れるものをチョイスしましょう。

私が見たもので、おススメなのが、以下の2つです。

・TED

TED (Technology Entertainment Design) TALKです。世界各国の知識人のスピーチ動画になります。

これは英語の勉強のみならず、様々な知識を得られること・自己啓発にもつながります。アプリもYoutube動画もございます。(ポッドキャストありますが、初級者にはあまりおススメしません)。

・映画(ドラマ)

海外の映画・ドラマを見ることもおススメします。ストーリーを楽しみながら英語を学べるって最高ですよね。ただ、英語の勉強!英語の勉強!ってなっちゃうとほとんどストーリー楽しめません。苦痛でしかありません。どうせ見るなら楽しく見ましょう。

ただ、専門用語が出てくるような映画(医療系ドラマやSFなど)は知らない単語ばっかりで面白くないです。日常生活が描かれているような映画・ドラマであれば、簡単な言い回しや単語が出てきますので楽しめながら勉強することができると思います。私はフレンズとかフルハウス、たまにゴシップガールとかも見てました(ゴシップガールは少し難しいかも)。

・どうやって観るのか?

TEDも映画もどう観るのか?が非常に重要ですよね。

ただ単に吹き替えで、字幕で見てたらただの鑑賞です。あくまでも目的は「英語学習」です。そのための「手段」でしかありません。ただその手段を楽しめるといいよねって話。

できれば、、、3回同じ動画を観てください。観ましょう。観る事をオススメします。時間が無い方や、めんどくさいって人は2回でもいいです。

手順としては、、、

①英語音声 日本語字幕

②英語音声 英語字幕

(③日本語音声 英語字幕)

④英語音声のみ

の順番で観ましょう。

①まず勉強し始めの方は日本語字幕で観ましょう。ストーリー楽しみましょう。

②ドラマであれば続きが気になるところをぐっとこらえて、もう一度英語字幕で観ましょう。「日本語訳でこんなこと言ってたけどよく聞き取れなかったな。英語でなんて言ってるんだろ。」の答えが分かります。

(③)さらに時間があれば、日本語音声、英語字幕。これは Readingの時と同じで「初めて聞く単語だな、言い回しだな。日本語ではどう訳されてるんだろ」の答えが分かります。

④英語音声のみで最後もう一度。字幕があると字に集中しがちです。しっかり画と音声を捉えましょう。

割と効率が悪いかも知れません。が、日常会話を勉強する良い方法です。Academic Writingには応用できませんが、ListeningだけでなくSpeakingにも有効な手段です。セリフを声に出しながら「シャドーイング」するのもいいかも知れませんね。

あなたも段々、英語脳に・・・

最終的にListeningのスコアは

4.5 → 5.5


ーWriting

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さあWritingです。これがかなり苦労しました。まず英語を読む・聴くことはあっても書くことはあまりしませんよね。

ちなみにIELTSのテストではタスクが2つあります。

1.図や表などのデータを英文で説明する、要約する(自分の意見不要)

2.課題文が出されます。その課題に対する考え・理由を自分の知識・経験を交えて書くエッセイ形式(自分の意見要)

例;

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Task1はwhooping cough(百日咳)の患者数とワクチンの関連図です。この図を英文で説明します。

Task2は科学や技術の進歩が我々の寿命を延ばしたことに関して自分の意見を交えながら説明します。賛成意見・反対意見どちらかに立って書きます。

制限時間は二つのタスク合計で60分です。

かなりアカデミックな内容となっております。こんなのボキャブラリーが無ければ無理だし、文法も、また、Task2に関してはそれに対する知識も無ければ何も書けません。しかも手書きです。

まずは、ボキャブラリー・文法をしっかり学ぶこと、英語を書き慣れないと難しいです。問題集等も解けません。そこで最初に始めたのが、

日記を書くこと

毎日書きましょう。その日あったこと、感情も含めて自分の知っている単語・熟語を交えながら書きます。できればその日覚えた単語を交えながら。

また、専門的という事でいえば、私は理学療法士なので患者の記録を英語で書くことを行いました。病院での公式に残るカルテに記載するのではなく(みんなが見るものは誰が見てもわかりやすく書きましょう)、自身の日記に追加してその日診た患者1人の記録を思い出しながら書きます。

パターン化することだけは避けましょう。同じようなスケジュールで同じような毎日を送ることも多いかと思います。何にも書くことがないような日はニュースの記事を見て、それに対する自身の考えを書きます。

そのような形で、英語を書く、英文を書くことに慣れてきたらやっと問題を解いてみます。問題集でも解説として模範解答が用意されておりますので、それを参考にさらに知識をアップデートしていく、という事を繰り返していきます。

最終的にWritingのスコアは

4.0 → 5.5

ーSpeaking

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読む、聞く、書く、ときたら喋るです。なんとなく日本人が一番苦手な項目なのではないでしょうか?学生時代、「喋る」のテストは有りませんよね(今はあるのかな?)。だからでしょうか。

これだけはなかなか一人で勉強することは難しいです。だからといっていきなり英会話スクールというのも自分自身かなりハードルが高かったです。

もちろん、ボキャブラリーは必要です。文法はそれほど重要では無いです。正しく喋れればそれに越したことはないですが、伝われば良いのです。日常会話から。

日常会話は、Listeningの項でもお話ししました映画・ドラマ鑑賞からです。同じような手順で鑑賞しながら、耳で聞いて・目で見て⇒さらには声に出してみましょう。

「こういうときにこうやって答えればいいんだな」「この言い回し使えそう」というように、繰り返し聞きながら、見ながら、声に出しながら、あくまでも’’楽しく’’鑑賞しましょう。

また、ポッドキャスト・その他の動画でも同様です。耳で聞いた言葉・文をそのまま声に出して言う、シャドーイングという技法を使いながら英語脳を鍛えていきます。

もちろん、実践が必要です。できれば毎日誰かと喋りたい。日常生活の中では日本人としか話す機会はありません。スクールへも行ってましたが、毎日行けるわけではありません。そこで私は、オンライン英会話を利用しました。

今では主流となってます英語学習の方法ですし、かなり多くのオンライン英会話を行っている会社があります。スクールでもお金を使っていたので、できればコスパがいいものを使いたい。そこで私が選んだのが、DMM英会話です。

毎日1レッスン(25分間)のスタンダードプランで月額5500円(今は6480円と高くなってました)。スタンダードプランではネイティブの先生は選べず、タイやフィリピン、ヨーロッパの先生方からチョイスしてスカイプで話します。(ネイティブスピーカーを選べるネイティブプランもありますが、1万円くらい高いです。)

時間・先生を選ぶ際に、学習プランを選択できます。発音を学びたい、挨拶を学びたい、色々ありますが、オススメは1つのテーマ・ニュース記事についてディスカッションするという学習プランです。(最初は何もわからずに''a little bit''の発音の仕方とか選んでました。その時の先生に、「ディスカッション形式での学習の方がいいよ」と言われました。a little bit...waste of money)

最初は緊張します。ただ、先生方も優しいですし、話して意味が通じたりすると嬉しかったりします。ディスカッションぽくなってきます。モチベーションを保ちながら、できれば毎日25分間時間を作って行うようにしましょう。1か月の中で1日だけレッスンを受けても、30日レッスンを受けても払う値段も変わりません。

喋る機会を増やしましょう

最終的にSpeakingのスコアは

4.0 → 5.0


ー参考書の紹介

上記、3つ目のものはブリティッシュ・カウンシル公認の問題集、4つ目のものはケンブリッジオフィシャルの問題集となります。

ブリティッシュ・カウンシル公認の問題集は、ReadingからSpeakingまで日本語での解説もついており、かなり重宝しました。

しかし、IELTS対策の問題集に関しては、ケンブリッジオフィシャルのものをお勧めします。過去問として使用し、時間を計りながら週末に解いていました。「14」が最新となりますが、最新の数字から順に13,12,11と解いていきます。1つにつき4セットの模擬テストが掲載されております。(ただ、解答だけついており、解説はついていないので、ある程度勉強が進んでから解くことをお勧めします)


まとめ

英語初級者の私の勉強法でした。最終的なIELTSスコアは

Reading 5.5 → 6.5

Listening 4.5 → 5.5

Writing 4.0 → 5.5

Speaking 4.0 → 5.5

Overall 4.5 → 5.5

となりました。7か月でOverall 1.0伸ばすことができました。

私の第一志望でもあったCardiff Universityの英語コース(Pre-sessional course)へ入学できるギリギリのスコアです。

やはり、1年以上の時間をかけてゆっくりと、しっかりと学習することをお勧めします。


英語学習の肝は、当たり前の事です。何度も言うようですが、英語に慣れることが一番重要かと思います。

英語を見る、聞く

日本語に訳す

理解する

日本語に訳す

英語を書く、話す

という間接的な回路から、

英語を見る、聞く

理解する

英語を書く、話す

という直接的な回路になるように、そのような回路に慣れていきましょう。


以上になります。

最後までお読みいただきありがとうございます。

次回は「いざ渡英」で記事を書こうと思っておりましたが、これまでの傾向から、あまり需要が無い(?)かなとも思いましたので、そろそろ授業内容や学んだことをまとめようかと思っております。

まず「Pre-sessional Course」からです。


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