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【ゆるふわコラム】あなたの人生をだいなしにする「悩みの3大原因」とは?

あと1ヶ月足らずで2021年も終わり。コロナ流行が始まってからは2年間たつわけですが、私たちの生活や将来に対する不安はいっこうに解消されずにいます。

いつ自分がコロナウィルスに感染するかもわかりませんし、勤めている会社がコロナ不況による経営不振でリストラを開始するかもしれません。

そうでなくても、この閉塞した社会情勢の中でイライラした人が増え、職場での意見の衝突や人間関係の悪化が起こってくるかもしれません。

こうした中で私たちはどのようなことに気をつけて生活していけばいいのでしょうか。

「3つの大きな悩み」を避けるように行動してみる

ここまでの話でなんとなく想像できていると思いますが、人間の悩みは大きく3つに分けられると言われています。

人間の悩みの3大原因
・健康の問題
・お金の問題
・人間関係の問題

考え方を変えると、人間の悩みは究極的にこの3つしかないということ。

そこで、この3つにさえじゅうぶん気を使ってれば、日ごろの暮らしでまず困ることはないのです。

ですから、この3つについて不安を抱えているのであれば、今からでも全力で状況を良くするように行動することが大事です。

では、具体的にどのような意識を持って行動していけばいいのかを一緒に考えてみましょう。

健康:「治療」よりも「予防」にお金を投資する

みなさんは1年間で歯医者さんに何回行きますか?

歯医者さんというとなんとなく「こわい」というイメージがあり、たいていは「痛くなってから仕方なく通院する」という人が大半ではないでしょうか。

しかし、私たちも日頃は仕事や家事育児で忙しいですし、できれば医者にいかないで過ごせるようにしたいもの。

そのためにはやはり、治療するより予防する方に注意とお金を投入するようにしましょう。

私の経験で言うと、かかりつけの耳鼻科の先生に紹介してもらった歯科医で「歯周病予防プログラム」という施術を受け、歯に関する心配はまったくなくなりました。

1回の治療で約1時間、通しで全4回の施術となり治療費も全部で2万円ほどかかりましたが、虫歯で悩んでいる人からすれば、健康な歯というものはお金に代えがたいことがよくお分かりのことでしょう。

健康の問題に関しては、「治療」より「予防」。このことを常に頭に入れて普段から節制を心がけ病気の兆候があれば早めにチェックを受けるようにしましょう。

お金:固定費を減らし収入を増やす

入るを量り出るを制す」という昔からの言葉があります。

収入の額を計算し、それに応じて支出の計画をたてること。 穀物の穫り入れが済んだあと、過去三〇年間の収入を参考にしながら、「入るを量りて出ずるを為す」のが、その方法です。 ... 〔異形〕入るを量りて出ずるを制す/出ずるを量りて入るを制す。

コトバンクより

私事で恐縮ですが、自分はお金に関してまったくの「どんぶり勘定」で、入る額に応じた支出計画を立てるのが非常に苦手でした。

お金の悩みというのはこうした収入の額の把握と収入の範囲内で支出の計画を立てるということができていないために起こるもの。

お金の悩みが絶えない人は「収入の範囲で暮らす」ことから考え直していくくようにしましょう。

具体的には、毎月必ずかかってくる「固定費」をなるべく低く抑えることが大切。

3大キャリアによる携帯利用から格安SIMに乗り換えることで支出を減らしたり、自家用車を売却したりすることで毎月の支出を大幅に下げることが可能になります。

それと同時に入ってくるお金、つまり転職や副業による収入額を増やしたり、月によってまちまちな費用の比率をなるべく低くすることで手元に残すお金をなるべく多くするようにしましょう。

人間関係:気の合った仲間と居心地の良い場所で働く

人間は社会的動物と言われる通り、私たちは誰の世話にもならず一人ぼっちで生きていくことはできません。必ず社会に何らかの形で参加していくことが必要になります。

となればどうしても他者との関わりは避けることができないもの。

ひとりひとりがみな違った価値観と性格を持っている以上、当然意見の衝突や好き嫌いは発生してきます。

コロナ前までの世界ではそうした関係も何とかうまくやり過ごして生きていくしかなかったところもありました。

しかし、人と人との接触をなるべく避けるようにしなければならない今の状況と、ネットワークの発達によるリモートワークの普及で、自分と馬の合わない人や嫌いな仕事と無理に向き合わなくても良くなってきました。

これからは、自分が居心地のいいと感じる場所で気の合った仲間と一緒に心底打ち込めて長続きする仕事をライフワークにする時代になっていくでしょう。

「そうはいっても家族の生活もあるし、なかなか簡単に仕事や職場を変われないよ」という人も、人生100年時代を見据えて自分にとっての本当の幸福を求める生き方を真剣に考える時期なのではないでしょうか。

嫌な仕事や職場でこれらもずっと働き続けて消耗する人生を歩むのか、それとも心から幸福を感じられる人生を送ることを選択するのか。

幸せな人生を送れるかどうかは、ひとえにあなたの勇気ある行動にかかっています。

編集後記

心配性わくわく@HSPさんは「人生の悩みはたった3つと考えると気が楽になる」とおっしゃっています。

つまり、今回取り上げた3つの悩みを解消するには、マルチタスクで3ついっぺんに対処しようとせず、シングルタスクで1つづつしっかり取り組むのがいいということになります。

この際気をつけることは、日々の生活に振り回されて中途半端な方法をとることではありません。

一人になれる環境でじっくりと今の悩みを紙に書き出してみたり、パートナーと二人で真剣に話し合いをしてみることが大事。

そうやって自分の今の状況を冷静に分析し対処法を考えてみることで、もうどうしようもないとあきらめていた悩みも意外と簡単に解決の糸口が見つかるものです。

皆さんも今抱えている悩みをいつまでも放置しているのではなく、しっかりと自分と向き合って、自分はどんな人生を送りたいのかをこの年末に考えてみてはいかがでしょうか。



関西在住のWebライター/文筆家のタマゴです。私の書く文章があなたの人生を豊かにすることができていれば、ぜひサポートをお願いいたします。