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【ドラマde韓国語】感想文:愛の不時着(11):新たなる危機

海外ドラマ見てますか?最近はけっこういい天気が続いて、おウチにいるより外に出た方が気持ちがいいですね。

ただ、自粛や休業はいったん終了したものの、いったn海外ドラマの魅力に取りつかれると、なかなか離れられませんよね。特に韓国ドラマとか。

この記事では、「愛の不時着」第11話の見どころをざっくり3つ紹介し、「韓国語ひとくちメモ」でちょっとした韓国語を一緒に勉強していきます。

最近、韓国ドラマは再びブームになっているので、ストーリーや見どころについて書いているブログもたくさんあり、ちょっとした激戦区ですね。

同じ土俵でいまからブログを始めようとしても到底かなわないので、外国語大学で学んだ僕としては、ちょっとちがった角度から韓国ドラマについて書いてみることにしました。

基本的なスタンスとしては、あくまでドラマ+韓国語を楽しむことを第一優先にしています。これからもストーリーと韓国語豆知識を楽しめるようなゆるーい記事を書いていきますので、移動中やお暇な時にお付き合いくださると幸いです。

第11話のあらすじ

韓国に入ったジョンヒョクは、チョルガンがセリの命を狙っていることを告げ、自分のボディーガードとしてジョンヒョクを「雇用」する。

ジョンヒョクをかくまうため、とりあえず自宅に住んでもらうことにしたセリだったが、そこへ義兄のセヒョン・サンア夫妻が訪れ、セリの失踪の秘密をばらすと脅迫する。

一方、北朝鮮の警察に追われる身となったスンジョンは、ダンを利用することで追っ手から逃れようとする。

チョルガンがしかけた罠をやり過ごしてセリのもとに向かうジョンヒョクだったが、帰宅しようとするセリにチョルガンの銃口が向けられていた...。

「愛の不時着」第11話ここがイイ!

信じられない超人ぶりを発揮して韓国に入国したジョンヒョク。ジョンヒョクとチョルガンの息詰まる対決が楽しみな第11話のポイントを3つ上げてみます。

立場が逆転したセリとジョンヒョク

チョルガンからセリを守るために韓国に入国したジョンヒョクは、姿を隠すためにセリの家にかくまわれることになります。

ビジネスに無事復帰したようにみえるセリでしたが、兄弟から「失踪の秘密をバラして外を歩けなくしてやるぞ!」などと脅されることになりました。

そうした会話を聞いていたジョンヒョクは、いつものように言葉少なく、しかし大人の包容力を持ってセリを包み込みます。

いやぁ、いまどきこんな男どこ探したらおるんやろうか。惚れてしまうやろ~!やはり、「資本主義に毒された男ども」にはとてもできない芸当なのかもしれません。

セリの帰国に焦る義兄弟夫婦からのプレッシャー

セリの突然の帰国に驚いたセリの両親と義兄弟夫婦でしたが、そこは愛情でなくビジネスでしかつながっていない家族のこと。すぐに気を取り直して、何とかセリを排除しようとします。

父親も母親も、すでにセリを死んだものとしてことを進めているため、兄弟夫婦のあざとい物言いをとがめることもしません。

失踪中の出来事はすべて「入院していて覚えていない」とつっぱねようとするセリでしたが、スンジョンとの電話での会話を証拠として握られており、もはや打つ手なしのように見えます。

しかも、チョルガンからは命まで狙われているという状態。

みなさんがセリの立場だったら、この危機をどのように乗り切りますか?

そんな風に考えながら見るのも、このドラマの楽しみかたのひとつではないでしょうか。

第五中隊と「耳野郎」マンボクの韓国珍道中

総政治局長チュンリョルの指示を受け、ジョンヒョクを連れ戻すために韓国に送り込まれた第五中隊の面々とマンボク。

チキンの唐揚げに舌鼓を打ったり、サウナで心行くまでリラックスしたり、ソウルの夜景に心を奪われたりして、本来の使命を忘れそうになりそうな6名の表情がとても豊かで、笑わせてくれます。

しかし、北朝鮮とはあまりにも環境が違いすぎて、北朝鮮の軍隊で身につけたものが全く役に立ちそうにありません。

果たして、無事ジョンヒョクを連れて帰ることができるのか、ちょっと危なっかしいですが、見守っていくことにしましょう。

第五中隊&ジョンヒョクin韓国

今日は、「愛の不時着」第11話について感想を書いてみました。

ふたたびジョンヒョクと一緒になれたセリでしたが、問題や危機が次々と襲ってきて、心が休まる暇がありません。

親兄弟さえもが敵となってプレッシャーをかけてくるのですから、まさ死にたくもなるというもの。

そして、すっかり物見遊山気分になっている第五中隊のメンバーとマンボク。

これからの展開に期待しましょう。

韓国語ひとくちメモ:ダンのスンジュン周辺の人々

「ハングル文字では、左半分(上半分)が子音、右半分(下半分)が母音というのが基本」というザックリしたルールを以前お話ししました。

このルールを覚えておくと、少しづつハングル文字が読めるようになってきます。

引き続き、キャストの名前をハングル文字で見ていきましょう。

서단의 가족(ソ・ダンの家族)
고명은(go myeong-eun) : 어머니, 평양백화점 사장(母、平壌デパート社長)
고명석(go myeongseog) : 외삼촌, 명은의 동생, 원스타(叔父、ミョンウンの弟)
Wikipedia:사랑의 불시착より引用
単語
어머니(eo meo ni):オモニ(母)
외삼촌(oesamchon):エサムチョン(叔父)
동생(dong saeng):トンセン(弟)
평양(pyeong-yang):ピョンヤン(北朝鮮の首都)
백화점(baeghwajeom):ペクワジョム(デパート)
사장(sajang):サジャン(社長)

オモニはもう覚えましたよね。最初はこうした基本的な名詞を少しづつ覚えていくといいでしょう。

文法
昨日と同じ要領で「서단의 가족」を日本語にすると、「ソ・ダンの家族」ということになりますね。これを単語ごとに分解してみると、それぞれの意味が分かりやすくなります。

서단(Seo Dan):リ中隊長の婚約者ソ・ダンの名前。
의 (ui):【助詞】~の→名詞と名詞をつなぐ働きをする単語。
가족(gajog):家族。

その他のキャストや役柄のハングル語表示は、韓国版Wikipediaを調べるとよくわかって勉強になりますよ。日本語と英語のWikipediaも参考にするといいですね。

ウィキペディア
韓国語版:사랑의 불시착
日本語版:愛の不時着
英語版:Crash Landing on You

Google翻訳やウィキペディアで調べてみると、韓国語が少しづつわかってきて上達している実感がわきますね。

韓国ドラマのセリフがわかるようになりたい」と思うなら、やはりしっかりと基本から勉強したほうが、ドラマもより深く楽しむことができるのは間違いありません。

「いきなり一人で韓国語の勉強を始めてもどうぜ続かないし」とか、「自己流で始めると、正しい発音とかがわからなくて」と不安になりますよね。

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「愛の不時着」にハマったついでに韓国語も習得すれば、まさに一石二鳥。

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ほな、またあした。
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関西在住のWebライター/文筆家のタマゴです。私の書く文章があなたの人生を豊かにすることができていれば、ぜひサポートをお願いいたします。