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【武器になるライフスキル】超・健康マニア(2):(初級編)「8時間睡眠」と「入浴」で最悪の状態を脱する

豊かで幸福な生活を送るための必須のライフスキルをお伝えする「武器になるライフスキル」シリーズ。1月第1週(1/4〜1/8)の今週は「超・健康のトリセツ」と題して、わかっていながらなかなか思うようにならない「健康管理」や「体力増進」に焦点を当てていきます。マイナスのレベルから心身の健康回復と体力増進を達成することで、マンネリになった日常が光り輝く「黄金の日々」に変わることをあなたに感じてもらえればうれしいです。

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昨日、2021年最初の僕のエントリーをお読みくださったみなさん、ありがとうございます。

昨年から続く在宅勤務期間中の運動不足や、年末年始の生活習慣の乱れですっかり調子を崩した方も多いことでしょう。

今回のエントリーでは、そうした方々が悩んでいる「不健康な状況」をまずは「プラスマイナスゼロ」の状態にまで回復させるための具体的方法について詳しく説明していきます。

「睡眠不足」「血流の低下」が万病のもと

風邪や腰痛、肥満など具体的な症状として現れている人はもちろん、毎朝なんとなくスッキリとしない人がまず最初にすべきこと。それは「十分に寝ること」と「血の流れをスムーズにすること」です。

世界一睡眠が少ない日本人

日本人の睡眠時間は1970年から右肩下がりに減り続けています。

国際経済の調査を目的とした団体であるOECDの調査(16歳〜65歳を対象)によると、日本人の平均睡眠時間は7時間20分で、主要28カ国中でダントツの短さになっています。

これだけで驚いてはいけません。2019年に日本のブレインスリープ社が行った最新の調査では、日本人の睡眠時間はさらに短くわずか6時間55分という結果がでました。

また、精神科医の樺沢紫苑氏によると、子供の睡眠不足も大きな問題になっており、日本人の子供も睡眠不足が原因で疲れやすくなったりすぐにキレたりすることが多いとのこと。

その一方でパソコンやスマートフォンなどでインターネットやSNSを見る時間は増加しており、健康に深刻な影響を及ぼしているのは間違いありません。

血流が活発な人は健康値が高い

いっぽう、私達の体のすみずみまで行き渡っている血液の流れも、健康であるための重要なポイントです。

在宅勤務や学校のリモート授業などの影響で、普段から運動習慣のない人が通勤・通学がなくなってますまる体を動かす機会が少なくなっています。

暖かい季節ならまだいいのですが、これから冬の寒さが厳しくなり筋肉が固く縮こまってくると、さらに血流はとどこおりがちになります。

PCを見続ける機会が多くなったことで、眼精疲労が血流の流れが悪くなる原因の一つになっています。

それでは具体的に睡眠と入浴のしかたを改善する方法を見ていきましょう。

解決策1:寝室を整えてぐっすり眠れる環境を作る

ベッドに入ってもなかなか寝付けなかったり朝起きて熟睡した感じが得られない人は、まず寝室の環境から整備していく必要があります。

チェックポイントとして、次のような点に注意してみましょう。

【枕】
・高すぎると首に無理な力がかかってしまい、寝違える恐れがあるので低めのものを選ぶ
【布団】
・重めの掛け布団で寝ると、その重みで体の筋肉や関節が刺激され、指圧やマッサージと同じような効果がある

解決策2:シャワーで済まさずゆっくり風呂に浸

普段からお風呂に入るときに、時間がないから面倒くさいからといって、シャワーだけで済ませていませんか。

湯船に方までしっかりと浸かることで、全身の血流が活発になり新鮮な酸素が体の隅々までいきわたり体温の維持や老廃物を体の外に出す働きをしてくれます。

また、温熱によって筋肉の緊張がほぐれ、冬におこりやすいケガなども防ぐ効果があります。

じっくりと湯船に浸かって体を温めた後は、ストレッチで体を伸ばしておくと、寝付きがスムーズになり疲労回復に一層効果があるでしょう。

十分な睡眠と入浴を習慣づけて健康を取り戻そう

このように、日ごろからあまり真剣に考えることのない「睡眠」と「入浴」をしっかり行うだけで、こんなにも健康を改善することができることが実感できました。

仕事や勉強で常に高い成果・成績を修めている人は、必ず睡眠と入浴に気を配っています。

もっとも、西洋人だと日本人に比べて湯船に浸かる習慣は少ないでしょうが、健康で毎日元気に過ごしている人は睡眠と血流に気を配っているもの。

今日紹介した「入浴」で血流は活発になりますが、入浴が習慣化できた人は次のステップとして定期的な運動にも挑戦してみたいものです。

西洋の大富豪がホテルに止まる際にフィットネスジムのある大きなホテルを選ぶのは、かならずしも贅沢がしたいだけではなく、毎日必ず運動する習慣をつけているからなのです。

まず「睡眠」と「入浴」の習慣をしっかり定着させることで、日々の体のだるさやしつこい疲れから開放されるようになります。

睡眠と入浴について、コツをまとめてみました。

睡眠
・7時間〜8時間程度の睡眠をとり、心と体そして脳を十分休息させる。
入浴
ぬるめの湯にゆっくりと浸かり、
体の芯から温めることで血流を促進する。

さて、これまでなかなか真剣に健康管理に取り組んでこなかったあなた。大きなコストや大きな手間をかけずにできる2つの健康法を試して今すぐ倦怠感からオサラバするのか、それともズルズルこのままいってしまうのか。

ここまでエントリーを読んでくださったあなたなら、もう心は決まっているでしょう。

これから春にかけて寒さが厳しくなる季節、まかりまちがってもコロナウィルスに感染したりしないために、これまでいじめてきた自分自身の体をもっといたわって、免疫力と抵抗力を高めていきましょう。










関西在住のWebライター/文筆家のタマゴです。私の書く文章があなたの人生を豊かにすることができていれば、ぜひサポートをお願いいたします。