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【ゆるふわコラム】5月10日:英語学習がイヤになる3つの理由と、好きになるための勉強法について

こんにちは。最近、いよいよビール腹おじさん体型になってきた五十路MANです。

唐突ですが、みなさん英語は得意ですか?

「日本人は英語が苦手」とよくいわれていますし、私が「NHKラジオや洋楽を聞けば楽しく勉強できるよ」と話しても「いや、私はちょっと...」と口ごもる友達は実際多いですね。

でも、コロナ流行が長引いて仕事や生活がデジタルやオンラインになっていくなか、世界とのつながりがどんどんなくなっていきます。「私は海外関係の仕事じゃないから英語なんか必要ない」とはいっていられなくなりますよね。

でも、どうしても英語を勉強する気にならないのは、決して頭脳や意欲が劣っているせいではありません。

むしろ、受験中心の教育で無理やり染められた「間違った考え方」「効果の薄い勉強方法」にあるのです。

結論:英語を楽しんで続けられる方法で勉強しよう

まるで「修行」のような学習法だと決して長続きはしません。

まず、英語力アップにつなげるために、まずは英語学習についての誤った考え方を修正することが大事です。

日本人が持っている「英語学習に関する3つの誤り」をまず指摘しておきましょう。

その1:まず「知識の習得」から入ってしまう

日本の受験英語中心の教育に染まっているからか、まず「単語」と「文法」を覚えることから始めて資格を取ることが目的になっている人が多すぎます。

英語は使えてナンボなのですから、むしろ「スポーツ」と考えたほうが正しい考え方です。スポーツならば「練習を毎日する」「体に覚えさせる」というのは当然ですね。

加えて、自分の嫌いなスポーツを進んでやる人はいませんので、動画や洋画、洋楽など自分の好きなジャンルを選んで英語に親しむことが重要です。

理由2:良い点数や結果だけにこだわる

みなさんは「なぜ英語を身に付けたいのか」と質問されて、明確な回答を即答することができるでしょうか。

日本人の大部分は「大学に合格するため」や「難度の高い資格を取る」ことが目的になってしまっている人が多いので、進んで勉強する気持ちが湧いてこないのです。

楽しくて続けているうちに成長することが理想ですから、もっと勉強のプロセス、つまり目標にたどり着くまでの道のりを楽しむことを優先させましょう。

理由3:できるようになってから使おうとする

「失敗を極端に恐れる」という日本人の国民性のせいで、テストで良いスコアを取ったり難関資格を取得することを優先しがちです。

冷静になってかんがえてみるとよくわかるはずですが、自転車に乗れるのもおいしい料理を作るのも、すべて多くの失敗の経験があって成し遂げられるもの。

失敗が気にならないぐらい楽しいやり方をみつけて実行することが、なによりも近道となることは確実です。

体験談

わたしの経験を披露させてもらうと、英検準1級やTOEIC700点超えを実現するのにテスト対策ばかりをやったわけではありません。

英語がもともと好きでNHKラジオの英会話プログラムをオトナになっても聴いていたり、洋楽の歌詞をレコードに合わせて歌えるよう練習したりといったことが、回り道のようでいて英語力アップに一番効果のあった方法だと感じています。

僕が中学生だった昭和の時代には、スマホやインターネットはおろかCDさえもありませんでした。それを考えると、今の日本は外国語を学習するのに最高の環境が整っているといえます。

いまはYouTubeポッドキャストがありますし、ネットで海外ドラマも手軽に視聴することが可能です。どれでも自分に一番合った方法で英語に親しめばいいのです。

こうしたほぼ無料に近い教材を利用しない手はありません。スタディサプリなどの有料アプリもいいですが、まずはこうしたネットのサービスを使い倒して、常に英語にふれる環境をつくることから始めましょう。

結論:洋書・洋楽・洋画でもっと英語は楽しくなる

僕が中学生だった昭和の時代には、スマホやインターネットはおろかCDさえもありませんでした。それを考えると、今の日本は外国語を学習するのに最高の環境が整っているといえます。

いまはYouTubeポッドキャストがありますし、ネットで海外ドラマも手軽に視聴することが可能です。どれでも自分に一番合った方法で英語に親しめばいいのです。

こうしたほぼ無料に近い教材を利用しない手はありません。スタディサプリなどの有料アプリもいいですが、まずはこうしたネットのサービスを使い倒して、常に英語にふれる環境をつくることから始めましょう。

編集後記

今回の記事を書くきっかけになったYouTube動画と書籍をみなさんに紹介します。

まずは、元大蔵省官僚で経済学者、一橋大学名誉教授の野口悠紀雄先生の近著「『超』英語独学法」。

この本の中で、日本人がやらかしている「5つの間違い」について紹介されています。

1.学習目的がはっきりしない
2.英語にもいろいろな種類があることを知らない
3.英会話学校が万能だと思っている
4.英文を単語に分解して日本語で理解しようとする
5.英会話をするには話す練習が必要と考えている

僕としては言われてみれば「なるほど」と納得するものばかり(ただし5番は僕も予想しなかったポイントでした)。

いってみれば英語はいまだに「ファッション」と同じようなものと考えられており、「話せればカッコいいい」とか「就職に有利」という理由だけで勉強しているように僕には思えます。

もう一つ、僕が今日の記事を書くきっかけになったのは、わずか1〜2年で英語はおろか何ヶ国語も習得していまう「ポリグロット」とよばれる人たちの勉強法について解説しているYouTube動画です。

この動画を見ると、世界には母国語のみならず短期間で次々と外国語を習得している人がこんなにもたくさんいることに驚かされます。しかも、外国語の習得をとても楽しんでいるのです。

要するに、外国語の習得とは「いかに自分が楽しめる方法を見つけて実行するか」にかかっているということでしょう。決して「才能」「家庭環境」「持っているお金」とは関係ないことがわかるでしょう。

さあ、みなさんはこれでも英語を勉強する気持ちが湧いてこないでしょうか?もしちょっとでも「もう一回チャレンジしてみよう」という気持ちになれたのなら、いますぐにでもNetflixに登録したり、YouTubeで英語の動画を探してみましょう。

ちなみに、僕の好きな「英語字幕付きの感動動画」のチャンネルも最後に紹介しておきます。最初はぼーっと聴いているだけでもいいので、夜のリラックスタイムや土日の休みにご覧になってみてください。


関西在住のWebライター/文筆家のタマゴです。私の書く文章があなたの人生を豊かにすることができていれば、ぜひサポートをお願いいたします。