【五十路MAN日記】紙か電気か、それが問題だ

最近、なにかと心を悩ませる問題がある。それは、紙か電気かどちらにするか、ということだ。

個人的には紙に愛着があるが、電気式の方が便利なのには違いない。

SNSでフォローしている著名人などは、

「今後は紙はやめて、すべて電気式にする」

などと公言していることが多く、迷ってしまう。

紙にはやはり「味わい」というものがある。実際に手で持って感触を確かめることもできる。電気式でも「用を足す」ことはできるが、何か物足りない気もする。

紙独特の香りも魅力だ。あの匂いを嗅ぐと、懐かしいような、気持ちがホッとする感じがいい。

「そうそう、最近はジャスミンの香りのトイレットペーパーもあるし」
「ウォシュレットだと水が飛び散るし、そうすると結局紙で拭かなきゃなんない」だって?

いったい、何の話ししてんねん!僕が話してんのは、紙の本と電子書籍のことやがな。

結局、僕の結論は、紙の本か電子本もか、どっちかに絞る必要はないってことだ。

電子本は持ち運びが便利で、何千冊でも重さが気にならない。学校の教科書なんて、全部電子本にしてAmazon Kindleの形で生徒に配布したらいいんじゃないだろうか。

一方、紙の本は一覧性があって、バッテリー切れの心配がないし、いざとなったらブックオフで売って小銭に代えられる。

個人的には、置く場所さえ気にしなければ、まだまだ紙の本に親近感を感じる。休日の午後の過ごし方としては、お気に入りのカフェでページの感触を味わいながら読書したいもんだよね。

【追伸】
昨日だったかテレビを見ていて気になったのが「小学生が毎日背負うランドセルの重さ」についてのニュース。

YOMIURI ONLIN:重すぎるすランドセル、"リスク"も背負う子どもたち
http://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/ichiran/20171214-OYT8T50015.html

なんと、僕らが小学生だった1970年代から、何も変わっていない。おおかた40年も経過しているのに、紙の本しかないわけでもないのに、いまだに重っもい教科書を渡して、毎日学校に持ってこさせる。しかも学校卒業したら教科書はただ捨てられるだけ。

テレビのニュースの中では若いお父さんが言ってたことは「トレーニングのつもりでがんばってほしいですね」だって!トレーニングは体育の授業ですればいいだろうが。小学生で腰痛めてどうすんねん。

日本人の「現状維持」個々に極まれり!ですな。

関西在住のWebライター/文筆家のタマゴです。私の書く文章があなたの人生を豊かにすることができていれば、ぜひサポートをお願いいたします。