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【ドラマde韓国語】愛の不時着(6):離れられない二人

海外ドラマ見てますか?いちど病みつきになったらやめられないですよね。

なんだかんだであなたもどっぷりハマっているんじゃないですか?特に韓国ドラマとか。

きのうの晩に記事を上げるはずが、このドラマ最大のヤマ場とも言えるシーンの連続で、続けて7話も見てしまってブログ書く時間がなくなってしまいました。ええ、単なるイイワケです、ハイ。

この記事では、「愛の不時着」第6話のみどころをざっくり3つ紹介し、「韓国語ひとくちメモ」でちょっとした韓国語を一緒に勉強していきます。

外国語専門大学で勉強した私ですが、正直なところ韓国語は正式に習ったことがありません。

本気で韓国を勉強している方には、私の記事ではきっと物足りないことでしょう。

この記事の基本的なスタンスとしては、あくまでドラマを楽しむことを第1優先にしています。これからもストーリーと韓国語豆知識を楽しめるようなゆるーい記事を書いていきますので、移動中やお暇な時にお付き合いくださると幸いです。

第6話のあらすじ

平壌のホテルでセリと偶然鉢合わせしたスンジュンはセリと二人きりで話すため連れ出そうとするが、ジョンヒョクに追い返された上に、北朝鮮の亡命仲介者に捕まって暴行を受ける。

平壌のホテルにやってきたジョンヒョクの婚約者ドンは、ジョンヒョクがいつもセリと行動をともにしていることをとがめるが、ジョンヒョクは「結婚は予定通りすすめる」と言い、夜にホテルで両家の家族が集まる席にも出席すると約束する。

ジョンヒョクを執拗に追い詰めるチョルガンは、カネで雇った文化財泥棒をトラック部隊で暗殺した罪で尋問を受けていたが、儲けたカネで保衛部の上層部も抱き込み、逮捕・監禁から逃れることに成功する。

ジョンヒョクと彼の部下との「ピクニック」で別れを惜しんだあと、スポーツ団に合流するため車で空港に向かうセリだが、そこへあの「トラック部隊」が姿を現して...。

「愛の不時着」第6話ここがイイ!

さて、いよいよ「愛の不時着最大のヤマ場」がやってきました!ますます目が離せない第6話のポイントを3つ上げてみます。

妹の生存を知った義兄弟のたくらみ

セリが北朝鮮で生きているという情報をスンジュンから聞いた義兄セヒョンは、「キーピング事業」のブローカー、オ課長を自室に呼び出します。

これまでセリの創作活動を指揮していたオ課長は、セリ生存の話を聞いて「早く帰国させよ」と命令を受けるのかと思っていましたが、そうではありませんでした。

やはり、このあたりはみなさんも想像できるように、セヒョンは父であるジュンピョンの後継者として、邪魔者セリを帰国させないようにしていますね。

まあ、セヒョンはもともと「出来の悪い弟」という役柄なのでそれほど圧迫感はありませんが、何とも恐ろしいのは、妻である政治家の娘、コ・サンアです。

良く言えば「クール・ビューティー」なのですが、その冷たい視線と眉ひとつ動かさない表情が、いかにも政治家一家に育った人間という悪どい感じ...いや、いい味を出しています。

どこまでもジョンヒョクを追うチョルガンの執念

「暗殺トラック部隊」による謎の事故が多発したことで保衛部に尋問を受けているチョルガンのしたたかさが際立っています。

自分を厳しく尋問している監察局長を始め、捜査局長や国家保衛相などの北朝鮮の上層部にも賄賂をばらまいて、ついに釈放されることになったのです。

この、ひたすらカネと地位に執着するチョルガンの性格は、どこから来るのか。それが、この6話で少し明らかになってきます。

私も、発達障害とウツというハンディを持っているせいで、社会人になってから集団にとけこめず苦労しましたが、チョルガンは「路上生活者」から這い上がってきた男です。

その時の暗い記憶が、安定と安心を求めてどこまでも権力とカネを求める動機になっているのでしょう。

体当たりでセリを守ろうとするジョンヒョク

北朝鮮で「キープ」されているスンジュンが「第11課の女スパイ」セリと知り合いだと知ったチョルガンは、スンジュンも利用してセリを亡き者にしようとします。

独自に下調べを行い、トラック部隊事件の首謀者がチョルガンだと知ったジョンヒョクは、スポーツ団に合流するためにセリを車で送る第五中隊のグァンボム軍曹とは別に、密かに空港までセリを護衛していきます。

このあたりがすでに泣かせる設定ですね。好意を持っている素振りなど見せず、それとなく影から愛する人を守る。

私のような昭和世代独特の考え方かもしれませんが、「頼れる男の理想形」ですな。

いまの時代に置き換えれば、週刊SPA!の記事で「上司になってほしい男トップ3」に間違いなくランクインする役柄。シビレます。

まとめ:近づく心、離れる心

今日は、「愛の不時着」第6話について感想を書いてみました。

「結婚式の日取りを決めた」という事実でヒョンヒョクをつなぎとめようとするダン。

「ニセの婚約者」であるセリとジョンヒョクとの関係がどんどん親密になっていくのに対して、政略結婚とはいえ一度は結婚を誓いあった「本物の婚約者」ダンとの距離がどんどん遠くなっていくのは皮肉ですね。

「結婚式の日取りを先に決めてしまったらときめきがない」というダンの言葉は、ジョンヒョクの自宅のある村で食事をした時スンジュンに言われたセリフそのまま。

ゆくゆくはこの二人の間柄が発展するのではないかという想像が膨らんで、とても楽しみです。

あなたもよかったら、この記事についての「感想文」や「フィードバック」をお寄せください。とても励みになります。

韓国語ひとくちメモ:ハングル文字で書くキャスト名

ハングル文字では、左半分(上半分)が子音、右半分(下半分)が母音というのが基本」というザックリしたルールを以前お話ししました。

では、愛の不時着のメインキャストの名前は、ハングル文字ではどう書くのか見ていきましょう。

현빈(Hyeonbin):ヒョンビン(ジョンヒョク中隊長)
손예진 (Yejin
Son):ソン・イェジン(セリズチョイス社長ユン・セリ)
서지혜 (Seo Ji-hye):ソ・ジへ(音楽家ソ・ダン)
김정현 (Junghyun Kim):キム・ジョンヒョン(実業家ク・スンジュン)

ちなみに、ドラマのタイトルは、次のように表記します。

사랑의 불시착(salang-ui bulsichag):愛の不時着
・사랑(salang):愛(=love)
・의(ui):【前置詞】〜の(=of)
・불시착(bulsichag):不時着(=crash landing)

Google翻訳で調べてみると、だれでも簡単に韓国語の勉強ができますよ!

「韓国語を本格的に勉強したみたい」と思うなら、やはりしっかりと基本から勉強したほうが、ドラマもより深く楽しむことができるのは間違いありません。

「いきなり一人で韓国語の勉強を始めてもどうぜ続かないし」とか、「自己流で始めるると、正しい発音とかがわからなくて」と不安になりますよね。

NHKラジオ講座で語学学習すると、次のような5つのメリットがあります。

・リスニング:韓国人ネイティブの正しい発音を確認できる
・テキスト:1ヶ月分が1冊わずか495円、Kindle版なら418円と驚きの安さ
・習慣化:ラジオ放送で毎日15分、確実に聴く習慣が身につく
・メディア:CD、ウェブサイト、アプリといろいろな聴き方が選べる
・聞き逃し対策:NHKの
サイトで聴き逃がした放送をチェック

今日は6月2日でちょうど月の変わり目なので、あたらしい習慣を始めるにはぴったりですね!

「愛の不時着」にハマったついでに韓国語も習得すれば、まさに一石二鳥。
ゆくゆくは韓国語を使ったお仕事にもつながる可能性も高いです。

このタイミングを逃さず、ハングル講座をぜひ始めてみましょう!

ほな、またあした。
내일 봐요!

おまけ

私はどっちかというとドラマの背景やキャストの情報について知りたいんだけど」と思う方は、韓国情報をメインとして発信なさっているにってぃさんのブログ「Korean Room」が詳しくまとまっていますよ。


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関西在住のWebライター/文筆家のタマゴです。私の書く文章があなたの人生を豊かにすることができていれば、ぜひサポートをお願いいたします。