【発達障害のトリセツ】2月21日:挨拶の目的とIT弱者の日本人
2月21日(金)のまとめ
・挨拶は相手のためでなく自分のためにする
・IT企業の社員は必ずしもITに強いわけではない
・僕の服薬・断薬日記
・2月21日は「漱石の日」
【マナー】挨拶は誰のためにするのか
「挨拶はなんのためにするのか」と問われたら、みなさんはなんと答えるだろうか。
僕自身の体験から言える結論はひとつ、「自分を守るため」だ。
僕は子供の頃からまさに「豆腐のメンタル」の持ち主で、加えて極度の心配性。友達も少なく「うつ」になる素地を元から持っていて、自分のことは自分で守ろうという思いからこうした考えになったのかもしれない。
僕の考える「挨拶」とは、次の2つの「戦略的な意味」があるのだと考えている。
1.日本人が昔から大切にしてきた「美徳」
2.相手が怪しい人物でないかどうかを判別する「自己防衛」
1に関しては、日頃から自分を高めようと意識している人でないと思いが及ばないのではないだろうか。たとえ自分にとって「得」にならなくとも、困った人を助けたり人の役に立つことで「徳」を積むことは、まっとうな人間の生き方としてかなり重要ではないかと思う。
2については、治安の良い日本ではなかなか理解しにくい人もいるかもしれないが、海外諸国ではいろいろな人種がさまざまな考え方を持っているので、いつ危ない目に会うかもわからない。そこで相手の素性を測るために自分から挨拶して、気持ち良い挨拶がちゃんと帰ってくるかどうかで人となりを判断するのだ。
こうした2つのことに気をつけることは、善行を積んで良い評判を得るだけでなく、出会う必要のないイザコザを避け、回り回って自分を守ることになるはずだ。
次のサイトではまた違った視点から挨拶の重要性を解説している。これから新年度を迎えて新らしい職場や環境に早く慣れるためにも、「戦略的な挨拶」を身につけてみてはどうだろう。
【仕事】「IT企業の社員」がIT音痴だったことの衝撃
これまで約15年間、IT業界でカスタマーサポートとして働いてきたが、これほど衝撃だったことはなかった。
もちろん、好きなことを仕事にできている人は限られていることなどわかってはいるが、IT業界で働いているのに世界のITのトレンドの話をしてもまったく乗ってこない人がいるので、本当に驚いた経験がある。
例えば、最近はPayPayの大規模なプロモーションのおかげでキャッシュレスが日本にも全国的に広まりつつあるが、僕がいっしょに仕事したIT関連の人材紹介会社の人は、そういったことをまるで他人事のように相槌をうっていただけだった。
もっとも、僕の方がIT業界人としては異色だったのかもしれない。西暦2000年前後にパソコンやインターネットが普及し始めてから、務めていた会社でもパソコンを使って仕事をするようになっていた。
当時は、日本電気や富士通製のパソコンが市場のシェアを二分しており、ワープロソフトもジャストシステム社の「一太郎」が主に使われていた。
こうした社会情勢に影響を受けて一気にパソコンにのめり込み、雑誌を読み漁ったり自腹でパソコンを購入してソフトウェアの使い方を独学したりしてきたので、趣味が嵩じて仕事にしたようなものだった。
考えてみれば、それまで大学が外語大だったというだけで就職したメーカーの海外営業の仕事よりもずっと純粋で好きなことを仕事にできていたと思う。
最近では「会社に雇われることなく、起業して好きを仕事にしよう!」なんてネットで声高に唱えるインフルエンサーも増えているが、好きを仕事にするのはかなりハードルが高い。その覚悟があるなら、しっかりと準備をした上で、思いっきり突っ走ってみるのもいいだろう。
「好きを仕事にしたい」あなたには、こんな記事が参考になるかもしれないので、いちどじっくり考えてみてはいかがでしょうか。
【うつからの脱出】僕の服薬・断薬日記
たまっていた雑用や支払関連のこと、ブログ執筆などがたまっていたので、今日は仕事をお休み。しかし、昨夜寝るのが夜半になってしまったせいで、起床が8時30分になってしまった。コップの水の中にインクを落とした時のように、心の中に「罪悪感」がじんわりと広がってくる。
一般的にうつ病の人は朝が弱いので、それほどの大事ではないと言いたいところだが、僕の場合曲がりなりにも社会生活はできているし、服用している薬も少なく、返すべき債務も抱えているので、甘えたことは言っていられない。急いでスルピリドとロラゼパムを1錠ずつ服用して、気分を立て直すことにした。
今夜はきっちりと21時に就寝し、明日の朝は5時に起きる。早く「5時21時」のルーティーンを確立することが生活の質の向上と成長へのカギだ。
【朝】
・スルピリド:1錠
・ロラゼパム:1錠
【昼】
・服薬なし
【夜】
・スルピリド:就寝前1錠
【2月21日】今日は何の日?
本日2月21日は、国際母語デー、食糧管理法公布記念日、漱石の日、交通事故死ゼロを目指す日。この日の花は「梅」。花言葉は「忠実、高潔」です。
漱石の日
1911年(明治44年)2月21日、当時の文部省からの「文学博士」の称号授与を断ったことから、この日は「漱石の日」と制定されました。
夏目漱石は、「吾輩は猫である」「坊っちゃん」などの数々の著作を生み出した作家であることはよく知られています。
しかし、子沢山の母親が高齢出産で漱石を生んだことを悔やんでいたこと、養子や里子に出されるなど幸薄い幼少期に加え終生病気がちだったことが、執筆した小説にも色濃く現れています。
その一方で、学業に励み東京帝国大学へ入学、高等師範学校の英語教師となりました。その後は得意の英語で留学を果たしてイギリスに学び、帰国後は東京帝国大学で教師になるなど、周りからは「立身出世」の道をひた走っているように見えました。
しかし、英語教師になったころより神経衰弱や肺結核など心身の不調に悩まされ、高浜虚子のすすめで「吾輩は猫である」を執筆、好評を博し本格的に作家への道を歩むことになりました。
偉人や天才と呼ばれる人たちは、周りからは計り知れない苦労を背負っているものですが、夏目漱石も例外ではありませんでした。
漱石は作家としての人生を歩み始めてからは、世俗的な価値観から距離をおいて人生をゆったりと眺めようとする「低徊趣味(漱石の造語)」を描き、「余裕派」という称号で呼ばれることになったのです。
東京日日新聞創刊
1872年2月21日、日本初の日刊新聞である「東京日日新聞(現・毎日新聞)」が創刊されました。
実は、本当の日本最古の日刊新聞は1871年(明治3年)12月8日に創刊された「横浜毎日新聞」でしたが、1904年に帝都日日新聞に吸収され消滅してしまいました。
経営状態が芳しくなかったため、1911年に大阪毎日新聞に買収され、1943年に「毎日新聞」の名前に統一されました。
その後、1948年にいったん夕刊紙として復活するのですが、毎日新聞が夕刊を発行し始めたために競合が生じ、朝刊に変更したものの長続きせず1,955年には再び休刊となっています。
2月21日誕生日の有名人と性格
2月21日生まれの人の星座は「みずがめ座」、守護星は「天王星」、誕生石は「アメシスト」です。
この日に生まれた人の性格は「現実的」「創造性豊か」「調和重視」「謙虚」という言葉で表すことができます。
相手の気持ちを直感的に察知できる共感力の高さが際立っています。性格は穏やかで協調性があり、感受性が豊かです。
自分の個性を自分から表に出したりしない謙虚さがあるので、周りの人にその才能を知られることは多くありません。
素晴らしい創造性と素質を備えているのですが、他人に影響されやすく極度の心配性で何事も考えすぎてしまいます。
幸福で豊かな人生を送りためには、物事を悪い方に考えず「まあいいか」といったおおらかな気持ちで毎日を過ごすことが大切でしょう。
2月21日生まれの有名人
・明恵(華厳宗僧侶、1173~1232)
・大前研一(経営コンサルタント・起業家、1943~)
・酒井美紀(女優、1978~)
・菅田将暉(俳優・歌手、1993~)
・ソフィー・ターナー(英国女優、1996~)
編集後記
毎日noteを更新するようになってから、どんどん書くことにのめり込んでしまって、分量が増えてしまっています。
昼間は別の仕事をしているので、時間を確保するのがどんどん大変になってきます。
なるべく午前中に書ききれるように頑張っていますが、夜に仕事から帰ってから睡眠時間を削って書くことも多くなりました。
このままだと、電車に乗っているときも歩いている時もスマホで文章を書く「専業ブロガー」の仲間入りも近いのかもしれません。
でも、次のブログにあるように「ブログだけで食べていく」というライフスタイルは、かなり無理があるようなのでそっちには突っ走らないようにブログと会社仕事とをうまく両立しようと思っています。
それでは、また明日。
関西在住のWebライター/文筆家のタマゴです。私の書く文章があなたの人生を豊かにすることができていれば、ぜひサポートをお願いいたします。