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【武器になるライフスキル】超・健康マニア(5):「あり得ないほど低いハードル」から小さく始めよう

豊かで幸福な生活を送るための必須のライフスキルをお伝えする「武器になるライフスキル」シリーズ。1月第1週(1/4〜1/8)の今週は「超・健康のトリセツ」と題して、わかっていながらなかなか思うようにならない「健康管理」や「体力増進」に焦点を当てていきます。マイナスのレベルから心身の健康回復と体力増進を達成することで、マンネリになった日常が光り輝く「黄金の日々」に変わることをあなたに感じてもらえればうれしいです。

年が開けたと思ったら、今週もはや金曜日。猛烈な寒波で都市部でも軒並み氷点下を記録、今年初めての「冬日」だそうです。去年の夏はあんなに暑かったのに...って当たり前か。

さて、5日間連続でお届けしてきた「超・健康のトリセツ」もひとまず最終日。今週のシリーズは次のような内容でお送りしてまいりました。

【第1日】ココロの問題はカラダで解決しよう!
【第2日】初級編:「8時間睡眠」と「入浴」で最悪の状態を脱する
【第3日】中級編:「糖質フリー」と「良質の油」でカラダを作り変える
【第4日】上級編:「有酸素運動」と「筋トレ」でスーパーマンになる
【第5日】「あり得ないほど低いハードル」から小さく始めよう

健康回復を最優先に考えることの意味

今週は、何をおいてもまずは健康回復と増進が最優先事項であることと、そのための具体的な方法をお伝えしてきました。

2日目では「超・健康」の初級編として、日本人が圧倒的に睡眠時間が少ないこと、そして冬の寒さで筋肉が硬直し血流がとどこおりやすいことをあげて、「8時間睡眠」と「入浴による血流の促進」で体調を「マイナスからゼロの状態に戻す」ことについて説明しました。

3日目では中級編として、体に入った毒素を取り除くため「糖質」特に精製された白砂糖をやめ、良い油であるオメガ3(魚の油やオリーブオイルなど)の油を積極的に取るようにおすすめしました。

そして昨日の4日目には、さらに進んで「有酸素運動」と「筋トレ」によって、心と体両面の健康を確実に強化していくことをお伝えしました。

日本人は「自分との対話」ができていない

繰り返しになりますが、ここ10年で体調不良と病気に散々苦しめられた私からすると「日本人はなぜ健康のことをもっと真剣に考えて対策しないのだろう」と不思議に思います。

病気になってから医者に駆け込むよりも、事前に予防する方が治療も容易だしお金もかからなくて済むのです。

おそらく、毎日のお仕事や日々の生活にいっぱいいっぱいで、長い目で見た自分の人生をしっかり考えていないことが理由でしょう。

日本人は集団主義的な考え方が強いせいか、上司や先生など目上の人から言われたことを守ることに集中するあまり、長期的な視点や自分自身を見つめ直すことが欠けているように思います。

会社や家庭での責任を果たすことは大事ですが「自分はどんな人生を歩みたいのか」ということを日頃から真剣に考えていないと、周囲に振り回されたまま一生が終わってしまいます。

あなたの人生はあなただけのものです。あなたが誰よりも真剣に考えないで、いったい誰が考えるというのでしょうか。

「時間がない」を理由にせず自分のケアを行おう

世界有数の大富豪のであるビル・ゲイツ氏やウォーレン・バフェット氏でさえも、年に1週間程度の振り返りの時間を取ったり本を月に10冊以上も読んだりする時間を確保しているのです。

また、アメリカの大企業のトップはみな、朝起きるとまず瞑想をし体を動かすことから一日を始めます。どれだけ多忙でも、起きてすぐスマホをチェックしたりはしないのです。あなたがいつも口にしている「忙しくて時間がないから」という理由は、ただの言い訳でしかないことがお分かりでしょう。

健康回復や体力増進を習慣化するには、次のようなポイントが大事であることを思い出しましょう。

●失敗するのが難しいくらい低い目標から小さく始める
(例)
腕立て伏せを1日1回だけ行い、慣れたら回数を増やす
●今ある習慣にくっつけて始める
(例)通勤の際、エレベータを使わず階段を登る

バブル世代で発達障害、うつ状態の私でも、6ヶ月前から運動習慣を継続しています。深刻な持病のないあなたなら、すぐに始められるはずです。

今日があなたの人生で一番若い日です。今日からすぐに健康回復と体力増進で自分の人生を光輝くものに変えていきましょう。

編集後記

ここ数日で寒さが日に日に厳しくなっていますが、あなたの今の体調はいかがでしょうか。

個人的な話になりますが、私は暑さに強い一方で寒いのはからきしダメで、つい最近までは一度風邪をひくと3週間ぐらい調子が悪かったものでした。

適切な運動やサプリメントの他に、耳鼻咽喉科で行っている「上咽頭擦過療法(EAT)」がコロナウィルス感染や風邪予防、鬱病回復に効果があるとの研究結果が出ています。

正直いって「かなり痛い」のが難点ですが、鼻の不調(副鼻腔炎(蓄膿症)、後鼻漏、喉の痛み・セキ・たんなど)に悩んでいるのであれば、一度耳鼻咽喉科で相談してみることをお勧めします。

ほな、また次回。Have a good day!

関西在住のWebライター/文筆家のタマゴです。私の書く文章があなたの人生を豊かにすることができていれば、ぜひサポートをお願いいたします。