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エッセイ | マキシマリスト、ミニマリストに憧れてミディアリストになる

【ミニマリスト】必要最低限の物を持つ人
【マキシマリスト】お気に入りの物を持つことを妥協しない人
【ミディアリスト】ミニマリストとマキシマリストの中間

私はミニマリストに憧れていましたが、結局のところミディアリストに落ち着きました。
そもそもがマキシマリストに近い生活をしていましたが、片づけられない人であったため、部屋はとんでもない状況でした。

『片づけられない』には少し語弊があります。
元々住んでいた部屋が8畳ほどあり、収納も多かったためマンガや小説、CDやDVDなどをコレクションしていました。
次に引っ越した先は6畳しかなく、収納も以前の半分ほどしかなかったためギリギリ納まっている状況でした。
この部屋でも好きなマンガや小説、CDをコレクションしていったことで部屋のキャパシティが限界を迎えたわけです。
棚の上、机の上、最終的には床の上にまで物があふれ、物を捨てなければどうしようもなくなりました。

散らかった部屋は自分でも居たいと思えない状況で、その頃はなるべく部屋にいないような生活をしていました。
マキシマリストから片づけられない人に変貌したのです。

シングルタスク人間である私はあたまの中を整理したいし、家の中も整った状態にしておくのがベストでしたが状況は正反対。
正直、休んでいる気がしませんでした。
もう無理だと感じ、今より広い部屋を求めて不動産屋に駆け込み、その日のうちに契約をしました。

引っ越しの時に『次の部屋では物を溢れさせないミニマリストのような生活をしよう』と考え、生活に最低限必要な物と、再度購入することができない物を手元に残して全てを売却、捨てることを決意しました。
コレクションしていた書籍やCDはお気に入りを除いて全て売却し、引っ越し資金の一部としました。

結果として良かったのは自分に必要な物の選択をできたことです。
意外と不要なものが多く存在していたことに驚きました。
思い切って手放してみると、見えていなかった自分が見えてくるかもしれませんね。

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