MIXIの八丈島オフサイト、「新体制の開発組織を率いるメンバーで集まって、課題を出し尽くしたこと」が価値
Island and officeスタッフです。先日MIXIさんがI&O 八丈島を利用してくださったので、その時の様子をご紹介します。
現在MIXIさんでは、出社とリモートワークを選択できる「マーブルワークスタイル」を実施されています。12:00までにオフィスへ通勤できる範囲であれば全国どこに住んでもOK、部署によってはフルリモートもOKだそうです。
今回集まった皆さんは、週に何回かオフィスに出社しているそうですが、このメンバーで一堂に集まったのは初めてとのこと。CTOとCISOのおふたりは、この春に就任されボードメンバーに加わったばかり。開発組織を率いる新しい体制のこのメンバーで、これまでじっくり話す機会のなかった「パーパス」についてのディスカッションからスタートされていました。
開発組織のトップたちが「パーパス」について議論する理由
以下が、MIXIさんのパーパスです。
「MIXIらしい開発組織のあり方・技術戦略」を描く上で、改めてパーパスについて共通認識をつくる必要性がある。そういった考えのもと、最初のトピックに盛り込まれたそうです。結果的に分かったのは、「コミュニケーション」の解釈が何通りもあるということ。ポストイットでそれぞれが思うパーパスについて可視化したことで「スタートラインに立てた」とおっしゃっていたのが印象的でした。
また、普段は常時Slackと繋がっているみなさんですが、夕食の時間までSlackのことをすっかり忘れていたそうです。物理的に日常から離れたことで、日々の業務に引き戻されることなく、長期的かつ深い思考で議論に没頭できたようです。
議論を加速させるためのアイスブレイク
一旦休憩をはさみ、八丈島の自然や景色に触れるミニ観光に出かけたみなさん。1時間半という限られた時間でしたが、アイスブレイクの意図もあったそうで、日常を飛び出して普段の業務とは違ったアクティビティを一緒に楽しまれていました。八丈富士が噴火した際に海に流れ出た溶岩から成る「南原千畳敷」やヘゴシダをはじめとした亜熱帯植物が茂る「裏見ヶ滝」のミニトレッキング、八丈ブルーの海やウミガメを眺めながらの足湯など、大自然を目の前にして心が洗われたそうです。
ミニ観光で一息いれたあとは、I&Oに戻り、ディスカッションの続きを。アイスブレイクの効果か、皆さん、ディスカッションの熱量が高くなっているように思います。今度は、パーパスに含まれる「コミュニケーション」について。夕食の時間ぎりぎりまで議論されていました。
課題を出し尽くして深掘りした夜の時間
夕食中は、辛いものが大好きなCISO亀山さん(MIXI内の辛い物好き四天王だそうです)が、八丈島の島唐辛子を生のまま丸ごと食べて静かになってしまった場面もありましたが(笑)、仕事の話もそれ以外の話もたくさん話題に上がりました。取締役の村瀨さんが「久々にこのメンバーと仕事以外の話ができた」とおっしゃっていたのが印象的でした。
ごはんを食べ終わってからは、また自然と集まりPC片手に話をすることに。静かな八丈島の夜と共に、ゆっくりと時間が過ぎていきます。
「集まる機会」を作れたことが一番よかった
翌日は、朝から本題の「開発組織・技術戦略」についてのディスカッションとまとめに入られていたようです。前日のパーパスについて共通認識をもてたことで、3時間という短い時間でしたが、現状課題を一気に出し合い、それぞれ深掘りしながらまとめていく時間を過ごされていました。日常業務が忙しく且つオンラインの環境下では、じっくりと一つ一つの事象についてみんなで向き合う時間が取れないもの。課題を出し尽くし、今後も継続して話すべきことがクリアになったことも、今回のオフサイトの成果だったそうです。
今回よかったこととして、「このメンバーで集まったこと」を最初に挙げられたみなさん。普段は超多忙でスケジュールを合わせるのも大変な皆さんですが、場所を八丈島という日常生活からは離れた環境に振り切ったことで膝を突き合わせて集中して議論でき、現在の課題、今後議論し続けていくべきことなどがクリアになったとのことでした。今後は、社内でも色々なI&Oの活用を計画していかれるそうです。
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